こんにちは 佐竹良夫ブログです。

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日本共産党演説会6月10日

2012年08月22日 | 行事・催し物
こんにちは、ご紹介いただきました日本共産党衆議院秋田一区予定候補の佐竹良夫です。4月10日に予定候補を発表以降、山内県議や秋田市議団と一緒に各団体へごあいさつに伺いました。秋田県農業協同組合中央会、秋田県建設業協会、建設技能組合連合会、中小企業団体中央会、森林組合連合会などこれまで共産党とはあまりつながりがなかった方々ともTPPや消費税増税阻止などであらたな共闘の可能性を痛感しました。建設技能組合では共産党が提案し実現した住宅リホーム事業で県予算20数億に対して、総事業規模では約500億円、地元へは300億円を超える波及効果があったと感謝されました。これまで訴えてきた共産党の政策への共感や期待はかってなく大きくなっています。さて、みなさん、東北、とりわけ秋田の人は寡黙で辛抱強く文句も言わず、もくもくと働く、善良な働き者というのは全国からの人物評だと思います。この秋田人の性格を逆手にとって、戦地では最前線に押しやられ多くの若者が犠牲になりました。また、戦後の高度成長時代には大黒柱は出稼ぎへ、そして子供たちは金の卵と持ち上げられ格安の労働力として重宝されました。そして今日に至っては、もう、あなたたちの利用価値はなくなったといわんばかりに切り捨てられる。日本の食料基地であるはずの秋田農業はおしつぶされ、県内唯一の製造大手の大企業はさらに安い労働力を求めて海外に出て行く。働く場を奪われた若者は都会や地元で、必死に仕事をさがすがなかなかありつけない。かろうじて見つけた仕事も多くは非正規職員で、いつ首にされるかと毎日おびえている。秋田に残った親たちは「枯れ木に水はやらん」といわんばかりの政治で、地方から医師がいなくなり、病院は消え、介護事業者は儲けにならんと引きあげる。こうして命綱の医療、介護、そして少ない年金まで奪われ、「自力では再生不可能といわれる限界集落だけが増えていく。「生活第一」「コンクリートから人へ」「消費税はあげない」の公約で政権についたはずの民主党政権はその舌の根も乾かないうちにこの約束をかなぐり捨て、消費税引き上げに政治生命をかけるという。アメリカの基地の7割が集中、アジアににらみをきかす軍事政策の犠牲の象徴として沖縄があるとすれば、今日の地域経済、医療福祉切捨ての矛盾を象徴をする県として秋田があるといっても過言ではないのではないでしょうか。
もうたくさんです。政治に今度こそノーを突きつけようではありませんか。秋田が変われば日本が変わります。秋田には中川利三郎という共産党代議士がいました。保証人になったがために家、財産をすべてとられ、リヤカーを引く青もの売りのお母さんに育てられ、苦学し、戦争では学徒出陣で友を失い、フィリッピン沖のバッシー海峡では看護師等をのせた輸送船が魚雷で沈没させられ、何千人が一瞬にしてなくなる中、本人は九死に一生を得て生還。この体験から、自身を、戦争をはじめるものと、貧乏をつくるものは同じ犯人。これを退治するのが生きて帰ったものの使命と、その命の日が消えるまで闘い続け中川利三郎さん。わたしはこの中川さんの意思と中川さんを国会に送り出した県民のみなさん願いをしっかり受け継ぎ頑張る決意です。どうぞよろしくお願いいたします。東北の中でもとりわけ秋田は自然に恵まれた豊かな地です。世界には海水を真水して農業生産をしている国さえあります。どうしてこんな自然豊かな土地を耕作放棄するのでしょう。世界には食糧不足でたくさんの子どもたちが飢えで苦しんでいるではありませんか。秋田県は日本の食料基地、木材生産地としての農業や林業など一次産業は言うに及ばず、二次産業でも自然環境を生かした地熱、風力、潮力、小水力、バイオマスなど自然再生可能エネルギーが有望視され、日本のエネルギー基地となることさえ夢ではありません。また、高齢者が多くて大変なのではなくて、医療や福祉を充実させることで若者の職場確保、安心して年がとれる地域づくり、魅力ある福祉の町への転換で第三次産業の充実させ、農業でも、エネルギーでも、福祉でも地産地消を柱に地域で経済循環するよう産業見直しをすれば新たな展望がひらかれると思います。人口約500万人のデンマークや約1000万人のスウェーデンはじめ、オランダなど北欧や西欧で幸せな国づくりを成功させているではありませんか。これは決して夢物語ではなく、県民のがんばりと、県民本位に地方財政を使うようにすれば、必ず新たな展望が見えてくると思います。全力を挙げてがんばることをお誓いしてご挨拶とさせていただきます。」以上
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