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2023/05/01 青刈り開始

2023-05-01 16:36:08 | 飼料
今日からイタリアンライグラス(品種あかつき)の青刈り給与。
青刈りなので、肥料は少なめ、生育ステージもおそめ。
硝酸態窒素がこわい
4月下旬が低温だったので、少し遅くなった。
成牛への給与なので、開花期頃を目安に。
あかつきは極早生、出穂揃か開花極初期。
草丈は130cmほど、よく伸びたが、一部倒伏。
今後、早生ライジン、中晩生ジャイアントと続く。





繁殖牛に筍を給与した。

2023-04-21 15:40:46 | 飼料
我が地域もタケノコシーズン。
我が家には筍が生える竹藪は無いが、我が家の裏の荒地の境界に隣の家の竹藪(自家消費レベルの筍生産でほぼ放任)がある。

竹は地下茎を伸ばしてどんどん自己エリアを増やす性質があるので、我が家の荒れ地にも生えてくる。2~3本は食用にするが、他は何回か切り倒す
でないと竹藪になってしまい、手がつけられなくなってしまう。
切った筍は1m程度のものまでは、牛に給与することがある。

今朝、10本切ったので牛舎に持ち込んだ。
合計20kgチョイあった。




鎌で適当に切り、成牛20頭に給与した。
長い筍の地際部分は少し固いので、踏み潰し、適当な大きさにした。

3頭は匂いを嗅ぐのみ、1頭は少し食ったがその後食べず。
他の16頭はそこそこ~がつがつ食べた。(個体差はかなりある感じ。)
8割の牛が食べた。



今日はおやつがわりで、牧草給与量はいつも通りだった。
筍は皮も茎(タケノコ)も水分80%程度、乾物中の粗たんぱく質20%程度と記憶している。
粗たんぱく質だけなら、アルファルファ乾草レベルあることになる。


極早生イタリアンライグラスが出穂し始めた。

2023-04-06 20:45:43 | 飼料
我が家では、大家さんの田でお付き合い程度飼料作物を栽培している。
今年はイタリアンライグラス、キビ(発注依頼中)、秋作エン麦の予定。

イタリアンは昨年11月に播種した。
我が家は、青刈り利用なので、品種の早晩性をできるだけばらつかせている。
今年は極早生、早生、中晩生の3品種なので、、3週間ぐらい刈り取り適期がつづく。

イタリアンの極早生品種あかつきが出穂し始めた。
出穂はまだ1%に満たないが、止葉はたくさんでている。
繁殖メス用で使うので、栄養価よりも嵩(乾物)重視。
なので開花期以降の刈り取りで計画、この発育なら、2週間後にはもう刈り始めているだろう。

繁殖用自家配作成と市販子牛濃厚飼料へビートパルプを追加配合。

2023-03-02 15:55:16 | 飼料
我が家は繁殖用濃厚飼料は自家配合。
1回に20~30kg程度混合できる飼料配合機がある。
繁殖用自家配は嵩高いフスマ主体なので、1回の作成量は20kg前後
、我が家の1日分使用量に近い。(その時々の分娩前後の頭数により大きく左右されるが。

自家配には、フスマ、圧片トウモロコシ(又は古米やそれらの混合物)、生菌材(ハイビタコーゲン)、ビタミン・ミネラルのプレミックス(ゼノアックの明日への元気)、Ca資材(ハイコロイカル)、並塩、重曹、セレン資材(セレクロE)を使っている。
フスマが多いので、尿石症になりやすいオス子牛があまり食べないようにする配慮が必要。
フスマは他の飼料に比べ安価なので、20kgずつ作っていても、市販繁殖用飼料との価格差を考えると十分配合労賃がでている計算になる。

授乳期の給与量で、ほぼ塩分が充足するようにしているので、妊娠後期や維持期では、塩分が不足するので、別途塩の給与が必要。

我が家では、いわゆる鉱塩は牛毎の消費量にすさまじい差があるので使っていない。
塩も自家配合で
濃厚飼料の上に振りかけて(混合)給与している。
8割程度を並塩にして、繁殖用の材料のうち穀類、粕類を除いた材料で自家配塩を作成している。


私は市販子牛配合飼料はリンがかなり高濃度で、飲水量が少なくなる冬期の去勢子牛には尿石症の危険が高いと思っている。
リンは必須栄養素で飼料袋には表示されているが、「0.35%以上」のように以上表示で実際濃度は不明である
リンは搾乳牛以外の多くの牛では不足することはほとんどない。
それよりも、リン含量が非常に高い粕類を使うと尿石症リスクが高くなる。
個人的には0.6~0.7%前後になっているのでは?、と思っている。(米ぬか類やフスマの配合割合が多いものはもっと高くなる。
なので、リンがほとんど含まれていないビートパルプを追加配合で、尿石症リスクを軽減している。
その配合割合は、市販配合20kgに対してビートパルプ5kgとかなりの量を入れている。
これでも、リン濃度は2割減少程度にしかならない。
ただし、ビートパルプは嗜好性がよいとは言えないので、飼料給与量がその個体にとって過大になると残し気味になる。
また、単味飼料としては高価なので、飼料費節減にならない。

繁殖用飼料、子牛追加配合ともに7回ずつ配合した。