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冬桃ブログ

西森稲荷

 最近、ご近所歩きがすっかり好きになった。
 歩くといっても足にトラブルのある私のこと、
「歩き」の部分は15分程度で、あとは目的地まで
車で連れて行ってもらったり、電車に乗ったり。

 この日は地下鉄で蒔田へ行き、前から行ってみたかった
西森稲荷神社へ。
 住宅街の奥にあり、中に入ると急な崖地に沿うかたちで
幾つもの石段、幾つもの小さな社が続く。
 崖の上は横浜英和女学校。室町時代、ここには北条一族に連なる
吉良家の館があり、蒔田の城と呼ばれた。
 
 まずは赤い鳥居をくぐって中へ。


 たちまち広がる狐ワールド。


 穴ぐらの社。


 いろんな狐がいるのに驚く。
 向かって左端は神官の姿をした狐。
 その隣の、ちょっとずんぐりむっくりした白いのは招き狐。


 けだるそうなのも。


 こっちも“けだる”系。左にちょこっと見えてるのは大黒様。


 オオカミか? と思いたくなるワイルド系。


 蛇は狐より古くから信仰の対象で、古語は「カガ」。
 だから「鏡」も「母」も「カガ」がなまったものだという説がある。
 鏡餅は蛇がトグロを巻いた姿を表しているし、神社の注連縄も蛇。
 それはそれとして、農業国日本では、田畑を荒らすネズミの天敵として
蛇や狐を崇めてきた。
 この神社にもちゃんと蛇がある。


 単なる石や岩、そして山も、日本では神聖なもの。


 おお、猿(猿田彦)もおられた!


 崖に沿って果てしなく続く狐ワールド。


 この西森稲荷を挟んで、上にはキリスト教系の学校、
下には大山ねずの命神示教会のビル群。
 いろんな神様が喧嘩もせずに並んで居られる。
 こういう鷹揚な日本が好きだなあ、私は。

 おまけ。
 私が勝手に「異界」と呼んでいる某所の稲荷。
 猫が狐の上に乗って遊んでいる。


 

 

 


 

 

 

コメント一覧(10/1 コメント投稿終了予定)

冬桃
いやいや
http://members2.jcom.home.ne.jp/noa411/
酔華さん

 西森稲荷の狐の多さったら、こんなもんじゃないんですよ。
 バラエティーに富んでるのも驚きです。
 狐の頭に乗ってポーズをとる猫は、西森稲荷とは
別のお稲荷さん。
 横浜には、知られざるミステリーワールドがいっぱいですね。
酔華
うわあああああああああああああああああああああ
す、すごすぎます……
ここまでキツネが集まっていると、
なんだか不気味ぃ…

オオカミのようなキツネ、
これも凄いですね。

はずれた扉…これも雰囲気が出ていますが、
なんていっても、最後の猫が素晴らしい!
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