モントリオールからケベックシティへ来る時、必ず立ち寄る町があります。ケベックシティの旧市街周辺にはないTim Horton'sのコーヒーを買う為なのですが、「ドナコナ」というちょっと不思議な感じの名前の町です。その名前の由来を、散歩の途中に発見しました。
先日、ケベックシティ旧市街近くのセントローレンス川沿いからセントチャールズ川の方までぐるっと続いている遊歩道を夫と2人で歩きました。活気に満ちた雰囲気の市街地とはちょっと違って、川沿いに静かできれいな庭や公園がつづき、自然が溢れていました。
Cartier-Brebeuf Parkという所に、いくつかモニュメントがあります。その場所は、フランス人探検家のジャック・カルティエが1535年、2回目の探検で辿り着き、冬越えをした場所だとか。そこのモニュメントのひとつによると、その当時この近辺は「ストラダコナ」という地名でドナコナはそこのリーダーだったそうです。カルティエはこの時、ドナコナの息子2人をフランスに連れて帰ったそうです。
冬越えはかなり厳しかったようで、カルティエのクルー20人が壊血病で亡くなりました。その時、ドナコナの息子が「Annedda」というヒマラヤスギを煎じた飲み物を彼らに与えて、カルティエと残りのクルーは助かったそうです。(公園にあるParks Canadaの施設で試飲できました。)
ケベックというとやはり歴史的にも「フランス系」につい注目しがちですが、そのずっと前からここに住んでいるイロコイ族の人達がいて、彼らの歴史があることを今更ながら思い出したのでした。
先日、ケベックシティ旧市街近くのセントローレンス川沿いからセントチャールズ川の方までぐるっと続いている遊歩道を夫と2人で歩きました。活気に満ちた雰囲気の市街地とはちょっと違って、川沿いに静かできれいな庭や公園がつづき、自然が溢れていました。
Cartier-Brebeuf Parkという所に、いくつかモニュメントがあります。その場所は、フランス人探検家のジャック・カルティエが1535年、2回目の探検で辿り着き、冬越えをした場所だとか。そこのモニュメントのひとつによると、その当時この近辺は「ストラダコナ」という地名でドナコナはそこのリーダーだったそうです。カルティエはこの時、ドナコナの息子2人をフランスに連れて帰ったそうです。
冬越えはかなり厳しかったようで、カルティエのクルー20人が壊血病で亡くなりました。その時、ドナコナの息子が「Annedda」というヒマラヤスギを煎じた飲み物を彼らに与えて、カルティエと残りのクルーは助かったそうです。(公園にあるParks Canadaの施設で試飲できました。)
ケベックというとやはり歴史的にも「フランス系」につい注目しがちですが、そのずっと前からここに住んでいるイロコイ族の人達がいて、彼らの歴史があることを今更ながら思い出したのでした。