ソ・テジとイ・ジアの離婚訴訟に終止符が打たれた。
イ・ジアの所属事務所のキーイーストは、双方の合意により7月29日午前10時、ソウル家庭裁判所で調停が成立したことを報道資料を通して発表した。
公開された合意書(全文)によれば、訴訟過程において、両者間に金銭の取引はなかったことが確認された。また今後、2人の婚姻関係に関連して訴訟や誹謗中傷、金銭取引、出版、レコード発売などを一切行わないこと、とくに結婚生活を扱った本を出した場合には違約金2億ウォンを払うことで合意した。
これで、去る4月21日に始まったソ・テジの結婚と離婚をめぐる騒ぎが終わった。ずいぶん長かった気がするけど、3ヶ月(本人たちにとっては6ヶ月)でけりがついたのか。結局、彼女が何のために訴訟を起こしたのか、さっぱりわからないけど、誰も幸せにしない話が終わってよかった。この騒ぎの前と後で何が変わり、何が変わらなかったのか、これからゆっくりわかるだろう。
(7/30追記訂正:イ・ジア側の発表に続いて29日午前、ソ・テジ側も報道資料を発表。その内容に対して午後、イ・ジア側が訂正を要求。これに応じないソ・テジ側と再び泥沼のもよう。)
それよりも今日の衝撃は、レイ・ハラカミさんの訃報。
27日夜に脳出血で急逝だなんて。享年40。(テジは同学年だ。国外で音楽作ってるそうだけど、ひきこもって作業ばかりしてると体によくないよ。)
彼がカバーした細野晴臣「終りの季節」の中から、“さようなら”が聞こえてくる。
rei harakami / owari no kisetsu PV(2005)
広島出身のレイ・ハラカミさんは、お母様が被爆者だそうで、爆心地から4kmのところで被爆したお母様が70年以上生きてるのに、原発事故の後、福島県人というだけで宿泊を拒否されたりするのは絶対許せない、風評以外の何ものでもない、とラジオで憤っていた。(大友良英のJAMJAMラジオ #052 3月31日収録ポッドキャスト版http://p.tl/3LUd)
第1回のDOMMUNE FUKUSHIMA!のUstream中継が、彼のライブを見た最初で最後だった。
天国と音楽は近い。ご冥福をお祈りします。