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プラユキ・ナラテボー師 「よき縁ネット」

タイの日本人僧侶プラユキ師の公式サポートブログです 師の活動をサポートし、瞑想や仏法を学ぶ人をサポートしていきます

「自由に生きる ~よき縁となし、 よき縁となる。抜苦与楽の実践哲学~」サンガ

2016-03-14 | 出版情報


プラユキ師の新刊「自由に生きる ~よき縁となし、よき縁となる。抜苦与楽の実践哲学~」が発売されました。

仏教カルチャー雑誌「サンガジャパン」に掲載された
寄稿、対談に、書き下ろしを加えた法話集です。
Amazon→「自由に生きる」

タイの森林僧院と日本を往復して活躍する
日本人上座仏教僧プラユキ・ナラテボー師。

現代日本人の抱える苦しみに直接向き合い、
さまざまな人々とのカウンセリングセッションを
重ねるなかで生まれた、
苦しみを抜き楽を与える、自他をもとに自由にする
実践哲学の集大成です。

「あらゆる現象と深くコミットしつつ、自由に生きる。
すべての出会いをよき縁となし、よき縁となって、
一切衆生の抜苦与楽の担い手となる。
ブッダが体現していたそのような生き様を、私たち
誰もが生きられる可能性を持っています。
本書がそうした自己の可能性発見の一助となりましたら幸いです」
(本文より)


2月5日、出版社サンガの主催で「出版記念講演会」が開かれました。
当ブログ管理人・森竹による報告です。
 【シェア】「自由に生きる」の刊行記念講演会が開催されました

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Kindle版発売のプラユキ師からのメッセージ

2015-10-05 | 出版情報
 
 

 プラユキ師の「苦しまなくて、いいんだよ。」が、Kindle版で発売されます。



電子書籍化にあたり、プラユキ師がその経緯をあとがきに書かれれています。
プラユキ師からのKindle版発売のメッセージをとして、該当部分をご紹介します。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
最後に、本著『苦しまなくて、いいんだよ。』の電子書籍版の出版に至るまでの経緯に
ついて簡単に記しておきたいと思います。
本著は、二〇一一年四月にPHP研究所から、当時PHP文芸出版部の副編集長を務め
られていた若林邦秀さん(現在はフリー)の協力のもと、紙書籍として誕生いたしました。
その後四年の歳月を経た今年二〇一五年、この書もいよいよ絶版になるとの報を受けま
した。私自身、心血を注いで産みだした愛着ある書、どうにか世に残し、まだ手にとられ
ていない人たちの「善きご縁」にこれからもなり続けてもらいたいと思いました。
そこで日本に一時帰国した折、「仏教思想のゼロポイント」の著者でもある友人の魚川
祐司さんに相談しましたところ、Evolving 代表の糸賀祐二さんを紹介され、本書復刻の意
義に賛同いただき、この度の電子書籍版での再出版となった次第です。

電子書籍版の装幀は、長年来の友人であり、ブログ「ヒビノケイコの日々。人生は自分
でデザインする。」で、月間四十万PVを獲得する人気ブロガーとしても活躍中の四コマ
エッセイスト、ヒビノケイコさんにお願いしました。
ちなみに、上記ブログには、「タイ僧プラユキさん漫画」というカテゴリーもあり、私
とケイコさんとの間で交わされた対話と学びの様子がほのぼのタッチの四コマ漫画となっ
て、すでに百本以上がアップされています。ご興味のある方は、こちらもご参考いただけ
ましたら幸いです。
末筆ながら、こうしてまたいろんなご縁のお陰さまで再誕を果たした本著が、これから
も読者の皆さまに愛され、いろんなご意見をいただきながら育まれていくことを願ってや
みません。


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別冊サンガジャパン2『タイ・ミャンマー人物名鑑』

2015-02-26 | 出版情報




プラユキ師の寄稿「ブッダの大地を築く、タイ仏教の開発僧」が再録された、「別冊サンガジャパン2 タイ・ミャンマー人物名鑑 (シリーズ現代の世界仏教1)」が発売されました。大学院生時代、そして出家後間もない頃のプラユキ師がタイの開発僧たちと出会い、気づきとともに学びを深まれていく姿が生き生きと描かれています。タイの仏教の明るさと力強さ、そして限りない慈しみが伝わります。

