The letter from YOKOHAMA

Yokohamaは未来に開けた街で、新らしいものを歓迎する進取の精神が生きている、そして、ここにしかないものがある

「クロマグロの禁輸」が否決 4

2010-03-30 06:21:15 | Weblog
 韓国は、今回、日本と協調して禁輸反対に回る、だから、スシをつまむ、
 「キムチもいいですが、スシもまあまあですな」
 「トロはどうですか」
 「うっうっ・・・うまい」
 「もうひとつ、どうぞ」
 「うっうっ・・・うれしい」

 「3月1日は、わが国の若者が、ご迷惑をかけました」
 「いいんですよ、過ぎたことは」
 「ひとつお願いがあるんですが」
 「シャリの上に、このキムチをのせてくれませんか」
 そう言って、キムチのビンを出す。

 「へーい、お待ち、キムチスシ」
 「うっうっうっ、カムサムハムニダ」

 韓国人の目にナミダ、キムチスシもありかな、いやあ、ないない。

「クロマグロの禁輸」が否決 3

2010-03-27 06:06:28 | Weblog

 タイの代表がスシをつかんで、
 「やっぱり、おコメがいいですね」
 「ほんと、ほんと」
 「このメシのうまさはどうでしょう」
 「これがわからない白人やユダヤ人がかわいそうですね」

 うなずいて、
 「おコメの国に生まれてよかった」
 「そして、コメとサカナのアンサンブル、これが絶妙」
 「ほんとうにあの連中はかわいそうですね」
 「肉とパンでしょう、肉は大味、パンはパサパサ、フランスパンは皮がゴワゴワ・・・」
 「ワタシなんか、このあいだ、口の中を切っちゃいました」
 「パン食べて お口がはれて パンパンパン 」

 お鮨を囲んで会話に花が咲く、決選投票前の夜のこと。

「クロマグロの禁輸」が否決 2

2010-03-24 06:28:47 | Weblog
 きっと大騒ぎだったんだろう、「マグロ禁輸」に反対する日本主催の秘密パーティー、50カ国・300人が集まった。

 「日本丸」の大漁旗の前でお寿司の大盤振る舞い、食うは食うは、なにしろタダ、各国代表は大喜び、
 「おまんは、トロばかり食うておりもうすな」
 「なんのなんの中トロも食べておりもうす」
 「てやんでー、江戸っ子はコハダでえい」
 「アフリカの出身で、なにが江戸っ子さ」
 「へへへ、こころは江戸っ子・神田の生まれ、秋の原っぱでレゲエのダンス・・・ 」

 当時は、ホコテンがあった、
 「それじゃあ、290円のカレキチの口だろう」
 「だから、こんなにスシが食えるなんて、トロにコハダにガレージ・・・」
 「ガレージってなにさ」
 「ガレージは車庫、へへへ、『シャコ』さ」
 「いうね」
 「てやんでー、江戸っ子でえい」
 「ふうん、アフリカ生まれの江戸っ子ね」
 「それを、言っちゃあ、おしまいよ」
 「ごめん、ごめん」
 「いいってことよ、もう忘れた」
 「あんた、いいとこあるね」

 「へへへ、神田の生まれよ、アキバの育ち、ニッポン大好き、おスシが大好き・・・」 
 「だから、こんなにスシが食えて、もう死んでもいい」

 「死なれちゃあ困るよ、明日が本番なんだからね」
 「明日の決選投票、いいかい、みんな、気合い入れていきましょう」
 「えい、えい、おー」

 かくて、禁輸決議は否決、これで一安心、当分、マグロが食べられそうだ。

「クロマグロの禁輸」が否決

2010-03-22 06:04:38 | Weblog

 中東カタールの首都ドーハで開かれていたワシントン条約国会議で、「大西洋・地中海産クロマグロの禁輸案」の否決が決定した。
 これには、さまざまの勢力や思惑がからまり複雑な展開が予想されていたが、
 「発展途上国や漁業国が欧米主導の禁輸案に予想以上に反発し、日本の追い風になった」

 アメリカやEU諸国は、それほど魚を重視していないので、こうした禁輸措置に理解を示す傾向が強い、ユダヤ教では、サカナを食べることを禁じている、アメリカの映画で、スシを手にしないシーンが、ことさらアップにされていたことがあった。

 日本は否決に向けて大活躍、17日夜、日本大使公邸でパーティを開く、そこで、お寿司の大盤振る舞い、「日本丸」の大漁旗の前には韓国・タイなど約50カ国・300人がごったがえし、スシをつまんで反対の気勢を上げた。

 なかなかではないか、おそらく食べに食べたんじゃあないかな、みんな、ニコニコ顔でパクついて、アメリカやヨーロパ人の横暴と身勝手を批難する、ひさしぶりにいいnewsだった。