こちらの写真も、ケベックシティでの冬のカーニバルから。戦場公園で展示された雪の彫刻です。たくさん展示されていましたけど、これが一番人気があったんではないかな?私もしばらく見惚れてしまいました。日本の雪祭りなんかでは、やっぱり子供たちに大人気のキャラクターものが多いと思いますけれど、こういう雪像に子供の頃から触れるのもいいことだよな~なんて思ったりもしました。
いつものごとく、さっそく写真とは関係ない話に移りますが。
私はいつも夕飯の支度をしながらラジオを聴いています。最初は英語やフランス語の練習に・・・なんて思っていましたけれど、続けているとだんだんと日課になり、ラジオを聴かないと料理する気がおこらなかったりして。(笑
ちょうど夕方にニュースの後にやっているのが、CBCラジオの「As It Happens」という番組。インタビュー形式でカナダ国内はもちろん世界中の様々な出来事について話をしていく番組なんですが、カナダの人たちの生の声も聞くことができて、これがなかなか面白いのです。カナダの色々な地域の人たちが電話で話をするので、いろんな方言やアクセントを聞くことができて英語の練習にもなっています。
いつものようにこのラジオ番組を聴いていた木曜日。なんと、「Complaints Choirカナダバージョン誕生!」のニュース!
このComplaints Choir、日本語にすると「不平不満合唱団」といったところでしょうか。ケベックシティの友達クレアに教えてもらってからネット上で注目していた合唱団なのです。
ふたりのフィンランド人がイギリスのバーミンガムで、人々の不平不満や愚痴に費やすエネルギーを何か別のものに変換できないか?というアイデアから合唱団をつくり、不平不満を歌にのせて歌っちゃえ、というのが始まり。
この小さな始まりから不平合唱団はどんどん人気がでて、母国ヘルシンキでも合唱団が誕生。その後ドイツのハンブルクやアメリカのピッツバーグなど、世界中にじわじわと広がっているのです。
実はこの合唱団の誕生にはもうひとつ理由が。
フィンランド語にはもともと、たくさんの人々が一斉に不平を言う様子を表す「Valituskuoro」という単語が存在するのだそうです。どう発音するのかさっぱりわかりませんが。そしてこの単語の意味が「不平合唱団」なんだそうな。
実際に歌を聴いてみると、その人気の理由がわかります。「喉がかわいた」というしょーもない愚痴から「なんで給料もっとくれないの」という切実な不平まで、不平不満だらけの歌詞なのに、歌っている人たちの真剣さといったら。(笑
それに、日頃から感じてる不満を歌にしてきくと、「そうそう!」と共感しながらどんどん歌に聞き入り、歌が終わると聞いていたこっちまで気分がすっきり!歌っている人たちはもっと気持ちいいんだろうな~。
歌詞をいくつか抜粋すると。
♪なんで私のパソコンこんなにのろいの~♪
♪バスの運転手は愛想がわるいし~♪
♪外で飲むビールはなんでこんなに高いんだ~♪
♪金返せ~♪
カナダバージョンではこんなのも。
♪なんで私の足こんなに冷えてんの~♪
♪指先なんてかじかんでマヒしちゃってるし~♪
♪ハーパー首相の服、サイズ合わなくてぴちぴちだし~♪
右の写真はヘルシンキ不平不満合唱団。青い空と教会をバックに、なんて爽やかなんでしょうか。
不平不満ばかり言うのは不健康だけれど、こうして歌にのせて全部吐き出しちゃうのもいいことなのかもしれませんね。実際に言葉にして不平を聞いてみると、なんだか可笑しくて「な~んだ、これっぽっちでグチグチしてるのもったいない!」という気分にもなってくるから不思議です。
この合唱団、とうとうカナダにも誕生したことですし、日本に上陸するのもそろそろでしょうか!?
▼日本にも不平不満合唱団を!と志高い人も、ただ歌を聴いてみたいという人も、こちらをご参照ください。
■CBC Radio "As It Happens" 不平不満合唱団デビュー記事
■Complaints Choirs Worldwide
いつものごとく、さっそく写真とは関係ない話に移りますが。
私はいつも夕飯の支度をしながらラジオを聴いています。最初は英語やフランス語の練習に・・・なんて思っていましたけれど、続けているとだんだんと日課になり、ラジオを聴かないと料理する気がおこらなかったりして。(笑
ちょうど夕方にニュースの後にやっているのが、CBCラジオの「As It Happens」という番組。インタビュー形式でカナダ国内はもちろん世界中の様々な出来事について話をしていく番組なんですが、カナダの人たちの生の声も聞くことができて、これがなかなか面白いのです。カナダの色々な地域の人たちが電話で話をするので、いろんな方言やアクセントを聞くことができて英語の練習にもなっています。
いつものようにこのラジオ番組を聴いていた木曜日。なんと、「Complaints Choirカナダバージョン誕生!」のニュース!
このComplaints Choir、日本語にすると「不平不満合唱団」といったところでしょうか。ケベックシティの友達クレアに教えてもらってからネット上で注目していた合唱団なのです。
ふたりのフィンランド人がイギリスのバーミンガムで、人々の不平不満や愚痴に費やすエネルギーを何か別のものに変換できないか?というアイデアから合唱団をつくり、不平不満を歌にのせて歌っちゃえ、というのが始まり。
この小さな始まりから不平合唱団はどんどん人気がでて、母国ヘルシンキでも合唱団が誕生。その後ドイツのハンブルクやアメリカのピッツバーグなど、世界中にじわじわと広がっているのです。
実はこの合唱団の誕生にはもうひとつ理由が。
フィンランド語にはもともと、たくさんの人々が一斉に不平を言う様子を表す「Valituskuoro」という単語が存在するのだそうです。どう発音するのかさっぱりわかりませんが。そしてこの単語の意味が「不平合唱団」なんだそうな。
実際に歌を聴いてみると、その人気の理由がわかります。「喉がかわいた」というしょーもない愚痴から「なんで給料もっとくれないの」という切実な不平まで、不平不満だらけの歌詞なのに、歌っている人たちの真剣さといったら。(笑
それに、日頃から感じてる不満を歌にしてきくと、「そうそう!」と共感しながらどんどん歌に聞き入り、歌が終わると聞いていたこっちまで気分がすっきり!歌っている人たちはもっと気持ちいいんだろうな~。
歌詞をいくつか抜粋すると。
♪なんで私のパソコンこんなにのろいの~♪
♪バスの運転手は愛想がわるいし~♪
♪外で飲むビールはなんでこんなに高いんだ~♪
♪金返せ~♪
カナダバージョンではこんなのも。
♪なんで私の足こんなに冷えてんの~♪
♪指先なんてかじかんでマヒしちゃってるし~♪
♪ハーパー首相の服、サイズ合わなくてぴちぴちだし~♪
右の写真はヘルシンキ不平不満合唱団。青い空と教会をバックに、なんて爽やかなんでしょうか。
不平不満ばかり言うのは不健康だけれど、こうして歌にのせて全部吐き出しちゃうのもいいことなのかもしれませんね。実際に言葉にして不平を聞いてみると、なんだか可笑しくて「な~んだ、これっぽっちでグチグチしてるのもったいない!」という気分にもなってくるから不思議です。
この合唱団、とうとうカナダにも誕生したことですし、日本に上陸するのもそろそろでしょうか!?
▼日本にも不平不満合唱団を!と志高い人も、ただ歌を聴いてみたいという人も、こちらをご参照ください。
■CBC Radio "As It Happens" 不平不満合唱団デビュー記事
■Complaints Choirs Worldwide