人々に苦しみを与え、対立や争いへと発展させてしまう根本の原因は、心にあると言える。しかし想像力も観察力もまた、同じ心の力である。自己を正しく見つめ、やんちゃな心の力を智慧や慈悲へと育てていくことができたとき、それは自分を真に救い、一切衆生の幸せのために役に立っていく原動力となりうるのだろうと思う。



 人物名鑑のタイのセクションにはプラユキ師をはじめ、近代以降の名僧から、プラユキ師の恩師ルアンポー・カムキエン長老や、スカトー寺のプラ・パイサーン・ウィサーロ住職、法友のカンポンさんまで、総勢23名が詳しく紹介され、タイ仏教への理解が一気に深く広がります。
 また、タイの大学講師、浦崎雅代氏の寄稿「気づきを『善き友』として タイの障害者カンポンさんの生きる智慧」もお勧めです。初稿は「サンガジャパン18号」に掲載されましたが、その後のカムキエン長老の看取り、カンポンさん自身の余命宣言を受けての共病生活(闘病ではなくて、病と共にある生活)などが加筆されました。カンポンさんの「生きる智慧」にあふれた珠玉の言葉の数々に、ぜひ触れてください。

 もちろん、ミャンマー編も大充実。テーラワーダ仏教のリアルを知る情報が満載された、永久保存版です。


以下(株)サンガのニュースレターからのコピーです。
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〔4:新刊情報〕

『別冊サンガジャパン②
――シリーズ現代の世界仏教①「タイ・ミャンマー人物名鑑」』

編:サンガ編集部 
発売日:2015年2月27日
定価:本体2,500円+税
ISBN:9784865640090  C0015

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■構成
Part1 タイ仏教
「近代タイ仏教概説」「タイ仏教の人物名鑑」「二十~二十一世紀を生きた名僧アーチャン・マハーブーワの生涯と教え」
「ブッダの大地を築く、タイ仏教の開発僧」「気づきを『善き友』として」

Part2 ミャンマー仏教
「無常と気づき」「ミャンマー仏教近現代史概説」「ミャンマー仏教の人物名鑑」「世界各国で活躍する注目の女性瞑想指導者」
「オバサ・セヤドーに聞くミャンマー仏教の現在」「ミャンマー仏教はどのように現在まで続いたか」「『自由への旅』をめぐって」

Part3 そのほかの東南アジア
「村の僧と森の僧」「聖と俗の厳しくもゆるやかな一線」

【執筆】星飛雄馬、大來尚順、天野和公、プラユキ・ナラテボー、浦崎雅代、中川吉晴、ディーパンカラ・サヤレー、
岩倉裕範、西澤卓美(ウ・コーサッラ西澤)、魚川祐司、藤本 晃、高野秀行ほか[以上敬称略]

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「シリーズ現代の世界仏教」は、おおよそ十九世紀末から二十世紀以降の、
洋の東西を問わず近現代の代表的な仏教僧侶、実践者を紹介していきます。
この同時代に世界で息づいている仏教の見取り図を、人物を紹介していくことで、描きたいと思っています。
プロフィールのデータ、略歴、著作、出家在家の有無、可能であればそのコンタクト方法などをもりこみ、
生きた仏教にアクセスするための具体的な手がかりとなる有為な情報を紹介していくことを目指して
います。生きた仏教の今を概観し、いま、そしてこれから、仏教に触れ、学び、生きようとする人に、
必ず必要となる一冊となるべく、シリーズの第一弾としてタイ・ミャンマー編をここにお届けするものです。
(編集部まえがきより一部抜粋)



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サンガジャパンVol.16

2013-12-27 | 出版情報





12月25日発売の仏教誌サンガジャパンVol.16(2014Winter)に、プラユキ師と認知行動療法の第一人者、熊野宏昭教授との対談が掲載されました。
「『怒り』に対処する臨床心理と仏教の実践 ──関係しあう認知行動療法と上座仏教の現在」というタイトルどおり、お二人が怒りや不安などの感情のコントロールをはじめ、現代人がどのように心と向き合っていけばよいのかを、医療者と仏教者の視点から縦横に語り合われています。
仏教瞑想と認知行動療法がその手法や効用だけでなく、間違った取り組みをしたときの副作用まで相通じることには驚かされます。
ぜひ、手に取ってお読み下さい。


