🎳仲間で石材店を営む知人より
島崎藤村の詩を書いて欲しいと依頼がありました。
故人が好きな詩を墓石に彫るのに
“普通の楷書ではツマラナイ”との事で
何故だか私の元へ依頼です
指定されたサイズの紙に、何パターンか書いて渡しましたが
崩した書体だと石材用語では
“島が出来ない”らしく、この行書に決定した様です
原稿用に普通紙と、もう1枚別で
草花を漉き込んだ和紙に、この詩を書いて
施主様の元へ委ねました‼️(📷撮り忘れ💦)
凄く喜んで頂けたと聞き何よりです
同じ詩でも紙と石では感じが違う物なのね
普段はパソコンから取った字体を機械彫りだそう。
今回は私の書を知人が手彫りで、初コラボとなりました
自分の書が、こうした形で残る事に感無量です
素敵です👏
とても励みになります🤗
輪郭線が取れるからってそのまま石に彫刻はできないのですって。
(勤め先が墓石葬儀関連なので、彫刻担当者さんが言ってました)
彫り込みも、垂直にごーんとするのではなく、なだらかな傾斜を生かしたりするのですよね。
で、細かすぎる彫りも省略することがあるのだそうです。
経年で欠けやすくならないようにするための配慮なんですって。
彫刻も奥が深いですね。
しかし、手彫りとはなんと贅沢!
延々残り続ける文字、末永く愛されますよね。すばらしい!
流石❗良くご存知で❗
今回はとても良い経験をさせて頂いて
色々と為になりました😊
次に依頼が来たなら、彫り込みとか、
何かと加味して書かないとですね😉