種牡馬引退のクロフネ これまでに産駒はJRA重賞を43勝、最多は池添謙一騎手の7勝
- 2020年07月15日(水) 22時19分
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種牡馬として短距離女王・カレンチャンや障害のトップホース・アップトゥデイトを送り出したクロフネ(牡22)が、種牡馬を引退する。
産駒初の重賞制覇は2005年の東京スポーツ杯2歳Sのフサイチリシャールで、GI初制覇も同馬の朝日杯FSだった。その後も産駒は活躍を続け、これまでにJRA重賞を43勝、障害含めJRA・GIは9勝、通算ではJRA歴代8位の1414勝を挙げている。
現役時代の自身は芝のNHKマイルCを勝利すると同時に、ジャパンCダートを勝利するなど特にダートで強さを発揮し、産駒も1000勝近くはダートで勝利を挙げている一方、重賞級では圧倒的に芝での勝利が多い。もっとも多くクロフネ産駒でJRA重賞勝利を挙げている騎手はカレンチャンの主戦・池添謙一騎手、もっともJRA重賞を多く勝利しているクロフネ産駒はアップトゥデイト。また、2005年の初年度産駒のデビューから昨年まで毎年、1年も欠かすことなく連続でJRA重賞を勝利している。
■クロフネ産駒のJRA重賞勝利
・2005
11/19 東京スポーツ杯2歳S(GIII) フサイチリシャール(福永祐一)
12/11 朝日杯FS(GI) フサイチリシャール(福永祐一)
・2006
12/17 阪神C(GII) フサイチリシャール(福永祐一)
・2007
11/04 ファンタジーS(GIII) オディール(安藤勝己)
・2008
06/15 CBC賞(GIII) スリープレスナイト(上村洋行)
08/17 北九州記念(GIII) スリープレスナイト(上村洋行)
10/05 スプリンターズS(GI) スリープレスナイト(上村洋行)
・2009
04/25 福島牝馬S(GIII) ブラボーデイジー(生野賢一)
・2010
11/06 ファンタジーS(GIII) マルモセーラ(田中健)
・2011
02/12 クイーンC(GIII) ホエールキャプチャ(池添謙一)
04/09 阪神牝馬S(GII) カレンチャン(池添謙一)
07/03 函館スプリントS(GIII) カレンチャン(池添謙一)
08/28 キーンランドC(GIII) カレンチャン(池添謙一)
09/18 ローズS(GII) ホエールキャプチャ(池添謙一)
10/02 スプリンターズS(GI) カレンチャン(池添謙一)
・2012
03/25 高松宮記念(GI) カレンチャン(池添謙一)
05/13 ヴィクトリアマイル(GI) ホエールキャプチャ(横山典弘)
07/14 函館2歳S(GIII) ストークアンドレイ(川島信二)
・2013
03/16 ファルコンS(GIII) インパルスヒーロー(田中勝春)
03/02 チューリップ賞(GIII) クロフネサプライズ(武豊)
10/14 府中牝馬S(GII) ホエールキャプチャ(蛯名正義)
11/23 京阪杯(GIII) アースソニック(M.デムーロ)
・2014
02/17 東京新聞杯(GIII) ホエールキャプチャ(蛯名正義)
08/03 アイビスサマーダッシュ(GIII) セイコーライコウ(柴田善臣)
10/11 いちょうS(重賞) クラリティスカイ(横山典弘)
・2015
03/29 マーチS(GIII) マイネルクロップ(丹内祐次)
04/18 中山グランドジャンプ(J.GI) アップトゥデイト(林満明)
05/10 NHKマイルC(GI) クラリティスカイ(横山典弘)
08/01 小倉サマージャンプ(J.GIII) アップトゥデイト(林満明)
12/26 中山大障害(J.GI) アップトゥデイト(林満明)
・2016
11/12 デイリー杯2歳S(GII) ジューヌエコール(福永祐一)
11/12 京都ジャンプS(J.GIII) ドリームセーリング(石神深一)
・2017
05/07 NHKマイルC(GI) アエロリット(横山典弘)
06/18 函館スプリントS(GIII) ジューヌエコール(北村友一)
07/30 クイーンS(GIII) アエロリット(横山典弘)
09/16 阪神ジャンプS(J.GIII) アップトゥデイト(林満明)
11/05 みやこS(GIII) テイエムジンソク(古川吉洋)
・2018
01/21 東海S(GII) テイエムジンソク(古川吉洋)
03/10 阪神スプリングJ(J.GII) アップトゥデイト(林満明)
09/15 阪神ジャンプS(J.GIII) アップトゥデイト(白浜雄造)
10/07 毎日王冠(GII) アエロリット(モレイラ)
・2019
01/05 京都金杯(GIII) パクスアメリカーナ(川田将雅)
03/17 スプリングS(GII) エメラルファイト(石川裕紀人)
■重賞勝利グレード別
重賞(いちょうS) 1勝
GIII 20勝
GII 8勝
GI 7勝
J.GIII 4勝
J.GII 1勝
J.GI 2勝
■重賞勝利回数(上位)
アップトゥデイト 6勝
ホエールキャプチャ 5勝
カレンチャン 5勝
フサイチリシャール 3勝
スリープレスナイト 3勝
■重賞勝利騎手別(上位)
池添謙一 7勝
横山典弘 5勝
林満明 5勝
福永祐一 4勝
上村洋行 3勝
■重賞勝利コース別
芝 33勝
ダート 3勝
障害 7勝
