揚げ足取りよりも経済政策の議論を

こんな有事の時は国民は政治に変化を求めません。
それが1番分かる例が東日本大震災での菅政権でした。
となると一見野党には出番がないように感じられませんが、経済政策は別です。
国民の声をどれだけ吸い取り、実効性のある経済政策を遂行できるか。
その一念で議論を交わして欲しい。
安倍政権を倒すことは出来ずとも、
少なくても揚げ足取りに終始している現在の野党への国民の印象は変わります。

安倍首相のリードで決断

旗頭が多い中、「延期」という言葉を誰が発するか注目していましたが、安倍首相がリードして東京オリンピック延期を決断しました。
延期で課題山積は当然ながら、いつしかその決断した姿勢は国内外から評価を得るはずです。
オリンピック開催延期という不幸な出来事ですが、安倍首相の時代で良かった印象をもちます。

いま議論するのは

ようやく国会での論議が新型肺炎が主体となってきましたが、ここまできたらこの問題は政府に任せるしかありません。
今、大切なのは経済問題です。やはり誤っていた消費税増税,そして肺炎から波及している経済不況への対応です。
ここは議論する所であり、与野党問わず議員の力量の見せどころです。

「悪いのは安倍政権」は終息してからゆっくりやって欲しい

安倍政権を非難するのは、この騒動が一段落した後にいくらでもやって欲しい。
今大切なのは1日も早く終息する方向に導くこと。
その為に野党として何が出来るのか？それを考えて行動発言して欲しい。
東日本大震災の時野党だった自民党は、息の根を止められた菅首相への国会追及を止め、支援物資を集め独自で被害地に郵送していました。
悪いには安倍政権。そのフレーズを今回は使うべきではありません。