コトバのニワ

出会った音やコトバのことなど

アトモス[ザ・フィルム]が来た

2011-09-26 | ソ・テジ

 「SEOTAIJI 8th ATOMOS [THE FILM]」が届いた。
 教保文庫では海外発送の場合、ポスターなどのオマケは付かないことは承知してるけど、小さなバッジだったら入れてくれるかもしれない…と期待してたら、やっぱり入ってなかった。ガックリㅠㅠ
 昔のビデオテープを模したデザインは、撮りためたビデオテープを巨大マットレスにして寝ている、という冗談の続き。気に入りました。ありがとう^^

 韓流ショップでDVDのリージョンコードが「3」になってるのを見かけたけど、リージョンコードは「オール」です。ひそかにあるかもしれないと期待していた日本語字幕はなくて、韓国語字幕だけ。あの4月の騒動の時、日本からの応援の声がなかったから字幕を付けてくれなかったのかな、と思ってみたり…単に予算の都合と思いたい。

 しばらくは落ち着いて観る余裕がない。なんでいつもこうなんだろう(時間管理ができてないんだよ~)。ブログなんか書いてるヒマがあったら、早く観ろよな(@テジ)。


錯視する脳とメビウス

2011-09-25 | ソ・テジ

 どう見てもブルーと黄緑にしか見えないこの渦巻き、違う色に見えるのは錯覚で、実は同じグリーンなんだそうだ。GIZMODO「本当に目の錯覚なの?何度見ても信じられない~!」http://www.gizmodo.jp/2011/09/post_9374.html から借りてきました。

「私たちが1つの色を違う色として知覚してしまう理由は、このストライプを囲んでる色のせいなんです。 各目の中央にある黄斑には、6~700万の赤・緑・青の錐体細胞があります。 そして、その錐体視細胞は異なった波長によって何色なのかを測定します。 次に、私たちの脳は、そこから発信されたシグナルを比較し、波長の違いを計測して色を判断します。 ただ、いくつかの色が結合されている場合、脳はそれらの情報を正しく処理することができなくなってしまうんです。 その結果、今回のように同じグリーンのはずが、ブルーとグリーンの2色に見えてしまうなんていう目の錯覚が起こるんだそうです。」(同サイトより)

 それでもやっぱり信じられない人は、ぜひこちらで確かめてください:
2ch】コピペ情報局http://news.2chblog.jp/archives/51643494.html

 このピンクとブルーと黄緑の組み合わせ、なんか見覚えがあるな、と思ったら、ソ・テジのメビウスツアーのライブCDに使われてる3色と同じだった。偶然の一致だろうか。
 もしも2009年3月のワームホール・コンサートのDVDが出るとしたら、きっとこの黄緑色を使うんだろうな。

           


8th Atomos[The Film] 予約開始

2011-09-19 | ソ・テジ

 9月23日発売のブルーレイ&DVD「SEOTAIJI 8th ATOMOS [THE FILM] 」の予約販売が始まった。限定1万セットなら、ほしい人はきっとみんな買えるだろう。 
 メビウスツアーの時のブルーの色に対して、今度はピンクだ。写真をアップしようとして、あ、この動作は何度目だろう、と苦笑。たった1枚のアルバムから、よくぞいろんなコンテンツを生み出すものだ、と皮肉ではなく感心。8集ミュージックビデオの撮影ドキュメンタリー、やはり見ずにいられようか。
 
          

 9月14日(水)の発売記念イベントのワクワクするゲーム部分をわたしは体験しなかったので(その夜は帰宅して疲れて寝てしまった)、何があったかのメモ。              
 8:40頃? seotaiji.com のメイン画面が変わり、画面の右下に暗号のような1行が:
       9.14. 8:00 p.m. ㅇㅌㅁㅅㄷㅍㄹ
       ただし、すぐに旧画面に戻る(平日の朝からゲームを挑まれても…)。
 15:30頃 メイン画面が新しくなる。画面右下には、朝と同じ暗号。
 16:00頃 マスロからダッコム登録者?にSMSメールが届く(届かなかった人も多いらしい。もちろんわたしも)。    
       20:00
       8ht
       ㅇㅌㅁㅅㄷㅍㄹ
       go seotaiji.com!
       暗号は、ただちに“아토모스 더 필름(ATOMOS THE FILM)”の初声の子音と解読される。20時に何か起こるから、ダッコムに行けという指令。
 20:00    何事も起こらない。待機していた人はジリジリ。
 20:20頃  出た!!!メイン画面をクリックすると、航海日誌が表示され、続いて「SEOTAIJI 8th ATOMOS THE FILM」のハイライト動画が現れる。が、アクセス集中のため接続できない人が続出。
 20:44    緊急にイベント用サーバーを拡充、FreeTalkingに別アドレスがアップされる。

