参考
関東馬4.6.6
関西馬6.4.4
※今年のキンカメ系はアラタとキングズパレス、ダンテスビューの3頭
※斤量の軽重はほとんど関係ない
【七夕賞2024】出走予定馬最速チェック サマー2000シリーズ開幕! 荒れるハンデ重賞をモノにするのは?
アラタ58.0
3年前と一昨年、今回と同じ舞台の福島記念を3着。主導権を握ったのは、パンサラッサとユニコーンライオンで、各々得意なラップに持ち込み、レース全体の上がり3ハロンは37秒6と36秒2。そんな上がりのかかる競馬が合い、じりじりと脚を伸ばしている。前走金鯱賞5着は展開が向いたものの、ローカルG3なら希望も。
カレンルシェルブル57.0
昨年の福島民報杯1着、福島記念3着と今回と同じ舞台に良績をもつ。コンパクトな脚の回転で小回りが利き、舞台設定としては不足ない。ただ、福島民報杯1着は力でねじ伏せたが、福島記念3着は展開が向き、上がりのかかる形も合っており、重賞だと展開の助けがほしい。前走、今年の福島民報杯5着は大外枠で距離ロスがあった。
キングズパレス57.0
2走前に3勝クラスの美浦S(中山芝2000m)を突破し、前走は新潟大賞典2着。美浦Sは悪癖のモタレる面を見せていたが、新潟大賞典は真っすぐ走っていた。逃げ馬が1000m61秒6の緩い流れに落とし、逃げ切りを決めるなか、中団から追い込んでおり、内容も悪くなかった。右回りに戻るのがどうかも、重賞で通用する下地はある。
ダンディズム57.0
昨年は札幌芝2600mの札幌日経OP3着、丹頂S2着から、福島記念では12番人気2着と穴をあけた。テーオーシリウス、ユニコーンライオン、バビットらが緩みない流れを作り、スタミナの活きる展開を、よく追い込んできた。瞬発力勝負より上がりのかかる競馬、高速馬場よりタフな馬場が合う。中間の雨予報は追い風だろう。
ダンテスヴュー55.0
一昨年のきさらぎ賞2着馬。世代限定G1を連戦後、自己条件へ戻ると、3勝クラスの突破に5戦を要した。オープン入りを決めた博多S(小倉芝1800m)は、良馬場の開幕週。6枠9番からラチ沿い、先頭から離れた5番手を確保し、前が苦しくなる流れも味方によく伸びた。前走の福島民報杯7着は、不利なく0秒3差まで。
ノッキングポイント57.5
昨年の新潟記念勝ち馬。3歳馬の勝利は史上4頭目、グレード制導入後は2頭のみ。1000m60秒6の緩い流れを、3枠3番からロスなく立ち回り、上がり3ハロン33秒8の脚を使った。直線の長い広いコースは合う。そこから菊花賞15着、金鯱賞12着、新潟大賞典8着は、大なり小なりかかっている。ペースアップと内枠が理想か。
バビット57.0
昨年、同じ舞台の福島記念は、緩みない流れを3番手につけ14着と大敗。逃げ馬でも、それほどテンは速くないため、同型と競り合うと脆さが出る。その点、セイウンプラチナ、フェーングロッテンらの存在は気になるところ。一方、今年の京都記念は離れた番手から9番人気3着と、別定G2でも好走。気分よく走れるかどうか。
ボーンディスウェイ56.0
4走前に3勝クラスの常総S(中山芝2000m)を勝利し、次の中山金杯も4着と善戦。1コーナーで起こった大渋滞の被害が少なく、1000m60秒5の緩い流れを3番手で運べた。ただ、後半1000mは11秒台が連続し、持久力の高さは示している。勝ち時計は1分58秒9と速く、時計がかかればもっとやれそう。
リフレーミング57.0
3勝クラス突破に14戦を要したが、3走前に湾岸S(中山芝2200m)を勝つと、福島民報杯を連勝。開催2週目でインを生かせる馬場のなか、道中は後方のラチ沿いに控え、勝負どころで外を回りながら追い込んだ。機動力はあるが、出遅れ癖と高速馬場への対応は鍵。前走の新潟大賞典(5着)は、前有利の流れを4角14番手からのもの。
レッドラディエンス57.0
キャリア11戦 [4-5-1-1]。新馬戦6着を除けば、オール馬券内と堅実に走る。3走前3勝クラスの日本海S2着(新潟芝2200m)は、展開が向いたものの、後の菊花賞馬ドゥレッツァと0秒1差。前走のメトロポリタンS(2着)は、2ハロン延長でも崩れなかった。操縦性が高く、長い距離も良さそう。相手関係ひとつ。