(一部抜粋)
プラユキ師
「ブッダの教えでは、欲や怒りといったものを頭ごなしに否定するのではなく、その生じてきた現象をあるがままに受け止め、そのプロセスを観察していく。そのうえで適切な対処を施す。すなわち、そのエネルギーを活かし、育てていく、というのが本来のやり方です」

熊野教授
「私も、ACTが目指すもののほかで一番重要なのは、怒りや欲などを心から閉め出そうとする「体験の回避」をやめて、気づいたものをそのままにしておく「アクセプタンス」を育てて行くことだと考えています」



熊野教授
「認知行動療法は、とにかく科学的に、縁起の結びつきで、行動を説明しているわけですよね。そういう意味では、連続的な変化については非常に厳密に説明できるんですけれども、文脈の変化は説明できなかったんですね。つまり、ある文脈を選択したあとで起こることしか説明できなかったんです。そこで、ACTにおいてはそうした文脈、自分にとっての一番大事な生き方の方向性を「価値」という言葉で定義しているんです。
この価値というのはプラユキさんの言っている抜苦与楽と同じで、そちらの方向に進めば、苦しみが少なくなり楽が増えるというものなんです」


プラユキ師
「認知行動療法でいう『価値』が、仏教でいう『抜苦与楽』と重なっていると伺い、仏教と認知行動療法が歩まんとする道が同じであると確認できたと同時に、頼もしい同士を得た感を受けました。
私自身は認知行動療法の大事なタームをそれぞれ今日お話ししてきた五力や別境のタームと対応させて考えているのですが、ちなみに『価値』は五力や別境の一番目の『信』や『求』に対応させています」


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(補足)
対話中にACTという言葉が多出しますが、耳慣れない方も多いと思います。雑誌には言葉の解説がありませんので、ここで簡単に説明いたします。どうぞ、対談の理解を深める助けにして下さい。

ACT(アクセプタンス&コミットメント・セラピー)
2000年ごろからアメリカではじまり、世界に広がった新世代の心理療法。アクセプタンス(受け入れること)とコミットメント(決意し行動すること)を重視し、つらい精神的症状もあるがままに受け入れ、各自の「価値」による目標を設定し、具体的な行動を起こすように促すセラピー。そのため、「今、ここ」にマインドフルネスであることがポイントになります。




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サンガジャパンVol.15

2013-09-25 | 出版情報

  

サンガジャパンVol.15(2013Autumn)


プラユキ師が「戒律に守られ、自由に生きる ──戒定慧の二つのベクトルと、行動療法を巡る仏教的考察」というタイトルで、今号の特集「戒律」に執筆されました。

第一部では戒定慧の「三学」のなかで戒律の位置を確認したうえで、戒律の効用と注意点を、第二部では学習理論や行動療法の知見などを絡めながら、戒律の果たす役割を考察されています。また、最後には、サプライズなお楽しみ企画もあります。

一般に自由を奪うものだと思われがちな戒律が、実は私たちを守り、自由を与えれくれるものだということが鮮やかに論証され、読後は戒律を守りたくなっているかもしれませんよ。
ぜひ、手に取ってお読み下さい。


以下は、サンガHPからの転記ですhttp://www.samgha.co.jp/products/samjap/samjap_vol15.html
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特集 戒律

