コトバのニワ

出会った音やコトバのことなど

結婚おめでとう

2013-05-16 | ソ・テジ

ソ・テジ様
昨日は突然のニュースにびっくりしました。 結婚おめでとう。 
写真は満開のエゴノキの花の蜜を吸うミツバチ。 

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一夜明けて、なぜか朝からずっと頭の中で♪ミックスジュース、ミックスジュース、ミックスジュース…が鳴っている。(「おかあさんといっしょ」の「ぼくのミックスジュース」ですよ。みんなミキサーにぶちこんで…こいつをググッと飲みほせば、っていうやつ) 
Bermuda[Triangle]の最後でイ・ウンソンが作るミックスジュースが怖いからかな。テジがミキサーにかけられませんように。

 


「ソ・テジ8集 398日の記録」を見る

2012-08-04 | ソ・テジ

 タイミングよく週末に届いた「ソ・テジ8集 398日の記録」。
 この2週間、根をつめて仕事した後だったので、神様の贈り物のよう。なんだかチョコレートの箱みたいだ。正三角形の箱に円盤形のディスクは、<Bermuda [Triangle]>の「三角円」のつもりなのかな。
 一緒に写真に撮った2009年ETPのTシャツは、ETPのリハでテジが着ていたもの(ディスク3)。わっ、唯一のお揃いだ!と思って引っ張りだしてきました。お揃いがこんなにうれしいとは知らなかった。

 8時間半、一気に見ようと思ってたけど、金曜夜は1枚目の途中で挫折。2008年ETPの、初めて見る映像で気分は最高潮(イントロのところはこんなに胎児が写ってたんだね~)、<必勝>で一緒に歌い出すくらいノッてたんだけど(ここでディスクが終わってくれるとよかった)、いかんせん、シンフォニーのロイヤルフィルの映像が延々続くところ(T'IK T'AK Fantasia)で眠くなってしまった。シンフォニーは別にDVDがあるんだから、あんなに曲数要らないなあ。(でもディスク2の城南フィルは、シンフォニーDVDの時は見劣りすると思ってたので、逆に今回、見直しました。選曲のせいかな。テジの衣装もこっちのほうが好き。)

 で、今朝からまた続きを。今度は一気。
 今日の見どころは、やはり映像ではまだ見たことがなかったワームホール公演と、2009ETP(感涙もの)。
 ワームホールの冒頭、テジが<Juliet>を歌いながら出てくるピラミッドが、「墓から復活の2000年のファラオ」というコンセプトで、テジの「墓」だったとは知らなかった。ヨジョとチャン・ギハが出てきたのもなつかしかったな。ワームホールが3D映像になるとかいう話が昔あったけど、結局流れたんだろうか。チェックのジャケットのせいじゃないだろうか。
 それにしても、シングル1とシングル2ではテジの顔が全然違う。

 COMAとREPLICAのミュージックビデオを全編見るのも、初めて(ここまで先延ばししたのはすごい)。REPLICAのアニメはまた、意味わからん。そもそも8集はいろんなものが詰め込まれすぎて、いったい何がテーマだったのやら。
 今回もアートワークを担当しているDAY-Zが、インタビュー(ディスク3)で「8集のコンセプトはメビウスの輪」と言ってるけど、「太初の音」とか「自然への回帰」もあったし、旅行やミステリーや陰謀論だとかも言ってたっけ。
 それから「君は真実を見たか?」とか「何を選択するのか?」とか(このへんはもう、原発事故の予言ですね)。 
 テジが失踪したり、暗号を解くゲームもあったなあ。
 
 それにしてもよくもまあ、音楽以外のことまで大がかりにやるものだ。ミステリーサークル(思ってたより大規模!)を作ったり、UFOを飛ばしたり、チョルピンクダンスを踊ったり(明洞の水玉はもう少しで草間弥生)、ホントにたいへんだ。ここまでやらなくちゃ気がすまないのなら、9集はまだ先だろうなあ。わたしは音楽だけでいいから早く次を聴かせてほしい、と思うけど、テジはそういう人ではないのでしょう。

 2008年にテジとの遭遇をして以来、一体自分に何が起こったんだろう、と考えると、結局歌詞にぜんぶあった。
「だから言ったじゃないか、僕が君を連れて行くと」(Take One。ホントに連れて行かれた)。
「僕が守ってやる 心を引き裂いてやる 涙を拭いてやる 僕を信じろ」(インターネット戦争)。
 おかげで、この人がいれば生きてられる、とウツにもならず、新しい友達にも出会えたし、ずいぶん遊んでもらいました。ありがとう。
 一緒に時間を過ごせて(韓国のマニアのような直接行動はできないけど)、とっても楽しかったよ。 
 最後のプレゼントをありがとう。
 また会える日を楽しみにしています。


