タイミングよく週末に届いた「ソ・テジ8集 398日の記録」。
この2週間、根をつめて仕事した後だったので、神様の贈り物のよう。なんだかチョコレートの箱みたいだ。正三角形の箱に円盤形のディスクは、<Bermuda [Triangle]>の「三角円」のつもりなのかな。
一緒に写真に撮った2009年ETPのTシャツは、ETPのリハでテジが着ていたもの(ディスク3)。わっ、唯一のお揃いだ!と思って引っ張りだしてきました。お揃いがこんなにうれしいとは知らなかった。
8時間半、一気に見ようと思ってたけど、金曜夜は1枚目の途中で挫折。2008年ETPの、初めて見る映像で気分は最高潮(イントロのところはこんなに胎児が写ってたんだね~)、<必勝>で一緒に歌い出すくらいノッてたんだけど(ここでディスクが終わってくれるとよかった)、いかんせん、シンフォニーのロイヤルフィルの映像が延々続くところ(T'IK T'AK Fantasia)で眠くなってしまった。シンフォニーは別にDVDがあるんだから、あんなに曲数要らないなあ。(でもディスク2の城南フィルは、シンフォニーDVDの時は見劣りすると思ってたので、逆に今回、見直しました。選曲のせいかな。テジの衣装もこっちのほうが好き。)
で、今朝からまた続きを。今度は一気。
今日の見どころは、やはり映像ではまだ見たことがなかったワームホール公演と、2009ETP(感涙もの)。
ワームホールの冒頭、テジが<Juliet>を歌いながら出てくるピラミッドが、「墓から復活の2000年のファラオ」というコンセプトで、テジの「墓」だったとは知らなかった。ヨジョとチャン・ギハが出てきたのもなつかしかったな。ワームホールが3D映像になるとかいう話が昔あったけど、結局流れたんだろうか。チェックのジャケットのせいじゃないだろうか。
それにしても、シングル1とシングル2ではテジの顔が全然違う。
COMAとREPLICAのミュージックビデオを全編見るのも、初めて(ここまで先延ばししたのはすごい)。REPLICAのアニメはまた、意味わからん。そもそも8集はいろんなものが詰め込まれすぎて、いったい何がテーマだったのやら。
今回もアートワークを担当しているDAY-Zが、インタビュー(ディスク3)で「8集のコンセプトはメビウスの輪」と言ってるけど、「太初の音」とか「自然への回帰」もあったし、旅行やミステリーや陰謀論だとかも言ってたっけ。
それから「君は真実を見たか?」とか「何を選択するのか?」とか(このへんはもう、原発事故の予言ですね)。
テジが失踪したり、暗号を解くゲームもあったなあ。
それにしてもよくもまあ、音楽以外のことまで大がかりにやるものだ。ミステリーサークル(思ってたより大規模!)を作ったり、UFOを飛ばしたり、チョルピンクダンスを踊ったり(明洞の水玉はもう少しで草間弥生)、ホントにたいへんだ。ここまでやらなくちゃ気がすまないのなら、9集はまだ先だろうなあ。わたしは音楽だけでいいから早く次を聴かせてほしい、と思うけど、テジはそういう人ではないのでしょう。
2008年にテジとの遭遇をして以来、一体自分に何が起こったんだろう、と考えると、結局歌詞にぜんぶあった。
「だから言ったじゃないか、僕が君を連れて行くと」(Take One。ホントに連れて行かれた)。
「僕が守ってやる 心を引き裂いてやる 涙を拭いてやる 僕を信じろ」(インターネット戦争)。
おかげで、この人がいれば生きてられる、とウツにもならず、新しい友達にも出会えたし、ずいぶん遊んでもらいました。ありがとう。
一緒に時間を過ごせて(韓国のマニアのような直接行動はできないけど)、とっても楽しかったよ。
最後のプレゼントをありがとう。
また会える日を楽しみにしています。
8/5 追記
DVDの表示は「リージョンオール」になっていますが、実際には「リージョン3」に設定されているようです。
当然、日本の「リージョン2」では見ることができません。これはちょっとまずいのではないか。
ちなみに字幕は、韓国語のみです。