「戒律」という言葉を聞いたとき、日本人の多くは何を思い浮かべるだろうか? 本誌の読者は初期仏教に関心を持っている方が多いだろうから、「戒律」と聞けば仏教における在家の五戒や、比丘の二百二十七の戒律を想起するかもしれない。けれども、戒律の要素の薄い日本仏教や神道に親しんでいる日本人の多くにとっては、戒律とは自分にとって縁のない、何か一部の特殊な人々が行っている行のようなものとして映っているのではないだろうか。これは世界の仏教から見るとむしろ特殊なことであり、日本以外の地域での仏教は、戒律にのっとった生活をしている。そこに上座部と大乗の違いはない。
 改めて考えてみるなら、世界の各宗教における戒律は千差万別である。ならば、それらがどのようにして生まれ、各宗教においてどのような意味を持つのかについて理解をすることは、世界の仏教徒が当たり前のものとして護持している五戒などの戒について理解を深めることにも役に立つのではないだろうか。そのように考え、今回の特集を企画した。
 日本人にとってなじみの薄い戒律というものを知るにあたって、まず大きな枠組みを理解するのに役立つのが、島田裕巳氏による「戒律の宗教と法の宗教」である。島田氏は世界の宗教を、仏教やキリスト教(カトリック、東方教会)といった「戒律の宗教」と、ユダヤ教やイスラム教といった「法の宗教」の二つに分類する。聖なる世界と俗なる世界に対するとらえ方の違いから、このように世界宗教を二分して考えることは、私たちが戒律というものを通じて宗教を理解する上で、大いに助けとなることであろう。
 島田氏の分類に従えば、仏教は「戒律の宗教」ということになるが、多くの日本人にとって戒律は身近なものではないだろう。それはなぜか? 松尾剛次氏の「日本における戒律」を読めば、その理由がわかる。松尾氏は日本仏教における持戒の歴史を語る中で、日本仏教では戒律が軽視されてきた伝統があることを語る。では、日本仏教の歴史とは堕落の歴史だったのだろうか? そうではない。日本にも鎌倉時代には叡尊、忍性等がいて、江戸時代には慈雲尊者が戒律復興運動を試み、多くの人々がそれに共感し、戒律護持を実践したのである。本論考を読めば、日本仏教が戒律軽視であるというのは一面的な理解であることがわかるであろう。
 こうした戒律の歴史に対する理解を踏まえた上で、私たちはそれを日常生活にどう活かせばよいのだろうか。そのような疑問に明確なアドバイスを与えてくれるのが、ティク・ナット・ハン師による「五つのマインドフルネス・トレーニング(五戒)を実践すればうつ病も治せる」である。ティク・ナット・ハン師は仏教の伝統的な五戒を、現代生活に適応した五つのマインドフルネス・トレーニングとして再解釈し、私たちに実践を促す。わかりやすく、毎日の社会生活を送りながらでも実践できるトレーニングだ。
 プラユキ・ナラテボー師による「戒律に守られて生きる」もティク・ナット・ハン師と同様に、伝統的なテーラワーダ仏教の戒律を、行動療法などの現代的な観点から再考察している。プラユキ師の明晰な解説には、「戒律」といった言葉から想起されがちな迷信的な要素や、道徳的な押しつけは微塵もなく、なぜ戒を守ることが私たちの生活にとって有用なのかがよくわかるようになっている。
 そうして、こうした論考を読んだ上で、読者が実際に戒を守ろうとした際に生じるであろうさまざまな疑問に対するアドバイスを集めたものがアルボムッレ・スマナサーラ長老による「ブッダが説いた『五戒』の真意」である。Q&A形式でわかりやすく述べられた本稿を読めば、実践上の疑問もたちまち氷解するだろう。
 その他にも、石飛道子氏による「五戒の考察」など、必読の記事から本特集は成っている。本特集によって仏教の戒律の合理性と実践性が明らかになったのではないだろうか。戒の実践に踏み出す契機になったとしたらそれもまたよしである。(編集部)

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韓国語版「苦しまなくて、いいんだよ」が刊行されました

2013-05-13 | 出版情報


 「苦しまなくて、いいんだよ。」韓国語版が刊行されました 

  
 
  プラユキ師の著書「苦しまなくて、いいんだよ。」の韓国語版が韓国で発売されました。

発売から2ヶ月ほどですが反響が高く、多くのメディアで紹介されています。
表紙は日本語版とはガラリと変わりアート色の強いデザインです。
タイトルは「私の心痛くないように、他人の心けがをしないように~気楽に生きていくための
僧侶の知恵」といったニュアンスになります。

日本以上に社会的に不安定な要素を多く抱え、強い閉塞感が漂う韓国で、
「癒し」が大きなキーワードとなっているなかでの出版です。
まずタイトルが「自分自身の心を癒す本は多いが、他人にも心を配るところに惹かれた」と、
韓国の人たちのマインドに響いたようです。
次々にブログなどで書評がアップされていますが、登場する悩みを抱えた人たちの姿に
多くの方が自分自身を重ねて、我がこととして受けとめて熱心に読まれています。

