横浜黒船研究会(Yokohama KUROHUNE Research Society)

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横浜黒船研究会第168回定例会 「米百俵の精神」の拡げた波紋と横浜開港 原 陽一郎 氏

2019-02-10 18:14:49 | 終了した講演会

おかげさまで講演は無事終了いたしました。

講演録音、講演会、懇親会画像等の関係資料を取りまとめおきましたので

下記 関係資料をクリックしますとアクセスしていただければ思います。

ダウンロードも可能です。

クリック: 関係資料

平成31年1月25日

横浜黒船研究会

会員各位 殿

第168回定例研究発表会 開催のお知らせ

 日 時:平成30年2月10日日14:00~17:00

場 所:フォーラム南太田 2階 第一研修室

横浜市南区南太田1-7-20 添付地図参照

TEL:045-714-7371

参加費:500円

研究発表会

14:00~14:05  開会のごあいさつ

14:05~16:10  発表者:横浜黒船研究会 会員 原 陽一郎 氏

演題:「米百俵の精神」の拡げた波紋と横浜開港

 

要旨

 長岡藩(新潟県長岡市)は、北越戊辰戦争において河合継之助の下で官軍と戦って敗れ、街は焦土と化した。この時、大参事小林虎三郎は近隣の藩から贈られた救援米百俵を藩士に配らず、「郷土の繁栄は人材の育成から始まる」と藩内を説き伏せて、全額を学校(国漢学校)の費用に充てた。この故事を山本有三が戯曲として書き残し、後に小泉首相が施政方針演説で引用した。

 虎三郎は佐久間象山の下で吉田松陰と共に学び、勝海舟、坂本龍馬らとも親交があった人物。虎三郎は横浜開港を幕府に進言して、藩主の逆鱗に触れ、国元で謹慎を命じられた。虎三郎は謹慎中に「興学私議」と題する優れた人材育成論を書き残した。虎三郎の思想と行動は長岡だけではなく、全国各地の近代化や教育の仕方(湘南高校など)に少なからぬ影響を与えたと考えられる。横浜開港もその一つだったのか、考えてみたい。

16:10~16:15  休憩

16:15~16:45 質疑応答

16:45~17:00 机と椅子の現状復帰

 

以上

 

 

ご連絡:次回第169回定例会3月10日(第二日曜日)

於フォーラム南太田 2階 大会議室

    講演者 長井勉氏 題名 明治の横浜とラグビー