産駒初の重賞制覇は2005年の東京スポーツ杯2歳Sのフサイチリシャールで、GI初制覇も同馬の朝日杯FSだった。その後も産駒は活躍を続け、これまでにJRA重賞を43勝、障害含めJRA・GIは9勝、通算ではJRA歴代8位の1414勝を挙げている。
現役時代の自身は芝のNHKマイルCを勝利すると同時に、ジャパンCダートを勝利するなど特にダートで強さを発揮し、産駒も1000勝近くはダートで勝利を挙げている一方、重賞級では圧倒的に芝での勝利が多い。もっとも多くクロフネ産駒でJRA重賞勝利を挙げている騎手はカレンチャンの主戦・池添謙一騎手、もっともJRA重賞を多く勝利しているクロフネ産駒はアップトゥデイト。また、2005年の初年度産駒のデビューから昨年まで毎年、1年も欠かすことなく連続でJRA重賞を勝利している。
■クロフネ産駒のJRA重賞勝利
・2005
11/19 東京スポーツ杯2歳S(GIII) フサイチリシャール(福永祐一)
12/11 朝日杯FS(GI) フサイチリシャール(福永祐一)
・2006
12/17 阪神C(GII) フサイチリシャール(福永祐一)
・2007
11/04 ファンタジーS(GIII) オディール(安藤勝己)
・2008
06/15 CBC賞(GIII) スリープレスナイト(上村洋行)
08/17 北九州記念(GIII) スリープレスナイト(上村洋行)
10/05 スプリンターズS(GI) スリープレスナイト(上村洋行)
・2009
04/25 福島牝馬S(GIII) ブラボーデイジー(生野賢一)
・2010
11/06 ファンタジーS(GIII) マルモセーラ(田中健)
・2011
02/12 クイーンC(GIII) ホエールキャプチャ(池添謙一)
04/09 阪神牝馬S(GII) カレンチャン(池添謙一)
07/03 函館スプリントS(GIII) カレンチャン(池添謙一)
08/28 キーンランドC(GIII) カレンチャン(池添謙一)
09/18 ローズS(GII) ホエールキャプチャ(池添謙一)
10/02 スプリンターズS(GI) カレンチャン(池添謙一)
・2012
03/25 高松宮記念(GI) カレンチャン(池添謙一)
05/13 ヴィクトリアマイル(GI) ホエールキャプチャ(横山典弘)
07/14 函館2歳S(GIII) ストークアンドレイ(川島信二)
・2013
03/16 ファルコンS(GIII) インパルスヒーロー(田中勝春)
03/02 チューリップ賞(GIII) クロフネサプライズ(武豊)
10/14 府中牝馬S(GII) ホエールキャプチャ(蛯名正義)
11/23 京阪杯(GIII) アースソニック(M.デムーロ)
・2014
02/17 東京新聞杯(GIII) ホエールキャプチャ(蛯名正義)
08/03 アイビスサマーダッシュ(GIII) セイコーライコウ(柴田善臣)
10/11 いちょうS(重賞) クラリティスカイ(横山典弘)
・2015
03/29 マーチS(GIII) マイネルクロップ(丹内祐次)
04/18 中山グランドジャンプ(J.GI) アップトゥデイト(林満明)
05/10 NHKマイルC(GI) クラリティスカイ(横山典弘)
08/01 小倉サマージャンプ(J.GIII) アップトゥデイト(林満明)
12/26 中山大障害(J.GI) アップトゥデイト(林満明)
・2016
11/12 デイリー杯2歳S(GII) ジューヌエコール(福永祐一)
11/12 京都ジャンプS(J.GIII) ドリームセーリング(石神深一)
・2017
05/07 NHKマイルC(GI) アエロリット(横山典弘)
06/18 函館スプリントS(GIII) ジューヌエコール(北村友一)
07/30 クイーンS(GIII) アエロリット(横山典弘)
09/16 阪神ジャンプS(J.GIII) アップトゥデイト(林満明)
11/05 みやこS(GIII) テイエムジンソク(古川吉洋)
・2018
01/21 東海S(GII) テイエムジンソク(古川吉洋)
03/10 阪神スプリングJ(J.GII) アップトゥデイト(林満明)
09/15 阪神ジャンプS(J.GIII) アップトゥデイト(白浜雄造)
10/07 毎日王冠(GII) アエロリット(モレイラ)
・2019
01/05 京都金杯(GIII) パクスアメリカーナ(川田将雅)
03/17 スプリングS(GII) エメラルファイト(石川裕紀人)
■重賞勝利グレード別
重賞(いちょうS) 1勝
GIII 20勝
GII 8勝
GI 7勝
J.GIII 4勝
J.GII 1勝
J.GI 2勝
■重賞勝利回数(上位)
アップトゥデイト 6勝
ホエールキャプチャ 5勝
カレンチャン 5勝
フサイチリシャール 3勝
スリープレスナイト 3勝
■重賞勝利騎手別(上位)
池添謙一 7勝
横山典弘 5勝
林満明 5勝
福永祐一 4勝
上村洋行 3勝
■重賞勝利コース別
芝 33勝
ダート 3勝
障害 7勝
無事にお役御免となったのは喜ばしい
D・Iを筆頭にキンカメも種牡馬引退の前に逝ってしまったし、古くはSSも引退前の急逝だった
単に「種牡馬引退」=余生を安楽に過ごせるとならないのが普通の世界だから、このクロフネのように「無事」に・・・・・というニュースを聞くとホッとするな
このレベルまで来ると「功労馬」として余生は保証されるが。。。
のんびり暮らして長生きしてほしい
*クロフネの馬で重賞を勝てていなかったというのが意外だった武豊
全盛期のお手馬だったのにな。
訂正
クロフネサプライズで一度勝ち鞍があったw
失礼