8/5 追記
DVDの表示は「リージョンオール」になっていますが、実際には「リージョン3」に設定されているようです。
当然、日本の「リージョン2」では見ることができません。これはちょっとまずいのではないか。
ちなみに字幕は、韓国語のみです。


@Techno-T Studio

2012-07-22 | ソ・テジ

 YouTubeから今日も来た「seotaiji さんが動画をアップロードしました」メール。 ああ、いいな、久しぶりだな、この一緒に生きてる感じ。
 ダッコムのメイン画面に現れた時計に埋め込まれた8つの石の数だけ、DVD発売までの毎日、予告編がひとつずつアップされていくのだろう。

 昨日のクロップサークルの動画にはあんまり感じなかったけど、今日のスタジオ風景の予告編は、DVDが楽しみになる。おしまいのほうで何やらノイズ系の「無名のギタリスト」と化したテジ様にキュン。


ソ・テジ8集 398日の記録

2012-07-21 | ソ・テジ

 お久しぶりです。
 やっと8集卒業の日が!4年間、ソ・テジ大学アトモス学部モアイ学科に通いつめた皆さん、おめでとうございます。
 8集の公式活動の総まとめ「ソ・テジ8集:398日の記録」がブルーレイ/DVD(各3枚ずつ)が7月31日、ついに発売!限定1万部。ランニングタイムはなんと515分(8時間35分)。
 
 2008年7月29日の8集初シングル発売~2009年8月30日のメビウス全国ツアーアンコール公演まで、ソ・テジが398日間に行ったすべての公式活動:アルバム制作過程、カムバック放送撮影現場、各種記者会見、各種公演、CF撮影現場、放送事前録画、ラジオ放送、ファンとのパーティーなどを網羅したドキュメンタリー。

 ありがとう。よくぞ作ってくれました、というか、8時間半もの映像を8集シングル発売から4年後に出す、というのはもはやテジ様の時間感覚&ファン愛が並ではないという証のようなもの。この時間を耐えたファンはエラい!

 2008年刊といったら、本だったらもうずいぶん前の本のような気がする。YouTubeにアップされた予告編も、なんだかずいぶん昔の映像を見るような。 
 ボテッとしたナレーションはシム・ウンギョンちゃん。「オジサン、だあれ?」とテジに可愛く屈辱を与えた彼女もはや18歳。「太王四神記」でイ・ジア演じるスジニの子役だった彼女を使うというのも因縁だなあ。

 DVD発売に先立ち、映画「SEOTAIJI RECORD OF THE 8TH [398] : ソ・テジ8集 398日間の記録」が7月27日(金)~29日(日)の3日間、ソウルのCGV永登浦 THX館で上映。前売りは7月23日(月)よりCGVのホームページで。


遅ればせながら

2012-04-21 | ソ・テジ

 長い間ブログをほったらかしにしてしまいました。
 赤道直下の国から帰国してもうすぐ1か月、旅の隠れた目的のひとつがテジマニアとしてバッファローを見てくることだったのですが、今回はわけあって熱帯雨林の森の中を歩けませんでした。
 出会えたバッファローは唯一、ホテルの会議室のドアに描かれていた、これだけ。

           

 仕事のいちばん最後の山場の日、睡眠不足とストレスに苛まれていたので、空に向かってテジ様、どうぞお守りください、とお願いしました。そして空から何かメッセージがくるぞ、と思ったら、その日3月23日は、テジがデビュー20周年のメッセージをダッコムにアップした日だったと後から知りました。
「ガチガチになった世の中で、音楽を通してお互いに慰めと幸せになるよう夢見ています。」
 遅ればせながら、デビュー20周年おめでとう。


4/25追記
 コメントに書いた花の写真を追加しました。
 朝の雷雨に打たれた後のマダガスカルジャスミン(とてもよい匂いがしました)と蘭の花( →かと思ったら、ベンガルヤハズカズラというようです 4/28)。
                     

           


モンゴルで再会

2011-12-25 | ソ・テジ

 テジ様、長い間、留守にしてごめんね。
 帰り道がわからなくなっちゃったんだよ。
 そしたらクリスマスにモンゴルから探しにきてくれた。もう2年以上前の映像が、「いちばん最近の映像」だって(笑)。
 
