肩たたき

最近友人たちから「フランス語どうよ？」というメールを立て続けにいただいてますけれども。先週通い始めたばっかりだってば
上達してきてるよ！と早く報告できるようになりたいものです。あぁ・・・ドラえもんの暗記パンが欲しい。
ただ、クラスで仲良くなったタイ人とブルガリア人の女性は英語がまったく話せないので、覚えたばかりのフランス語で無理矢理コミュニケーションを取るしかなく、帰り道でのただのお喋りですらいつも汗だく。始まったばかりではあるけれど、確実に単語の量は増えている気がします。（気のせいじゃないといいけど。）

さてさて最近の夫はというと、大学に提出するエッセイと翻訳の仕事がドバッと重なったため毎日本の山に埋もれつつパソコンの前で忙しそうにしています。それに加えてまだまだ夜は冷え込むモントリオール。夫は今まであまりなかったのに、最近は肩こりが少しある様子です。肩が凝るのは日本人くらいなのかと思ってましたけど、やっぱり人間どこの国でも、疲れが溜まると肩も凝るんですよね。ということで、たまに夫の肩をもんであげたりする優しい妻。（自分で言うなって？　笑）

つい先日、もんでばかりだと私の手が疲れるので、「肩もむ？」と言いつつも勝手に変更して肩たたきをしたところ。
「ななな・・・なんだよ！？えぇぇえ！？」と椅子を倒さんばかりに慌てふためく夫。・・・こっちがびっくりだよ、もー暴力をふるわれたとでも思ったんでしょうか。それとも、え？そんなに力強かった？（汗
でもそんな、逃げることはないでしょうに。

いつも「massage」という単語を使って話していたんですけれども、どうやらカナダでは「たたく」という行為はマッサージにはならないようで。いきなり肩をどどどどっと叩かれて、一体何事か！？とほんとに吃驚したようです。（笑
日本の美容院ではこうしてやってくれるんだけどね・・・と両手をナナメに合わせて、手の甲でトントンと後頭部をたたいてみせたりもしたんですけど、「ほんとか？」と疑われる始末。ほんとだってば！
肩たたき、日本では歌にまでなっているのに。気持ちよく感じない人が世の中にはいるんですねぇ。

そういえば昔バンクーバーでホームスティをしていたとき。ホームスティ先のひとつ年上のお姉さんがマッサージを習っているからということで、練習でやってくれるということになったことがありました。私の前に妹で練習するから、ということで見学していたところ。うつぶせに寝た妹の肩や背中にどろ～っとオイルを垂らし、手のひらでヌルヌルとマッサージ日本人の私には、ドロドロとしたオイル漬けの背中は、あんまり気持ち良さそうには見えなかったな～。
ということで、辞退したことがありました。やっぱり私は、ちょっとイタイくらいにトントン肩たたき、が一番！