冬桃ブログ

季節病だろうか

 
 長いこと体調不良が続いている。でも少し良くなったかな、と思い
先週、二日続けて外出したのがいけなかった。
 外出の中には病院も入っていて、「先生、もう治りかけです」なんて
言ってしまったのに。
 
 でもさすが我がホームドクター。ちゃんと熱を測ってくれた。
 「微熱だけど、まだあるよ。ああそれに、去年のちょうど今頃にも、
同じ症状でここへ来てるね」
 と、カルテを見せてくれた。

 ほんとだ。喉が痛い。体中が痛い。全身懈怠。熱っぽい。
 物の味がわからない。
 そう記入されている。してみるとこれは、私の季節病なのだろうか。
 そういえばちょうどNHKの撮影があった時だ。何カ所かロケして、
後日、ナレーションを入れに渋谷のNHKへ行ったが、あまりのひどい声、
顔色の悪さにスタッフが不安そうだった。
 ちょっと喋って水で喉を潤し、合間にのど飴を舐め、というやりかたで
なんとか無事に終えたが……。

 それにしてもここ二日間の外出はたたった。
 夜、おそるおそる熱を測ってみたら38度を超えている。
 家の中でも、一歩足を踏み出すと背中や頭に響いて痛い。
 
 昨日も同じ状態。そろそろと歩いて冷えピタだの食料だの、必要なものを
買いに行った。こういう時は便利の良い場所に住んでいて良かったと思う。
 本を読むことも映画DVDを観る気力もないので、ベッドに寝て落語のCDを
聴いている。

 今朝もまだ同じ状態。けれども日曜日なので病院は休み。
 どうしても解熱鎮痛剤がいる。前の通りにある薬局は日曜日、どこも休み。
 仕方がないので、またそろそろと歩いて伊勢佐木町の薬局へ。

 その時、お世話になっている動物病院がまだ開いているのに気づいた。
 入ると受付の人が、「いま、閉めるとこなんです」。
 無理を言って先生に猫の事情を聞いてもらった。

 「ああ、そういうケースは一件、聞いたことがありますねえ。
 二匹の猫の内、一匹が突然、もう一匹を襲うようになって、飼い主に
 まで飛びかかるようになったんです。飼い主も怯えて、もうこの猫を
 安楽死させるしかない、とおっしゃって……」

 その先は怖くて聞けなかった。

 怯えてタンスの上に上がったっきりで、私がそばについててようやく
水と餌を少しだけ口にするフータ。(トイレには入らない)
 しつこくフータをストーキングし、間のドアを閉めようものなら、激しく
鳴いてドアにガンガン体当たりするノア。
 どんなに体調が悪くても、飼い主はこの二匹に気を配らなくてはならない。

 話し合って解決、ということができないだけに、動物はほんとうに難しい。
 そして私は、夏生まれなのに夏がほんとに嫌いだ。 
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