 ソ・テジのモンゴル旅行記


 モンゴル人の顔立ちがあまりにも自分たちとそっくりなので、自分までモンゴルで生まれ育ったと錯覚しそうだったとか、自分もいつか自由な遊牧民になろうかと思ったとか、彼の妙に素直な感想になっとく。この人はほんとうに、モンゴルの草原で「遊牧民」になっちゃうかもしれないぞ。(キム室長はもっとモンゴル人みたい。)

 彼にとっても「多事多難」だった今年は、22日から3日連続のクリスマスメッセージ。いちばん印象に残ったのは、
「これからの時間はどんな姿をしているのだろう、そしてその終わりはいつ来るのだろう…」
という言葉。
 変わっていきながら、変わらずそこにいることが、どれほど大切で、むずかしいことか。

 新しい楽器を習ったり(何だろう?)、鳥を飼ってたり、洗濯物をピッと広げて干したり、RCで遊んだり、ヤングンの第2子(来年4月予定)やジュノさんの二世誕生をうらやましがりながら、来年は「ホントに40代のオジサン」になるなあ、と思いながら、霊感ジイサンと作ってる音楽はまだカミングスーンじゃないみたいだけど、ずっと楽しみに待ってます。20周年が30周年になっても。60周年になっても(80歳のテジ様がファンに参鶏湯をごちそうしてくれる…)。どうぞ元気でいてください。

 今年も楽しい時間をたくさんありがとう。来年がもっともっとよい年となるよう祈ります。 


モアイのバッジ

2011-10-09 | ソ・テジ

 10月4日、わたしも地球の上でこの日ソ・テジ7集を聴く人たちの一人になって夜の道を帰ってきたら、ポストに手紙が入っていた。中から出てきたのは、モアイのバッジ。8つの中で、いちばん欲しかったもの。不思議だ。誰に頼んだわけでもないのに、モアイのバッジが、向こうから歩いてやってきた(まさか)。
 2つDVDを注文したら2個ともモアイバッジが付いてきたので、と下さったNさん、ありがとう~

 上の写真を一緒に撮ったのは、被災モアイのいる南三陸町の応援Tシャツ。「南三陸モアイで復興計画」の志津川高校の避難所で、8月末の避難所閉鎖まで炊事班で腕を振るわれた内田ブラザーズのデザイン。ボランティアのリーダーさんや、避難所に最後まで残っていた子どもたちも着ていました。Tシャツの説明には:

胸のマークはモアイ。
過去の津波が繋いだチリとの友好の証。
United we standは、「ひとりじゃない」って意味です。

と書いてあります。「南三陸町deお買い物」
https://www.odette-shop.com/products/detail.php?product_id=5
という買い物による復興支援サイト(まだまだ商品の数は少ないけど)で売っています。

 ソ・テジ番のイ・ヒョヌ記者の記事(「ソ・テジのDVDはなぜこんなに時間がかかるのか」毎日経済スタートゥデイ、9月30日付)によると、テジはさらに8集活動を総括するDVDを準備中で、来年初めに発売されるもよう。
 ああ、この時間をかけてゆっくりと執拗にテジマニアを喜ばせるやり方(商魂と呼ばれたっていい)、たまんないなあ。


アトモス[ザ・フィルム]が来た

2011-09-26 | ソ・テジ

 「SEOTAIJI 8th ATOMOS [THE FILM]」が届いた。
 教保文庫では海外発送の場合、ポスターなどのオマケは付かないことは承知してるけど、小さなバッジだったら入れてくれるかもしれない…と期待してたら、やっぱり入ってなかった。ガックリㅠㅠ
 昔のビデオテープを模したデザインは、撮りためたビデオテープを巨大マットレスにして寝ている、という冗談の続き。気に入りました。ありがとう^^

 韓流ショップでDVDのリージョンコードが「3」になってるのを見かけたけど、リージョンコードは「オール」です。ひそかにあるかもしれないと期待していた日本語字幕はなくて、韓国語字幕だけ。あの4月の騒動の時、日本からの応援の声がなかったから字幕を付けてくれなかったのかな、と思ってみたり…単に予算の都合と思いたい。

 しばらくは落ち着いて観る余裕がない。なんでいつもこうなんだろう(時間管理ができてないんだよ~)。ブログなんか書いてるヒマがあったら、早く観ろよな(@テジ)。


錯視する脳とメビウス

2011-09-25 | ソ・テジ

 どう見てもブルーと黄緑にしか見えないこの渦巻き、違う色に見えるのは錯覚で、実は同じグリーンなんだそうだ。GIZMODO「本当に目の錯覚なの?何度見ても信じられない~!」http://www.gizmodo.jp/2011/09/post_9374.html から借りてきました。

