台風の通過を待って、6月4日、S村に入る。
畑にも庭にも野にも、初夏の花が満開!
紫陽花
朝顔
クレマチス
が、まずは猫のお墓に挨拶を。
5月にここへ来た時、瀕死の野良猫と出会った。
爛れた片目には、なぜそうなったのかわからないが、
もみ殻がびっしりと張り付いていた。
今回、私が来る数日前に、老ドラゴンがその猫の
遺体を見つけた。場所は、私が作りつつある花畑。
野良猫はたいてい、人目につかない場所でひっそりと亡くなる。
が、ここはちょっと小高くなったオープンな台地だ、
そんなに広くはないが、日当たりも見通しも良い。
「ここにはタヌキやハクビシンのような獣もいる。
猫の遺体を別の場所で見つけて、ここへ運んできたんじゃないか?」
というのが彼の推測だが、遺体は凄まじく食い荒らされ、
広く周囲に猫の毛が散らばり、普段、あまり目にしないトンビが数羽、
さかんに頭上を舞っていたという。
彼は散らばったものをかき集め、穴を深く掘って
遺体をそこに埋葬してくれたのだ。
悲惨な光景ではあっただろうが、遺体が食い荒らされたことに
関しては、野生の生き物として、悪い結果だとは思わない。
私が会った時、彼は(彼女かも)、間違いなく死が遠くない状態だった。
無残な姿になったのは、生前ではなく死後に違いない。
ならば、その遺体が他の生物の血となり肉となるのは
食物連鎖の一環として、悪いことではないと思う。
私たち人間も、他の生き物の肉をいただいて生きている。
まずはその墓代わりに積まれた石に手を合わせ、
私の花畑の土になってくれることを祈った。
いずれこの周りを花で溢れさせよう。
(この猫との出会いは5月14日付けのブログ
「命の戦い」に記した)
昆虫写真の第一人者である海野和夫さんの著書
「蝶が来る庭 バタフライガーデンのすすめ」
で、絶対、植えたほうがいい植物として紹介されていた「ブットレア」。
小さな苗で買って植えたが、無事に育ってくれているようだ。
相変わらず、私のできる仕事と言えば雑草取り、
それもスギナとの戦いが主なのだが、ドクダミに負けず劣らずの
薬草だというのでスギナ茶をこしらえてみた。
葉を摘んで乾かし、フライパンで炒るだけ。
毎朝一杯いただいているが、さあ、あのパワーを
少しはいただけるかな?
アストロメリア(ユリズイセン)
ムラサキツユクサ
畑にも庭にも野にも、初夏の花が満開!
紫陽花
朝顔
クレマチス
が、まずは猫のお墓に挨拶を。
5月にここへ来た時、瀕死の野良猫と出会った。
爛れた片目には、なぜそうなったのかわからないが、
もみ殻がびっしりと張り付いていた。
今回、私が来る数日前に、老ドラゴンがその猫の
遺体を見つけた。場所は、私が作りつつある花畑。
野良猫はたいてい、人目につかない場所でひっそりと亡くなる。
が、ここはちょっと小高くなったオープンな台地だ、
そんなに広くはないが、日当たりも見通しも良い。
「ここにはタヌキやハクビシンのような獣もいる。
猫の遺体を別の場所で見つけて、ここへ運んできたんじゃないか?」
というのが彼の推測だが、遺体は凄まじく食い荒らされ、
広く周囲に猫の毛が散らばり、普段、あまり目にしないトンビが数羽、
さかんに頭上を舞っていたという。
彼は散らばったものをかき集め、穴を深く掘って
遺体をそこに埋葬してくれたのだ。
悲惨な光景ではあっただろうが、遺体が食い荒らされたことに
関しては、野生の生き物として、悪い結果だとは思わない。
私が会った時、彼は(彼女かも)、間違いなく死が遠くない状態だった。
無残な姿になったのは、生前ではなく死後に違いない。
ならば、その遺体が他の生物の血となり肉となるのは
食物連鎖の一環として、悪いことではないと思う。
私たち人間も、他の生き物の肉をいただいて生きている。
まずはその墓代わりに積まれた石に手を合わせ、
私の花畑の土になってくれることを祈った。
いずれこの周りを花で溢れさせよう。
(この猫との出会いは5月14日付けのブログ
「命の戦い」に記した)
昆虫写真の第一人者である海野和夫さんの著書
「蝶が来る庭 バタフライガーデンのすすめ」
で、絶対、植えたほうがいい植物として紹介されていた「ブットレア」。
小さな苗で買って植えたが、無事に育ってくれているようだ。
相変わらず、私のできる仕事と言えば雑草取り、
それもスギナとの戦いが主なのだが、ドクダミに負けず劣らずの
薬草だというのでスギナ茶をこしらえてみた。
葉を摘んで乾かし、フライパンで炒るだけ。
毎朝一杯いただいているが、さあ、あのパワーを
少しはいただけるかな?
アストロメリア(ユリズイセン)
ムラサキツユクサ