 そして翌9月15日(木)夜、意外と早くプレゼントの正体が明らかに。
 21:12  「SEOTAIJI 8th ATOMOS [THE FILM]」 が9月23日(金)に発売されると公示。
 21:46   発売記念上映会をCGV永登浦で9月17日(土)18日(日)に行うと公示。
    (2004 ZEROツアーライブ/2008 ソテジシンフォニー/2009 ザ・メビウスの3本)

 ゲームおよびその他の急展開にはついて行けませんが、また家でゆっくり会えると思うと楽しみです^^


8th Atomos 航海日誌

2011-09-15 | ソ・テジ

 きのうの夜、seotaiji.com の入り口画面が変わって、謎解きのようなものが仕掛けられていた。また遊んでくれるのかな、と胸ときめかせて速すぎて読めない文字を追っていくと、謎解きではなくてSEOTAIJI 8th ATOMOS [THE FILM] のハイライト動画が出てきた。なつかしい姿。2年間、いや3年間、ずっと同じアルバムで楽しませてくれるのはすごい。

 そして今晩、堂々313分のSEOTAIJI 8th ATOMOS [THE FILM] ブルーレイ&DVDの発売が発表に。それぞれ2枚で4枚組の限定版1万セット(通常版の発売予定なし)。オンライン販売と店頭で9月23日発売、9月19日より予約開始。
 
SEOTAIJI 8th ATOMOS [THE FILM] HIGHLIGHT


 seotaiji.com の入り口画面をクリックすると始まる「航海日誌」は、内容が8集の歌詞に対応しているので、勝手ながら訳してみた。

航海日誌、2008年8月。

僕は今、航海をすべて終え、最後の行先に向かっている。
だが航路システムが突然、故障したため
これまで作成した航海日誌はもちろん、目的地の座標まで消えてしまった。
復旧を試みた結果
かろうじて暗号化されたバックアップデータでアクセスできるようになった。
8個のアトモスのキーワードで、損傷したセクターを復旧できる。

さあ、今から関連キーワードを入力して
航海日誌と最終目的地を復旧してみよう。

解答は君たちが持っている。

1.MOAI

これは搭乗後初めての記録だ。

僕の好奇心を刺激したアタカマ砂漠のひび割れた姿に、僕は運命のように引きずられて行く。
そこには僕らに訪れる未来の姿を知らせるための、解答が隠されているはずだ。

僕は世界の奥に隠された数々のミステリーを胸に抱いたまま
その終わりを予見できない見慣れぬ時間の中へと、長い航海を始める。

宇宙の嘘を学ぶため、僕は弁明の櫓を漕ぎ始めた。

2.JULIET

航海を始めて15日が過ぎて21日。今や星たちがひとつに集まり始める。
僕は現人類に関わる捏造されたセクターを探すために、火星の表面に着陸する。

この男は、はるか遠い昔、時間と空間を超越した愛を生きた悲劇の主人公だ。
その遠い昔、ここが楽園だった時代、言語を越えた愛がこの名も知らぬ丘に存在していた。

火星の人々は、未来の地球の悲しい姿をすでに知っていたのだろうか?
奇跡は、待つものではなく探し出すもの。

さあ、お前の愛を今、僕に聞かせてくれ。

3.BERMUDA TRIANGLE

化石になってしまった男の手が指し示す方向から、エネルギーの波動を発見した。
彼方の闇の天上から、奇妙なエネルギーが流れてくる。

波動が起きる所の近くに行ってみたが、激しい風のせいで容易に近付けない。

通信障害があまりにひどい。頭が痛くて息が詰まってくる。
継続してやってみるが、通信の内容は消え去るばかり。これ以上、意思疎通は無理だ。
今、この空間は矛盾した三角円だらけで、無意味な妄想たちが黒い夜をかき回している。
ここで明確な解答を探すことは不可能だ。僕はその瞬間、混沌のワームホールを通過する。

世界は闇を受け入れ、黒い雲が晴れて島々が見え始める。

4.T'IKT'AK

今日は久しぶりに晴れ渡った空が開かれ、太陽と風が僕を安心させた。
だが向こうに見える六角形の建物には、謎の気配が漂っていた。
そして僕はそこに向かったのは確かなのだが、その後の僕の記憶は明らかに消されたか操作されている。

世界の破壊…

僕はやっとのことでそこを抜け出し、命拾いした。
だが死のカウントはすでに始まっており、彼らは僕らの脳波をコントロールすることができると信じている。
僕の頭の中を支配する記憶の一場面を絵に残したまま
約束された時間に向かって再び航海を始める。