「私たちが1つの色を違う色として知覚してしまう理由は、このストライプを囲んでる色のせいなんです。 各目の中央にある黄斑には、6~700万の赤・緑・青の錐体細胞があります。 そして、その錐体視細胞は異なった波長によって何色なのかを測定します。 次に、私たちの脳は、そこから発信されたシグナルを比較し、波長の違いを計測して色を判断します。 ただ、いくつかの色が結合されている場合、脳はそれらの情報を正しく処理することができなくなってしまうんです。 その結果、今回のように同じグリーンのはずが、ブルーとグリーンの2色に見えてしまうなんていう目の錯覚が起こるんだそうです。」(同サイトより)

 それでもやっぱり信じられない人は、ぜひこちらで確かめてください:
2ch】コピペ情報局http://news.2chblog.jp/archives/51643494.html

 このピンクとブルーと黄緑の組み合わせ、なんか見覚えがあるな、と思ったら、ソ・テジのメビウスツアーのライブCDに使われてる3色と同じだった。偶然の一致だろうか。
 もしも2009年3月のワームホール・コンサートのDVDが出るとしたら、きっとこの黄緑色を使うんだろうな。

           


8th Atomos[The Film] 予約開始

2011-09-19 | ソ・テジ

 9月23日発売のブルーレイ&DVD「SEOTAIJI 8th ATOMOS [THE FILM] 」の予約販売が始まった。限定1万セットなら、ほしい人はきっとみんな買えるだろう。 
 メビウスツアーの時のブルーの色に対して、今度はピンクだ。写真をアップしようとして、あ、この動作は何度目だろう、と苦笑。たった1枚のアルバムから、よくぞいろんなコンテンツを生み出すものだ、と皮肉ではなく感心。8集ミュージックビデオの撮影ドキュメンタリー、やはり見ずにいられようか。
 
          

 9月14日(水)の発売記念イベントのワクワクするゲーム部分をわたしは体験しなかったので(その夜は帰宅して疲れて寝てしまった)、何があったかのメモ。              
 8:40頃? seotaiji.com のメイン画面が変わり、画面の右下に暗号のような1行が:
       9.14. 8:00 p.m. ㅇㅌㅁㅅㄷㅍㄹ
       ただし、すぐに旧画面に戻る(平日の朝からゲームを挑まれても…)。
 15:30頃 メイン画面が新しくなる。画面右下には、朝と同じ暗号。
 16:00頃 マスロからダッコム登録者?にSMSメールが届く(届かなかった人も多いらしい。もちろんわたしも)。    
       20:00
       8ht
       ㅇㅌㅁㅅㄷㅍㄹ
       go seotaiji.com!
       暗号は、ただちに“아토모스 더 필름(ATOMOS THE FILM)”の初声の子音と解読される。20時に何か起こるから、ダッコムに行けという指令。
 20:00    何事も起こらない。待機していた人はジリジリ。
 20:20頃  出た!!!メイン画面をクリックすると、航海日誌が表示され、続いて「SEOTAIJI 8th ATOMOS THE FILM」のハイライト動画が現れる。が、アクセス集中のため接続できない人が続出。
 20:44    緊急にイベント用サーバーを拡充、FreeTalkingに別アドレスがアップされる。

 そして翌9月15日(木)夜、意外と早くプレゼントの正体が明らかに。
 21:12  「SEOTAIJI 8th ATOMOS [THE FILM]」 が9月23日(金)に発売されると公示。
 21:46   発売記念上映会をCGV永登浦で9月17日(土)18日(日)に行うと公示。
    (2004 ZEROツアーライブ/2008 ソテジシンフォニー/2009 ザ・メビウスの3本)

 ゲームおよびその他の急展開にはついて行けませんが、また家でゆっくり会えると思うと楽しみです^^


8th Atomos 航海日誌

2011-09-15 | ソ・テジ

 きのうの夜、seotaiji.com の入り口画面が変わって、謎解きのようなものが仕掛けられていた。また遊んでくれるのかな、と胸ときめかせて速すぎて読めない文字を追っていくと、謎解きではなくてSEOTAIJI 8th ATOMOS [THE FILM] のハイライト動画が出てきた。なつかしい姿。2年間、いや3年間、ずっと同じアルバムで楽しませてくれるのはすごい。

 そして今晩、堂々313分のSEOTAIJI 8th ATOMOS [THE FILM] ブルーレイ&DVDの発売が発表に。それぞれ2枚で4枚組の限定版1万セット(通常版の発売予定なし)。オンライン販売と店頭で9月23日発売、9月19日より予約開始。
 
