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土日全共を見に行っていました。

2022-10-09 22:58:23 | 日記

土日、鹿児島全共を見に行った。

現地にいたのは2日併せて6時間ぐらい。

審査を見たのは、知人が出ていた日曜の3区のみ。

今年も、たぶんほぼ全頭、牛の鼻を持って(人為的姿勢で)審査を受けていました。(岡山の人がどうしていたか未確認)

審査員もそれをとがめることはありません。

 

審査について思うことを5年ぶりに、また書きます。

5年前は人様のブログへのコメントでしたが。

 

牛ではなぜ鼻を持っての人為的姿勢で審査するのかなと思います。

馬術用語にはセルフキャリッジ(自得姿勢姿勢)という言葉があり、その状態でないと審査得点が上がりません。

手綱でコンタクトを取っているので、自然の馬の姿勢とはいいませんが、引っ張り上げて作った姿勢ではありません。

馬の生まれ持った姿勢と、その後のトレーニングでできた筋力によって、いい意味で人の指示した緊張感を、自分で自分の頭と首を支えているのです。

その状態で初めて、しなやかで力強い動きができるのだと思います。

 

牛でも耐久性を見るためにはこの感覚は必要だと思います。

牛の背線や頭の位置の保持力が耐久性を示すものと思うのですが、鼻を人がつかんで頭の位置を保持していたのでは、そこが確認できないと思います。

北海道ではそのような審査になるといいのですが。

 

5年前の全共3区の岡山の牛は、鼻を持たずに、鼻にくくった綱を鼻先から1m以上離れたところを持って、牛の自然に近い姿勢で審査を受けていました。

静止状態の保持や緊張感の持続のために、綱を揺すっていましたが、綱を引っ張ることはありませんでした。

この状態が受けるべき審査の姿勢だと思いました。

 

 

 

 



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