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2023/08/09 今日も猛暑日。 国の家畜改良事業団新規種雄牛選抜と種雄牛ゲノミック育種価更新。 福勝鶴、銀恣はどうなった。

2023-08-09 17:36:51 | 種雄牛 ゲノミック
今日も猛暑日、今日もいい風。

国の家畜改良事業団の新規種雄牛が発表された。
それに合わせて、そのために、種雄牛のゲノミック育種価が更新された。

福勝鶴、銀恣の他4頭新規選抜された。
これらの牛の検定最終成績で想像していた私のイメージと実際出たゲノミック育種価に少し乖離があった。
具体的に言うと、福勝鶴や銀恣のBMSゲノミック育種価はもっと高いと思った。

福勝鶴のG育種価のBMSは福之鶴に近い値かと思ったが、かなりの差があった。
正直これが出る前は、以下を思い、福勝鶴が出たら、福之鶴の居場所がなくなるのでは?と思っていた。

福勝鶴は福之鶴を大きく凌ぐ枝重と福之鶴に引けを取らないBMS、によって福之鶴の利用価値が見いだせないと予想

福之鶴はBMS、脂肪の質で福勝鶴と住み分けることになりそう。


銀恣のG育種価の枝重、BMSは、福勝鶴に近い値かと思ったが大きな差があった。
銀恣にとってBMS値は、ちょっと厳しい結果。


やはり、検定成績値だけで判断するのは不安定ということか。
所詮、半分は母方の影響。

いろいろな地域の検定結果が好成績でニュースになるが、かなりが消えていくというのは、検定用肥育牛に良いメスの子を揃えて良い成績を出し、無理やり成績を押し上げているのだろう。
そのため、育種価を計算すると、ニュースになった種雄牛は育種価的(実際供用されてからの成績)には並の種雄牛ということになってしまっているのだろう。
私はこれをサラブレッド方式(有名種牡馬SS方式といいたが、)と言っている。
サラブレッドは多くの低賞金獲得馬を出しても年に数頭G1馬(同一馬でもよい)が出れば良い(夢を買う)システムだが、
和牛はより平均値の高さを求めるので、サラブレッド方式では困る。
検定成績に合わせて育種価も公表してもらいたい。
具体的値が無理ならHABCD表示でもよいので。
農家も困るが、本当なら検定主催者はもっと困るはずなのだが、目先の数値だけに気を取られすぎているように思う。