SEOTAIJI 8th ATOMOS [THE FILM] HIGHLIGHT


 seotaiji.com の入り口画面をクリックすると始まる「航海日誌」は、内容が8集の歌詞に対応しているので、勝手ながら訳してみた。

航海日誌、2008年8月。

僕は今、航海をすべて終え、最後の行先に向かっている。
だが航路システムが突然、故障したため
これまで作成した航海日誌はもちろん、目的地の座標まで消えてしまった。
復旧を試みた結果
かろうじて暗号化されたバックアップデータでアクセスできるようになった。
8個のアトモスのキーワードで、損傷したセクターを復旧できる。

さあ、今から関連キーワードを入力して
航海日誌と最終目的地を復旧してみよう。

解答は君たちが持っている。

1.MOAI

これは搭乗後初めての記録だ。

僕の好奇心を刺激したアタカマ砂漠のひび割れた姿に、僕は運命のように引きずられて行く。
そこには僕らに訪れる未来の姿を知らせるための、解答が隠されているはずだ。

僕は世界の奥に隠された数々のミステリーを胸に抱いたまま
その終わりを予見できない見慣れぬ時間の中へと、長い航海を始める。

宇宙の嘘を学ぶため、僕は弁明の櫓を漕ぎ始めた。

2.JULIET

航海を始めて15日が過ぎて21日。今や星たちがひとつに集まり始める。
僕は現人類に関わる捏造されたセクターを探すために、火星の表面に着陸する。

この男は、はるか遠い昔、時間と空間を超越した愛を生きた悲劇の主人公だ。
その遠い昔、ここが楽園だった時代、言語を越えた愛がこの名も知らぬ丘に存在していた。

火星の人々は、未来の地球の悲しい姿をすでに知っていたのだろうか?
奇跡は、待つものではなく探し出すもの。

さあ、お前の愛を今、僕に聞かせてくれ。

3.BERMUDA TRIANGLE

化石になってしまった男の手が指し示す方向から、エネルギーの波動を発見した。
彼方の闇の天上から、奇妙なエネルギーが流れてくる。

波動が起きる所の近くに行ってみたが、激しい風のせいで容易に近付けない。

通信障害があまりにひどい。頭が痛くて息が詰まってくる。
継続してやってみるが、通信の内容は消え去るばかり。これ以上、意思疎通は無理だ。
今、この空間は矛盾した三角円だらけで、無意味な妄想たちが黒い夜をかき回している。
ここで明確な解答を探すことは不可能だ。僕はその瞬間、混沌のワームホールを通過する。

世界は闇を受け入れ、黒い雲が晴れて島々が見え始める。

4.T'IKT'AK

今日は久しぶりに晴れ渡った空が開かれ、太陽と風が僕を安心させた。
だが向こうに見える六角形の建物には、謎の気配が漂っていた。
そして僕はそこに向かったのは確かなのだが、その後の僕の記憶は明らかに消されたか操作されている。

世界の破壊…

僕はやっとのことでそこを抜け出し、命拾いした。
だが死のカウントはすでに始まっており、彼らは僕らの脳波をコントロールすることができると信じている。
僕の頭の中を支配する記憶の一場面を絵に残したまま
約束された時間に向かって再び航海を始める。

5.HUMAN DREAM

きわめて隠密なことが繰り広げられている都市…
ここは光と影、そして嘘と真実が事もなげに共存する。
そしてこの街を歩く人々のうち、半分は人ではない。

行き違いになった運命と、ねじれた記憶
エレベーターに乗る前、僕の横を通り過ぎた少年は、僕と同じ傷跡を持っていた。

路地に乱舞する広告ポスターの中で、僕の視線を引き付けた文句「人間の涙を理解するサイボーグ」
そうなのだ。この都市では誰でも一度は想像してみただろう…そんな存在が誕生するのだ。

実にとんでもない方法で…

6.COMA

そのようにして再び高い壁が築かれた。

僕は基地の別の所に到着している。
外部と徹底的に遮断された部屋には、複数の生体実験機械と手術用椅子が置かれている。
報告書には、複製に失敗した人間たちの再生または隔離、そして処理過程に関する内容が入っている。

極度の裏面を持った社会
だが不安に震えている者たちの姿にも恐怖が感じられない。ただ笑っている。
大切な記憶たちが火で燃えた後、皆は無力になっただけだ。

僕は被害者だったのだろうか?あるいは僕が加害者だろうか?どうして僕は何も思い出さないのだろう?
いずれにせよ僕は… このままではダメだ。この災厄のプロジェクトが始まる以前へと、再び出発するしか…

7.REPLICA

空は血の色に赤く染まっているが、惑星全体はとても寒い冬だ。
この惑星はまだ全く知られていない。着陸した場所の周辺に秘密の建物を発見した。
そして建物内に侵入し、ついに彼らの計画と陰謀を捜し出すに至った。
ここの人々は名前がない。ただ互いに複製するだけだ。
僕は、同じ痛みと傷を持った、また別の僕に出会った。共存の記憶を探せるだろうか?

