政権政党を目指すならば

ようやく2次補正案が成立をしました。しかし、関連法案が成立していませんので予算案の実行は直ぐには出来ません。

民主党はこの関連法案に対しての徹底抗戦の態度を崩していないようです。
確かに、定額給付金は筋の良くない政策だとは思います。しかし、万が一ここで法案成立を遅らせても補正予算が中ぶらりになって景気の低迷に拍車をかけることは間違いありません。

景気回復ということを考えれば、この決まった補正予算案を一日も早く実行に移すことこそが、政権交代を目指す政党として国民に評価してもらえるはずです。
まさか、民主党幹部も、定額給付金で劇的に景気回復になると考えているのでしょうか？

ここにきて粘ってます

両院協議会で民主党が粘ってますね！

本来、これは形式的なものなのですが・・・

最後の手段として

朝青龍の復活優勝に花を添えるはずの麻生首相の内閣総理大臣杯の授与も、小泉元首相のようにインパクトを与えることなく終わりました。また、世論調査の中では支持率が20％を切る結果も出てきてしまいました。
第2次補正予算は今日成立する見込みのようですが、関連法案もありかなり厳しい政局運営が続きます。

現状では、自民党と民主党の対立が続きますが、ここは思い切って180度方向転換して、100年に1度の大不況ということで麻生首相が平身低頭で小沢代表に申し入れ、大連立は別にして、政策だけでも両党で協議してみてはどうでしょうか？

これは、オバマ大統領が共和党にも政策協力を求めた姿をみての発想です。
無論、ブレたとの非難は承知の上で、民主党の政策も者によっては丸呑み覚悟した上での決断です。

もし、これを民主党が拒否したら・・・？

イチかバチかの勝負なのですが？？？

次々と大きな壁が

定額給付金、消費税増税、そして行政改革と大きな壁が続きます。

しかし、その後にモンスターのように立ちはだかるのは衆議院選挙です。

消費税増税と行政改革はペアで

消費税増税の11年度明記は止めた方が得策では？
確かに正論ですが、この時期に宣言することには疑問を感じます。

もし強行するとなると、行政改革断行のシナリオも平行してペアで発表しないと自民党内が大変なことになりそうです。

日曜同日開催の党大会

国会開催中の日曜同日でのそれぞれの党大会の開催は、今まであたあったでしょうか？
これだけでも対決ムードが更に高まります。

しかし相変わらず小沢代表の演説迫力ないですね～？！
一方、麻生首相のドスの効いた挨拶は内容超えて面白かったでした。

代表演説対決では麻生首相の勝ちの印象ですが・・・・・？？？

腹を括っている感じ

自民党幹部も、もう退路を断って、腹括って予算案成立だけを狙っている雰囲気です。

その意気込みに対して、民主党がどう跳ね返すことが出来るのか否か？

そこが最後の攻防戦のようです。

ハードル一杯

定額給付金の後は消費税増税ですか・・・

やはり中央突破でした

与党自民党は中央突破する気構えのようです。
予算案の衆議院優先の自然成立は無論のこと、関連法案も衆議院の再可決を全てに使う覚悟があるのかもしれません。

果たしてその行動が国民の目にはどう映るのか？

支持率20％を切り、不支持率70％を上まわった麻生政権のこれからの判断は？？

更に緊張強まる政局

麻生内閣の手法に批判を強めていた渡辺喜美元行革相が自民党を離党をしました。

今の所、党内で追随する動きの具体的な情報はありませんが、自民党でも民主党でもない第３極の必要性も一部では唱えられているだけに、混乱必至の通常国会で、果たしてこの離党とリンクしてどんな動きが生まれるのか否か？

今日、衆議院で可決され参議院にその議論の場が移った第2次補正予算の審議の動向と合わせて、緊張する場面が更に強まって続きます。