予想をこす大きな反響に、プラユキ師も驚かれています。
「韓国の人たちも、こんな風に自分たちと同じように悩んだり、感動したりするんだ……」
と随喜や共感が生まれ、日韓友好の絆が強まればと、その一部ですが下にまとめてみました。
韓国語サイトなので、自動翻訳などでお読みください。
google chrome の場合は右クリックで「日本語に翻訳」をクリック、
firefox の場合はアドオンのインストール、 あるいは自動翻訳サイトなどが使えるようです。


紹介メディア
時事ジャーナル 「苦しみとは、生活のあちこちで練習問題のように与えられる」

現代仏教 「最も重要なのは、まさに”今ここで”」

ボブボ新聞 「苦しみから自由になる教え」

聯合ニュース  「<新刊>私の心痛くないように、他人の心けがをしないように」


ブログなど個人サイト
「最も重要なのは”今ここ”」ライラックさん
「心のヒーリングのための僧侶の教え」娘バカパンダパパさん
「心撫で触れる」カイルラスさん
「君は村に私が生きて」白い村さん
「レモンさんのブログ」レモンさん
「リコーちゃんのブログ」リコーさん
「やさしさと智慧が詰まった本」molemoleさん
「いつも笑ってたい」ヒヒジョアンさん


 また、プラユキ師と長年の交流がある日本人僧侶の方が、
 ブログ「アジアのお坊さん 番外編」で紹介されています。




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サンガジャパン Vol.13

2013-03-14 | 出版情報




「サンガジャパン Vol.13」(発売日3月25日)

特集「言葉と仏教」で、「たかが言葉、されど言葉」をテーマに、
二段20ページほどになる長文を執筆されました。
ラベリングなど言葉を使用した瞑想に対する洞察から、
「口の四善業」にもとづいた、日常での会話や思考における言葉の扱い方まで、
ブッダの教えを通して言葉をポジティブに活かす智恵を、私たちに語りかけます。
ぜひ、手に取ってお読みください。


以下、サンガニュースレターから雑誌紹介の転記になります。
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〔1:新刊情報〕
『サンガジャパン Vol.13』
発売日:2013年3月25日
サンガジャパン編集部 [編]
定価:本体1800円+税
ISBN978-4-905425-46-5 C0015
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■特集「言語と仏教」
橋爪大三郎、プラユキ・ナラテボー、ネルケ無方、石飛道子、
藤本晃、師茂樹、中村圭志、ティク・ナット・ハン

■連載
アルボムッレ・スマナサーラ、田口ランディ×本多弘之、藤本晃

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仏教にとって言語とは何か?

仏教は、約二六〇〇年前にゴータマ・ブッダが悟りをひらいたことによって始まった。
そして、仏道を学ぶ者なら誰しも、その悟りを目指して道を歩む。
しかし、ブッダが悟りをひらいたという「体験」そのものは、
私たちもまたブッダと同様に悟りをひらくまで共有することはできない。
にもかかわらず悟りを目指し努力をするためには、自らがまだその「悟り」を体験してはいないが、
それが目指されるべき素晴らしいものであると理解できる必要がある。
だが、先にも述べたようにブッダの悟りの体験を(私たちがブッダ同様に悟りをひらくまでは)
共有できない以上、その体験は言葉によって伝えられるしかない。
そこには当然、体験そのものとの間に乖離が生じ、多くの解釈が生まれる余地がある。
そして、そこからいくつもの宗派が生じる。
果たして私たちはそのような言葉によって生じる齟齬を乗り越えることは可能なのであろうか?
そのような問題意識から、今号では、「言語と仏教」というテーマに
多様な角度から肉薄することを試みてみた。
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大法輪 2012年11月号

2012-09-17 | 出版情報

10月7日頃発売予定の「大法輪 2012年11月号」(大法輪閣)で、
プラユキ師の執筆された「仏教と夢~すべての夢を吉夢に」が掲載されます。


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サンガジャパンVol.11(2012Autumn)

2012-09-17 | 出版情報


9月24日発売予定の「サンガジャパンVol.11 特集:なぜ、いま瞑想なのか」において、
プラユキ師と脳外科医の篠浦伸禎先生の対談が掲載されます。
タイトルは「悩み苦しみなく生きるための、仏教と脳外科の出会い」
ニ段組みで40ページ近いボリュームになります。



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