【TPP特別委「新たな論点が出てきている。徹底審議を引き続き求めていく」野田幹事長】
(2016/10/17 民進党(偽)公式HPより)
一部抜粋します。
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TPP特別委員会の集中審議で野党の議論が始まったことについて、「今日から野党の質問で、本格的な議論に入る前の前さばき的な議論が行われているが、今日の議論でも今までの議論でも分かったことは、政府の姿勢には、『とにかく隠せ隠せ、急げ急げ』という姿勢が濃厚に出ている。与党の幹部からは議論の終わり時の話が出てきているようでもあるし、『冗談ではない。議論は始まったばかりだ』とも思う」と語った。
同日の特別委員会質疑で玉木雄一郎議員が、日本国内で使用が禁止されている牛・豚の成長を早める肥育ホルモン剤を米国・カナダ・豪州では使用しており、TPPを締結するとそれらが入ってくることになる点を指摘したこと等を踏まえ、「そうした点を見ても日本は非常に甘いということがわかってきたし、新たな論点がどんどん出てきているので、徹底した審議を引き続き求めていく」と述べた。
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どうやら不勉強な玉木雄一郎は
交渉過程を公開しろ!
の一点ばりだけだとネタが足りないと思ったのか
がんばって「牛・豚の成長ホルモン剤がー」というネタを仕込んできました・・・が。
今年の通常国会、3月22日の参議院での審議より。
○和田政宗君 保育士試験、これによりまして保育士を更に増やしていく、これはまさに政府もそういった思いであろうというふうに思いますので、これは是非、来年度中、もう四月から来年度になりますけれども、この実施に間に合うようにやっていただければというふうに思います。
次に、消費者保護の観点から、食品について幾つか聞いていきます。
まず、牛肉について聞きます。
オーストラリアやアメリカなどでは、肉用牛の肥育、生育に成長ホルモン剤を投与しております。政府は、そうした牛肉を輸入する際にも安全は確保されていると述べておりますが、アメリカでは人体に影響があるとの論文もあります。そうした人体への影響の懸念などから、EUでは成長ホルモンが投与された牛肉は輸入禁止であり、日本でも成長ホルモンは肉用牛に投与されておりません。
消費者保護の観点からも、オーストラリアやアメリカなどから輸入された牛肉には成長ホルモンが投与されているものがあるとこれは国民に周知すべきだと思いますが、いかがでしょうか。
○国務大臣(河野太郎君) 成長ホルモンをめぐって一部の消費者が不安を感じていらっしゃるということはあるんだろうというふうに思います。ただ、この成長ホルモンは生きている牛に投与されていますから、何というんでしょうか、生活の中で代謝されて体外に排出をされるわけでございます。
今、実際にアメリカ、オーストラリアで使われている成長ホルモン剤につきましては、食品中の残留基準をこれは科学的知見に基づいて決めております。それを上回るものはそもそも輸入されない、市場には流通しないということになっておりますので、国内で流通している肉については安全性はきちんと担保されているということをしっかりお伝えをしていかなければならないのかなというふうに思っております。</front>
いずれにいたしましても、そうしたことを消費者の皆様にきちんとリスクコミュニケーションをしていくというのが消費者庁の役割でございますので、情報はきちんとお伝えをすると同時に、どういうところで不安を感じていらっしゃるかということをきちんとすくい上げて、それにしっかり対応していくということは不断にやっていかなければならないことだと思っておりますので、漠然とした不安をしっかりと受け止めて、それに対応するあるいはその不安を解消する、そうしたことに努めてまいりたいと思います。
すでに和田政宗議員が何度か質問していて決着してる話なんです。
玉木雄一郎は手柄を強調したがるので(それが東讃地区に受けてるのでしょうけど)
ツイッターでもこういうツイートをしています。
https://twitter.com/tamakiyuichiro/status/788014310685499393
玉木雄一郎認証済みアカウント @tamakiyuichiro
肥育ホルモンや飼料添加物は、国内での使用が認められていないのに、それらを使った牛肉や豚肉の輸入自体は禁止されていません。そんなダブルスタンダードの国は日本だけです。せめて表示義務をかけるべきと提案しましたが、安倍総理は否定的でした。
相変わらず担当大臣に質問せずに首相に質問し、
首相が農水行政の細かい部分を知らないため答えられないのを「否定的でした」
と都合良く言い換えて自分の手柄アピールをしています。
一方、和田政宗議員のツイートより。
https://twitter.com/wadamasamune/status/787896712551510016
和田 政宗認証済みアカウント @wadamasamune
衆院TPP特別委。民進・玉木雄一郎議員が、海外産の牛肉等の成長ホルモン投与の問題点やホルモン投与の表示をすべきと質問しているが、それらの質問は私がすでにさんざん質問してきたもの。全く同じ質疑になっている。私の場合は、他の議員の以前の質問と同じにならないよう議事録読んで工夫するが。
和田政宗議員の指摘のとおりです。
玉木雄一郎の質疑を聞けばわかりますが、
和田政宗議員が指摘した部分を劣化コピーして
「今消費者にはわからないで流通しているんですよ」
などといつもどおり不安を煽っていました。
先に取り上げた河野太郎大臣のときの答弁でわかるように
ホルモン剤の残留基準を超えたものについては輸入されないようになっている。
この答弁が全てです。
玉木雄一郎の質疑は本当に無駄です。これこそ仕分けるべきでしょう。
彼の国会での質疑で有益だったものがブログ主の記憶では何一つありません。
「パチンコ屋の倒産を応援するブログ」より