問題 51 入浴介助について、適切なのはどれか。
1 浴槽に入る前、肩からかけ湯をする。
2 下半身から順に洗う。
3 全て介助で洗う。
4 浴槽から出るときはゆっくり立ち上がる。
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・正解 4
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・正解 4
1 浴槽に入る前、心臓から遠い足元からかけ湯をする。
2 髪から順に洗う。
3 全て介助で洗うわけではない。
4 浴槽から出るときはゆっくり立ち上がる。
問題 52 静脈血採血について、適切なのはどれか。
1 21~23 G の針を使用する。
2 採血位置より 3 cm 心臓側で駆血する。
3 針の刺入角度は 30~45 度である。
4 採血後は穿刺部位を 1 分間圧迫止血する。
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・正解 1
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・正解 1
1 21~23 G の針を使用する。※ 21G (0.8 mm), 23G (0.65 mm)
2 採血位置より5~10 cm 心臓側で駆血する。
3 針の刺入角度は 15~20 度である。
4 採血後は穿刺部位を 5~10 分間圧迫止血する。
問題 53 摘便について、適切なのはどれか。
1 右側臥位で行う。
2 潤滑油は不要である。
3 患者に口で呼吸するよう声を掛け、示指をゆっくり挿入する。
4 便意を感じても腹圧はかけないよう言う。
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・正解 3
1 左側臥位で行う。※左側臥位にすることでS状結腸が左側に振れ、損傷のリスクが軽減される。
2 潤滑油は必要である。
3 患者に口で呼吸するよう声を掛け、示指をゆっくり挿入する。
4 便意を感じたら腹圧はかけるよう言う。
※摘便=肛門から指を入れ、大便を摘出する医療行為(介護士ができない)
問題 54 胸腔穿刺について、適切なのはどれか。
1 体位は腹臥位とする。
2 無菌操作で行う。
3 穿刺時、深呼吸を促す。
4 頭痛・嘔吐の症状を観察する。
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・正解 2
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・正解 2
1 体位は座位で体幹を少し前傾させる。
2 無菌操作で行う。
3 穿刺時、深呼吸をしないよう指示する。※深呼吸すると針が肺に刺さる恐れがあるため
4 呼吸状態・疼痛・出血などの症状を観察する。
※胸腔穿刺=胸水検査を行い、胸膜・肺・胸部臓器の異常を調べる
問題 55 赤血球製剤の輸血について、適切なのはどれか。
1 交差適合試験の結果を確認する。
2 成人では 22 G の静脈留置針を準備する。
3 血液バッグに輸液セットを接続する。
4 輸血開始後 1 分間は患者のベッドサイドを離れない。
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・正解 1
1 交差適合試験の結果を確認する。
2 成人では 20 G の静脈留置針を準備する。
3 血液バッグに輸血セットを接続する。
4 輸血開始後 5 分間は患者のベッドサイドを離れない。
※赤血球製剤=血液から血漿、白血球および血小板の大部分を取り除いたもの
交差適合試験=輸血による副作用を防止するための検査
問題 56 ジェットネブライザーを用いた吸入時の看護について、適切なのはどれか。
1 仰臥位で実施する。
2 深くゆっくり呼吸するよう促す。
3 薬液は肺胞に到達する。
4 吸入後、含嗽をしないよう説明する。
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・正解 2
1 座位で実施する。※胸部を十分に開き、肺を拡張するため
2 深くゆっくり呼吸するよう促す。
3 薬液は肺胞に到達しない。 ※超音波ネブライザーを用いると可能
4 吸入後、含嗽をするよう説明する。
※ジェットネブライザー=空気圧を利用して吸入薬を細かい霧状にして噴出するタイプ
問題 57 創傷治癒過程で最初にみられるのはどれか。
1 炎症期
2 止血期(血液凝固期)
3 増殖期
4 成熟期
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・正解 2
※創傷=皮膚・皮下組織などの損傷のこと
創傷治癒過程=血液凝固期
炎症期
増殖期
成熟期
問題 58 60 滴で 1 mL の輸液セットを用いて 8 時間で 500 mL を投与する場合、 1 分間の滴下数に ついて、適切なのはどれか。
1 16 滴
2 21 滴
3 31 滴
4 62 滴
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・正解 4
計算 60滴×500mL=30000滴 総滴下数
8時間=60分×8=480分 総時間(分)
30000滴÷480分=62,5(滴/分)
ポイント 総滴下数を出して時間(分)で割る
問題 59 罨法の種類と病態の組合せで、適切なのはどれか。
1 温罨法ー炎症の急性期
2 温罨法ー循環不全
3 冷罨法ー慢性疼痛
4 冷罨法ー便 秘
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・正解 2
1 冷罨法ー炎症の急性期
2 温罨法ー循環不全
3 温罨法ー慢性疼痛
4 温罨法ー便 秘
※温罨法=温熱刺激を体の一部に与えて、血液やリンパ液の循環促進、筋肉の緊張や疼痛の緩和など
冷罨法=寒冷刺激による急性疼痛の緩和、止血、熱の放散など
循環不全=体全体に血液を巡らせる機能が急激に低下
問題 60 浣腸について、正しいのはどれか。
問題 60 浣腸について、正しいのはどれか。
1 バリウム浣腸は排便を促す目的で行う。
2 実施時の体位は患者の希望に沿って行う。
3 カテーテル挿入時は口呼吸を促す。
4 カテーテル挿入の長さは 7 ~ 9 cm である。
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・正解 3
1 グリセリン浣腸は排便を促す目的で行う。
2 実施時の体位は左側臥位で行う。※注入した浣腸液がS状結腸などに届きやすい
3 カテーテル挿入時は口呼吸を促す。
4 カテーテル挿入の長さは 4 ~ 5 cm である。※日本看護技術学会
<おことわりとお願い>
解説者は医療実務に関してはド素人です(正看の過去問4513問を2か月間で解き、ノート8冊にまとめました。 その後准看の勉強を開始し、現在ノートは14冊目。)!
また、本試験に記載の漢字の読みがなは、省略している場合があります。
自信がない解説には?をつけています。
その他、誤解も多いかも知れません!
疑義がある場合は、教科書などで、ご自身でお調べ願います・・・!
※お知り合いに准看試験受験の方がいらっしゃいましたら、当ブログをご紹介願います!
◎本ブログは収益化していません(ぺこり)!