あの高い山の上に登り、空に向かって鐘を鳴らしてみる。
僕の名前を知るために…

8.朝の雪

航海を始めて398日目… 今初めて僕は自分の名前を知った。
そして僕を再び解体させ、今や地球に帰還するのだ。

僕の目的地は世界のヘソと呼ばれる、世界で一番孤立した三角の島だ。

ここは徹底的に破壊されており、永遠に溶けない白い雪で覆われている。
だがいつか訪れる暖かい春を待ちながら、今や自然は浄化の過程を始めるだろう。
僕らは自然への回帰を通じて、人間の尊厳そして愛の大切さを知ることができるだろう。
僕らはみな、互いにつながっているのだから。


最終目的地:2008年6月4日 ラパヌイ

今や僕は僕の音楽を通じて
君たちと一緒にまぶしい朝を迎える準備をする。
8番目の8個のアトモス

あなたは真実を…見たか?


飲酒Dear Tの乱

2011-08-25 | ソ・テジ

 2009年9月7日、8thアルバムの活動を終えたソ・テジは、ファンに言った(ここ):

 "반반무+맥주"로도 해결이 안 되는 밤엔 디얼티로 놀러와~ (음주 디얼티의 ) ㅋㅋ
 “ビールと半々ム(半量がタレ付きのフライドチキン、大根ピクルス付き)”でも解決できない夜は、Dear T に遊びに来いよ~(Dear Tは酔っ払いで大騒ぎ)クク

 この「()」を2年間の長きにわたり、「僕は」と勘違いしていたおかげで、韓国のマニアさんが去年の記事にコメントをくださった(半々夢 6/9)。「~の乱」という表現の妙については、そちらを参照いただくとして、大震災の後、無言のTを寂しく思ったというようなことをちらっと書いたら、以下のように慰めてくださった。
 
 すでにコメント欄で読まれた方もいらっしゃるでしょうが、テジと震災のことに関して、できるだけ多くの日本のテジファンの皆さんにも読んでいただきたいと思い、コーヒーさんの許可を得て、ここに再録します。日本の人の気持ちを傷つけないだろうか、また、テジはどう思うだろうか、と不安に思いながらも書いてくださったものです。(ほんとうにありがとう^^) 
 なお、太字と[ ]内、改行は引用者によるものです。

 「そうですね。日本は今も大変でしょう。。。
 他国の私がその気持を全部わかるとは言えませんが、ここから聞いてもそれはあまりにも大した震災で。。。日々伝えてきたニュースに私の家族も心を痛めながらテレビを見た記憶があります。それはたぶん、韓国のみんなが一緒の心だったと思います。テレビでも、隣国の不幸を助け合おうと日々放送してたことを覚えています。
 [中略]
 そして。。。Tもたぶん、心から心配したのは同じだと思います。私にTのすべてをわかる仕様はありませんが、20年近くみてきたTは、何もかも口にするのが苦手な人だと思います。自分の痛みや、努力などをわかってもらおうともしなければ、音楽活動に関係のない出来事とかについて話すのも、あまり見たことがありません。言おうと判断した件に限っては、なるべく事実中心に、簡潔に、自分の立場を言ってきたものです。ファンから見ては、もどかしい時もあるぐらいで。。。 
(Tがこのように何も言わなくなってしまったにも、いろいろなことがあったからだと思いますが、また長くなりそうで、この文では書かないようにします。)
 この間の文[8/1 拙訳はここ]で、「자연스러운 나를 더 많이 보여주었다면 좋았을 텐데 [自然な僕をもっとたくさんみせてあげればよかったのに]
」と書いたのも、彼のこのような行歩ともつながるものかと思います。

 毎年寄付してきた機関があったり、貧困な生活をする青少年たちのために寄付したり、事情の悪いファンの病院費を代わりに出したり、ダッコムに文を書いた病気のファンに直接連絡したり。。。 そういうことは、私が知る限り、一度も記事化されたことがありません。私たちに知られたのは、たまたま寄付した機関にマニアがいた時とか、直接助けてもらったファンがファンサイトに言ってくれた時ぐらいしかないものです。
 この間の韓国の水害の時も、寄付したことは、現場にいたあるファンがwith taiji に掲示した文から、ファンの中でだけ知られるようになったものですから。。。
 そのように、ひっそりいいことをしたがるTのことをわかるため、マニアたちは、毎年彼の誕生日プレゼントの代わりに寄付をしてから「わたしたち、誕生日記念にいいことしてきたよ」と、Tに報告したり、自体的にgiving circleをつくって活動したりするのです。

