冬桃ブログ

横浜の秋へ

 朝晩は寒かったが、秋のS村は
やはり、過ごしやすく美しかった。
 もう少したつと「秋真っ盛り」になるのだろうが
今回は「秋の初め」でしばしお別れ。





洗濯物を取り込むと、必ずカメムシが
ついているので油断できなかった。
カメムシの種類は多くて外見もさまざま。
なかにはこんな愛らしいものも。
赤紫蘇の葉にいたアオカメムシ。


今回、もっとも心残りだったのがこの子たち。


 飼い主がいるのかいないのかいまいち
はっきりしないようだが、日々、このあたりを
うろついている小柄な黒猫が子供を産んだ。
 父親は同じ境遇の白黒猫。
 とても気にはなるが、野良猫は決して
好意的には受け入れられてはいない。
 昆虫や鼠、もぐらなども捕食しているのだろうが
畑の作物も齧るらしい。
 村の人から聞いたところによると、こうして
生まれた子供たちは無事に育ったためしがないという。
 車に惹かれたり、食べ物を得られなくて餓死したり
……というのが、これまでの例。
 捕獲して親は去勢し、子供たちは保護団体に
引き取ってもらうことはできないのだろうか、
と思うのだが、郷に入れば郷に従えで、いまの
私の立場で口出しできることではない。
 餌を勝手に与えたりするのもルール違反だ。
 横浜でも野良猫の扱いについては近隣の住人間で
意見が異なり、対立もあった。難しい問題である。 
 どうか彼らの「運命」が良い方に向きますようにと
心の中で祈るしかない。

 そして数日前、まだまだ暑さの残る横浜に
戻ってきた。
 海岸通りを歩くと観光客らしき団体が目に付く。
 イチョウ並木の下は銀杏だらけ。
 踏みつけられて異臭を放つ。


 この写真では山下公園側のイチョウが色づいて
いるように見えるが、これは光の作用。
 実際はまだ手前側のような緑色。
 

 さて、私も急いでしなければならないことがある。
 恒例の椎の実拾い。野島の椎の実はまだ落ちているだろうか。
 
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