YouTubeのソ・テジ公式チャンネルの動画第一号、「ソ・テジ(ご尊顔)版Human Dream」のミュージックビデオを見ていると、なんだか中学生みたいにカワイイ38歳だな、と思う。
中学時代のテジのこと、「ソ・テジ15周年NAVER記念館」(HP)に載っているのを知らなかった。上のイラストは、そのページから借りてきたもの。
テジ君の15,000ウォンのベースギターは、アンプがなくて直接ステレオコンポに接続されている。1985年にしてすでにパソコンを持っている。
部屋の壁には、「グループサウンド 空の壁」の落書きがあり、説明文には:
「空の壁:岩壁の傾斜が垂直を越え、一部が張り出した大きな岩のこと」と書いてある。つまり登山用語でいうオーバーハングとか、前傾壁のことだったのか。
江原道の龍華山(ヨンファ)山には、「空の壁(ハヌルビョク)」という岩場まである(写真はこの方のブログを参照)。
しかも、中学生バンド「空の壁」の練習場所として、「ソウル 昭格洞(ソギョクトン)60番地10号、チョン・ヒョンチョルの韓屋の玄関横の部屋」と書いてあるではないか。
中学の時は、嘉会洞(カフェドン)から西隣の昭格洞に引っ越してたのか。知らなかった。同じ北村(プクチョン)地区とはいえ、国際ギャラリーの裏手あたりである。また行ってこなくちゃならない(笑)。
このNAVERの15周年記念サイトには、テジの少年時代の自筆ノートのギャラリーもある。(ここの右上の「4.태지's WRITE」をクリック)。テジフォントとはぜんぜん似てない下手くそな字(すみません)で、尹東柱(ユン・ドンジュ)やポール・エリュアールの詩から、アッシジの聖フランチェスコの「平和の祈り」、タルムードの引用まである。
このサイト、2007年12月からあるのに、初めて見た。
「ザ・メビウス」をX回(これは秘密だそうである)観に行かれたI さんからは、初めて見る写真をいただいた。(I さん、ありがとう~*^^*)
江南の論峴洞(ノンヒョンドン)にあるソ・テジビルの最寄駅、地下鉄2号線の駅三(ヨクサム)駅の壁。なんと駅番号は、221だったんですね。まさかこの数字のためにあの場所を選んだとは思えないけど、あの人のすることだから、わからない。
いっそこの緑のタイル、チョルピンク色に塗り替えたらどうでしょう?
こんなにテジ研究が進んでる!!
この、naverのHP、行ったことがあるんですが、写真をちょっと眺めただけで、全然ちゃんと見てませんでした。すごい、ありがとうございます。
尹東柱の詩、確かにありますね。茨木のり子さんの本の中にも出てきましたよね。今度読んでみようっと。テジ君、文学青年だったのかな?それとも韓国では詩がポピュラーなんでしょうか。
おっ、「空の壁」活動の住所もあるんですね。(私は見つけられませんでした)次回の韓国旅行の楽しみができました~。
本当にこの、中学生時代のイラストも今も大きな変化はないようですね。(笑)では~。
見えてないもの、見てないもの、いろいろあって、わたしの目は節穴だ~と思うことしきり。
テジが尹東柱の作として引用している「手紙(ピョンジ)」という詩、手元の『尹東柱全詩集』(伊吹郷訳、2004第2版、影書房)に入ってないので変だなあと思ったら、歌手のアン・チファンが「ピョンジ」という曲でこの詩を歌っていて、その時に「尹東柱作詞」と紹介されたものの、本人の作であるかどうかは確かではないようです。(どうも違うらしい)
テジが「文学青年」だったとは思えないけど、自筆メモには愛の詩が多くて、なんだか微笑ましいですね。名前が書かれてなくても、ルー・サロメやウィリアム・ブレイクの詩の引用もあって、愛について思い悩む思春期の香りが漂っています。もしかして彼女にプレゼントしようと思って集めた詩なのかな。
このサイトにある、「空の壁」がトゥルグックァの曲を練習しているテープの録音、今は「準備中」で聴けなくなってるけど、以前は聴けたんでしょうか?聴いてみたいですね。
卒論になりそうですね~
テジ君がエリュアールを読んでたなんてビックリ。元夫が卒論で選んだ詩人です・・・。ちょっとフクザツな気分。
韓国は詩を愛する国ですねえ。
詩画(詩に絵をつける)のコンクールが学校であるとか、聞いたことがあります。
テジ君は中学生のときの気持ちを今も大事にしているのでしょう。
うちの息子(中2)や生徒たちを見ていると
つくづく胸がキュンとなる時代だと感じます。
今頃、YouTube見てきました~。再生回数がすごいですね!
そして、「空の壁」の練習場所の住所が出ているなんて、いつか行ってみたいですが、
もし建物が現存していたら、延世大前の家の壁のように落書きだらけなのではと、ちょっと心配になります。
今日は、メビウス釜山から1周年なのです~。
メビウスのプレイリストを再生して楽しみます♪
わっ、「卒論」とはなつかしい響き。今時の大学には、ソ・テジで卒論を書く人もいるのかな。
エリュアール、不思議な縁ですね。テジ君はシュルレアリスムの研究でもしてたんでしょうか。
テジ君が引用している「ぼくら二人Nous deux」という詩、原詩だと思春期の恋のシンプルな幸福感を感じるんですけど、「信頼」が主題になっている韓国語訳には、ちょっと違和感が。
>詩画(詩に絵をつける)のコンクールが学校であるとか
わあ、すごいですね。詩集がベストセラーになるというし、詩が好きな国民性なんですねえ。
ちまねこさんは、中学校時代のテジ君を息子さんや生徒さんを通して感じてらっしゃるのかな。わたしは高1の息子を見ていると、この年で社会に出たテジ君はすごいなあと、つくづく思います。
お写真、ありがとうございました!
ほんとうだ、YouTubeの再生回数、テジのMVとしては異例(?)の23万回を越えてますね^^
昭格洞の住所が公開されているのは、わたしの想像ですが、すでに建物が取り壊されて存在しないからではないかと思っています。
ほんとうに、延禧洞の家の壁の落書きは、テジのファンであることが恥ずかしくなるくらい、ひどかったですね。
今日はメビウス釜山1周年なんですね~
なんか休止期間なのに、ここのところのテジ、やたら存在感がありますね。
おかげでなんか忙しいんだよなあ~