 Tは口にしたこともなければ、直接に何かをしたかどうかも私には知る方法がありません。でも、心からは韓国のみんなと一緒のように。。心配してたはずだと思います。だって、そのときの韓国の雰囲気はみんな、近くの国に大変なことが起きた、と心配したり、助け合おうとしたり、してたものですから。。。

 なので、Aijoisteさん、あまり心寂しく思わないでくださいね。そして、Tよりずっとおしゃべりな(?? ^^)私たちが、「DearT」に行って、何もかも書いてしまいましょう。^^ そしたら、ある日、気になる(心に残る??あってる表現がよくわかりません)ことがあったら、病気のファンの証言^^ のように、「서컴[ソテジカンパニー]ですが、서회장님[ソ会長]から、心配なので、どういう病気か電話してみてほしいと言われて。。。」とか連絡が来るかも知れません。
 私がちょっと心配なのは。。。Tも日本語がちゃんと読めるでしょう。。。ね? よくわかりません。^^;; (会話はできそうでしたが。。。^^;;;)そして、私も。。。私の日本語にあまり自信がないので。。私の伝えたかったことが、ちゃんとたどり着けたかどうか。。。心配です。書いてたら、長すぎる文になってしまいました。^^;;;;;

 なにより、Aijoisteさん、健康が一番です! 体に気をつけてくださいね。^^ そして、いち早く日本も健康になりますように、願います。」


 コーヒーさんのお気持ち、しっかり心に「たどり着き」ました!(この表現、可愛いくて大好き) 
 とても心が慰められたので、震災後のダッコムの書き込みを見ていて感じたことも、Tに対して感じた寂しさも、もう全部過ぎたこととして、わたしは新しい場所に行けそうな気がします。
 もちろん、Dear Tを経由して… (ふふふ、酔っ払って絡んだら、ごめんね~)

 モアイの撮影ドキュメンタリー映画も動き出したことだし、今の気持ちはこの曲がピッタリ。
 字幕の歌詞は、日本語訳コンテス トの最優秀作品に選ばれたものだそうです。

コールドプレイ「ウォーターフォール~ 一粒の涙は滝のごとく」(字幕付)


SEOTAIJI MOAI [THE FILM]

2011-08-23 | ソ・テジ

 まだモアイ、というか、またモアイ、というか。
 またTに振り回される、というか。
 映画「SEOTAIJI MOAI:THE FILM」のチケットの前売りで、昨日は午後5時に2時間後の前売り開始を公示、という荒技で臨んだソテジカンパニー、劇場窓口販売とオンライン販売のシステム上の混乱もあって、前夜祭の350席(追記:前夜祭は300席?)の争奪戦は大混戦だったようだ。
 そして今晩8時すぎ、やっと8月27、28日の上映時間が発表に。前売りは明日8月24日(水)午前10時から。(追記:発売15分で売り切れだそうだ。)

8月26日(金)  19:30 (前夜祭) 
8月27日(土) 12:00 13:55 15:50 17:45 19:40
8月28日(日) 12:00 13:55 15:50 17:45 19:40
9月 3日(土)  未定
9月 4日(日)  未定

 CGV永登浦(HP)のオンラインの前売りは、例によって国外の外国人は会員登録できないので、日本人には手が届かない。
 日本からでも、iTour Seoul (HP)で映画のチケットを予約できるけれど、今のところ、このサイトのCGV永登浦の上映スケジュールに「ソ・テジMOAI:THE FILM」は反映されてない。 
 こんなんじゃ、とても日本から観に行けないよ~

 いずれ、「SEOTAIJI-COMA」という全313分の「歌手ソ・テジが海外で撮影したミュージックビデオ映像物。撮影場面に対するドキュメンタリーとミュージックビデオを含む」DVDが出るようだから(seotaiji.com FreeTalking 156193)、観に行けなくても落ち込むのはやめよう。


*********

追記(すごい直前決定スケジュールを覚えておくために):
8/29(月)~9/2(金)の平日追加上映 20:00  22:00
前売り開始は、8/29(月)午前10:00~ (8/28公示)

9/3(土)9/4(日)の上映は
8時、10時、12時、14時、16時、18時、20時、22時
前売り開始は、9/1(木)20:00~ (8/31公示)


