先月の終わり頃から続く肩凝りと歯痛。
今朝も治療に行ってきたのだが、まだ治らない。
歯磨きは「強く磨きすぎですね。歯が磨り減ってる」
と言われるほど磨いているのだが、それでも片方の
奥歯の歯周ポケットが深くなっていて、そこが膿んでいるらしい。
抗生物質を服み続け、「痛い」というほどではなくなったが
まだずきずきと疼き続けている。
「ではこの深い歯周ポケットをレーザーで掃除しましょう。
麻酔注射していいですか?
いいも悪いも、私は痛みに弱い。してもらわなきゃどうしようも
ないのだが、その麻酔注射の針すら怖い。
チクッときたので思い切り顔を歪めたら、
「そんなに痛くないはずですよ」
と言われてしまった。
レーザーの最中もなにか説明されたが、耳が、というより
脳が聞いてない。怖いからわざと聞き逃しているのだ。
まあ、そんな状況にも関わらず、本牧のうんちくツアーやら
「おばあちゃんの原宿ー巣鴨」散策など、今月はあれこれ外出
したのだから自分でも驚く。
じつを言うと、外へ出て動いている方が気が紛れるのだ。
「Y153 記念列車」というのにも乗せていただいた。
JR東日本と横浜のY153の企画で、石川町から特別列車に乗り、
茅ヶ崎、浜川崎を回ってまた石川町に戻ってくるというもの。
大勢の参加者達と石川町駅のホームで待っていたら、
濃紺の素敵な特別列車が到着。中はお座敷列車風。
「わあ、素敵!」と期待に胸弾ませ、ホームの人達は写真を撮りまくり。

が、なぜかその列車はしばらく停車しただけで、
ドアを開けることなく、行ってしまった。
すぐ戻ってくるはずと、待つことしばし。
入れ替わりに入って来たのは、かなり使い込まれた風体の別列車。

あちこちに傷が……。

「まさかこれじゃないよね」と同行の人達と言い合っていたのだが
その「まさか」だった。中は新幹線の普通車両風。
でも私達は女ばかり四人だったので、配られた勝烈庵のお弁当を
いただきながら、景色などそっちのけでずっとお喋り。
途中、こんなディキシーランド・ジャズの楽隊が回ってきたりで
なかなか楽しませていただいた。

その翌日には横浜のドヤ街である寿町に宿泊。
かねてより、「ドヤ」は最近、介護型に変わってきた、
と聞いていたので確かめたかったのだ

それはこちらでぜひ読んでください。
http://blog.goo.ne.jp/sanagi-home/e/3b9850bf59738bfa72c5e367ddc88d36
ロック系のライブにも久しぶりで行った。
中村裕介さんの「サロン・ライブ」。毎月第三日曜に
裕介さんのスタジオで開催されている。
禁煙スペースでのライブだというので煙草の苦手な
私も行くことができた。
アット・ホームでとてもリラックスできたし、
裕介さんの歌うナット・キング・コールも素敵だった。
ちなみに次回のサロンライブは7月15日。
詳細はこちらをどうぞ。
http://ameblo.jp/rock-oyaji/theme-10018755464.html
まあそんなこんなで、あさっては講演をしなければならないのに、
歯は依然として完治しない。
そうそう、今月は真面目に句会にも出たんだった。
それで思わず、こんな句を出した。
歯を病んで墨東綺譚の梅雨に入り
「墨東綺譚」(永井荷風)のヒロインは歯の病で
死ぬのよね……。
ちなみに「墨」はこれに「氵」がつくんですけどね、
その字でアップすると文字化けします。