5.HUMAN DREAM

きわめて隠密なことが繰り広げられている都市…
ここは光と影、そして嘘と真実が事もなげに共存する。
そしてこの街を歩く人々のうち、半分は人ではない。

行き違いになった運命と、ねじれた記憶
エレベーターに乗る前、僕の横を通り過ぎた少年は、僕と同じ傷跡を持っていた。

路地に乱舞する広告ポスターの中で、僕の視線を引き付けた文句「人間の涙を理解するサイボーグ」
そうなのだ。この都市では誰でも一度は想像してみただろう…そんな存在が誕生するのだ。

実にとんでもない方法で…

6.COMA

そのようにして再び高い壁が築かれた。

僕は基地の別の所に到着している。
外部と徹底的に遮断された部屋には、複数の生体実験機械と手術用椅子が置かれている。
報告書には、複製に失敗した人間たちの再生または隔離、そして処理過程に関する内容が入っている。

極度の裏面を持った社会
だが不安に震えている者たちの姿にも恐怖が感じられない。ただ笑っている。
大切な記憶たちが火で燃えた後、皆は無力になっただけだ。

僕は被害者だったのだろうか?あるいは僕が加害者だろうか?どうして僕は何も思い出さないのだろう?
いずれにせよ僕は… このままではダメだ。この災厄のプロジェクトが始まる以前へと、再び出発するしか…

7.REPLICA

空は血の色に赤く染まっているが、惑星全体はとても寒い冬だ。
この惑星はまだ全く知られていない。着陸した場所の周辺に秘密の建物を発見した。
そして建物内に侵入し、ついに彼らの計画と陰謀を捜し出すに至った。
ここの人々は名前がない。ただ互いに複製するだけだ。
僕は、同じ痛みと傷を持った、また別の僕に出会った。共存の記憶を探せるだろうか?

あの高い山の上に登り、空に向かって鐘を鳴らしてみる。
僕の名前を知るために…

8.朝の雪

航海を始めて398日目… 今初めて僕は自分の名前を知った。
そして僕を再び解体させ、今や地球に帰還するのだ。

僕の目的地は世界のヘソと呼ばれる、世界で一番孤立した三角の島だ。

ここは徹底的に破壊されており、永遠に溶けない白い雪で覆われている。
だがいつか訪れる暖かい春を待ちながら、今や自然は浄化の過程を始めるだろう。
僕らは自然への回帰を通じて、人間の尊厳そして愛の大切さを知ることができるだろう。
僕らはみな、互いにつながっているのだから。


最終目的地:2008年6月4日 ラパヌイ

今や僕は僕の音楽を通じて
君たちと一緒にまぶしい朝を迎える準備をする。
8番目の8個のアトモス

あなたは真実を…見たか?


明日ハ晴レカナ、曇リカナ

2011-09-06 | 日記
 旅行から帰って仙台の古本カフェ、火星の庭(HP)で買った『音楽と本と人』(café de poche、2009)という小冊子をパラパラと読んでいたら、石川セリが歌ったCD「翼 武満徹ポップ・ソングス」(1995/11/21)のことが書いてあったので、久しぶりに出して聴いていたら、なんだか気持ちにはまった。
 
「生前、武満徹さんはそのアルバムが大好きで、亡くなる時もベッドに持ってきて聴いてはった」(同書)というのは知らなかった。亡くなったのは1996年2月20日だから、彼の人生の最後の3ヶ月を慰めたのだろう。
 
 YouTubeにもアップされてるかな、と検索したら、去る7月にショーロクラブが「武満徹ソングブック」という同様の選曲によるCDを出している(SongxjazzHP)。小沼純一によるライナーノーツには、「プライヴェートな応援歌として作曲。というのも、黒澤明が映画『乱』(1985)を撮影中、天気によって、監督の機嫌が変わり、右往左往してしまうスタッフに贈ったゆえ。」と書いてある。そういう歌だったのか。知らなかった(知らないことばかり)。

 歌っているのは、おおたか静流。ああ、いい歌だなあ。
 ふと気がつくと、頬杖をつく武満徹の写真の前で、自分も頬杖をついている。昨日もおとといも今日もそうやってから、やっと注文。
 
 明日ハ晴レカナ、曇リカナ ショーロクラブ/武満徹ソングブックより

9/11追記
このアルバムのジャケットに、小さく英語で書かれていました。
This album is dedicated to JAPAN earthquake tsunami victims 2011.

モアイはどこへ

2011-09-04 | 日記

 この日の記事、削除しました。
 心理的ストレスに耐え切れず(9/11)。

 
2011/8/28  南三陸町志津川 松原公園。瓦礫置き場の向こうに被災モアイが埋まっている。

 
2011/8/30 南三陸町入谷 館下橋。モアイ像の台座には、チリ地震津波への言及が。