再びモアイ

2011-08-19 | ソ・テジ

 今朝起きて、「SeoTaiji Moai:The Film」のティーザーが一昨日公開されたこと、今日午後2時からNAVER MUSIC SPECIALここ)で撮影ドキュメンタリーが無料独占公開されることを知った(教えてくださったコーヒーさん、ありがとうございます。)
 「80分あまりの劇場用映像の、フリービュー・バージョン」、「ミュージックビデオに入れられなかった1週間の記録」、楽しみです!
 そして半年ぶりに聞いたTの声… な、なつかしい。

SEOTAIJI MOAI : THE FILM [TEASER]

 幸い、ダッコムに文字起こししてくれたマニアさんがいました(ありがとう~)。

 여기는 칠레입니다  
 여기서 추장을 뽑기 위해서 이 절벽으로 다이빙을 한 다음에 수영을 해서 돌아왔습니다. 
 그 다음에 갈매기 알을 여기에다가 이렇게 묶어서 갖고 올라 오는 사람이
 추장이 되는거지!!
 여기는 피크닉 분위기야 지금...느흐흐~
 
 드디어 지구의 배꼽에서 탈출합니다.
 해답은 나 밖에 모르지.

 ここはチリです。 
 ここで酋長を選ぶため、この絶壁から飛び込んで、泳いで戻ってきました。
 そして、カモメの卵をここに巻きつけて持って上がって来た人が、
 酋長になるんだよ!!
 ここはピクニックの雰囲気だ~
 ついに地球のへそから脱出します。
 解答は、オレのみぞ知る

 おお、これは2月の誕生日の時のチュジャ島の映像(ここ)とのマッシュアップではないか。(追記:音声はすべてイースター島の時のものだそうです。)
 あの時の酋長の話は、ここにつながっていたのか。同じエンジ色のパーカを着てるから、一瞬、混乱したよ~

 ところで、このアフ・トンガリキの15体のモアイ像、大震災以来、津波のことを思い出さずには見られなくなっています。その上、テジがまたカモメの卵のことなんか言うから、今度は南三陸の銘菓「かもめの玉子」のことを思い出してしまった。

 今回の大津波で被災されたさいとう製菓のことは、きっと皆さんもご存知でしょう(生産再開の記事)。さいとう製菓の社長さんが撮影された津波の映像http://youtu.be/N58tJucmVbUを胸張り裂ける思いで見られた方もいると思います。
 初代の「鴎の玉子」が売り出されたのが1952年、その後いったん作られなくなった後、1960年のチリ地震津波(この時も、お店は全壊状態に)をきっかけに再び作り始めたお菓子だそうです(「かもめの玉子誕生秘話」 02)。

 モアイと津波のことを結びつけるのはやめてほしい、と言われるかもしれないけど、どうしても考えてしまうので書きました。
 「かもめの玉子」は、さいとう製菓のHPはもちろん、amazonなどでも買えるので、ぜひ。
 

*****

追記:今日は幸運にも休みだったので、2時になるのをドキドキしながら待って、観た。
 長い間、聞きたかった声、見たかった姿。
 Tのナレーションは、線が細く遠慮がちに聞こえる。8分半の前編と、約14分の後編(うち約6分はMVだから、前後合わせてドキュメンタリー部分は賞味16分半)。2回ずつ観て、最後のMVに入る前のTの言葉で思いっきり泣いてしまった。

「いつにも増してプレッシャーが大きかったその時期に、こんな遠くまで来なくちゃならないのかな~、というためらいがあったのも確かだ。けれども長い間夢見てきたこの場所こそ、モアイを語ることができる唯一の場所だったので、勇気を出して来た。
そしてようやく、僕は自然が人間に与えた太初の音、その音を映像に込めることができたと思う。
蒸し暑かった2008年夏。イースター島。
自然からのメッセージが到着した。」 
(<MOAI>のMVに続く)

 「自然からのメッセージ」…
 やっぱり、津波のことを考えずには、海辺に立つモアイ像を見ることができない。彼らも、チリ地震の津波で押し流された。その同じ海が、半世紀前に1万7千キロ先の三陸海岸を襲い、そしてまた今年、多くの命を呑み込み、街々を破壊した。
 圧倒的な自然の前に人間は無力だ。
 (だけど、イースター島の木を丸坊主にしたのも人間)
 その中で音楽を作るテジの姿は、ほんとうに可愛いと思う。

 「SeoTaiji Moai:The Film」は、CGV永登浦(ヨンドゥンポ)THX館で、8月26日(金)の前夜祭を皮切りに、
8月27・28日、9月3・4日の午後遅い時間に週末上映のもよう。