夕方、福井功さんと合流し、福井さんお勧めの「ひがしや」へ。
ひがしやのサイト
http://www.aji-shun.com/
鰻づくしの豪華な薬膳コース! 蒲焼き、白焼き(炭火焼き!)は
もちろんのこと、鰻の洗い(珍しい)や、ご主人がみずから
湖へ獲りにいってくださったしじみも!
さらに福井さんが差し入れてくださった鳥取のスパークリングワイン「SKY」。
sky氏もご満悦。
二泊三日の旅、いきなり最終日。
まずは出雲風土記に登場する最も古い神社だという万九千(まくせ)神社へ。
旧暦10月11日から七日間、全国の神様が出雲に集結し、縁結びを司る。
(神様もいいかげんで、けっこう間違えてカップルを作っているらしい)
で、この万九千神社は、その神様達が最後に立ち寄り、直来(宴)をなさるところだという。
運の良いことに、福井さんと懇意な宮司さんがいらして
楽しいエピソードをいろいろと聞かせていただくことができた。
話し上手な宮司さんは各地で講演をなさっておられるそうだ。
別名を「立虫神社」というらしいが、この「立虫』というのは蛇のこと。
そして荒神谷遺跡へ。数年前にも福井さんの案内で
ここを訪れたことがある。
1983年~85年にかけて、ここから銅剣358本、銅鐸6個、
銅矛16本が出土した。
さらに近くの加茂岩倉遺跡からもたくさんの銅鐸が出土した。
これはたいへんな出来事だった。それまで神話に過ぎないと
思われていた出雲王国が、実在したと証明されたのだ。
考古学や古代史は漢字だらけで、私なんぞの頭ではなかなか
整理できないのだが、こういうわくわくする話があるから、
わからないなりに大好きなのである。
さらに、ボランティアガイドさんの案内で、これも
今回の旅のハイライトである荒神社へ。
荒神というのは読んで字のごとく、荒ぶる神だ。
凶暴なスサノオと仏教における牛頭天皇(疫病神)が習合している。
だから、へたにお参りするとそれこそ祟られるという。
この荒神社も暗い森に抱かれた磐倉で、
まあ、知る人ぞ知るという存在であるらしい。
いいですよ、どなたさんでも祟ってください、
生まれながらの崖っぷち人生、くわえてもはやこの年だもの、
お好きなようにと、開き直ってお参りさせてもらった。
旅の最後は玉作湯神社。このあたりは古代から
「まがたま」の生産地として有名だった。
古代玉作之処
「反省!」……ではなくて、丸い「願い石」に
なにやら真剣に祈っている、ひーちゃん。
とりあえず、米子から乗った飛行機も無事、羽田に到着。
お疲れ様でしたぁ、と乾杯!
(おや、フチ子さんも)
神話や歴史の解説に加えて、マニアックな見所を
教えてくださった福井さん、
ずっと運転してくださったskyさん、
存在自体、いつも私の励みになってくれるひーちゃん、
ありがとうございました!
これに懲りず、また誘っていただけたら嬉しいです。
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