採集を予定していた月曜日、残念ながら昆虫ショップのオーナーは体調不良により行けなくなってしまったが、天気も良く絶好の採集日和になった。現地駐車場に約束の時間に着くと、森の中から昆虫館館長が現れた。

早速前回下見していた場所へと向かう、大きな立枯れが途中から折れた比較的新しい倒木である(写真忘れ)。削っていくと大型の蛹が出た。

続いて脱出失敗の♂

この木には成虫がいそうなので館長にバトンタッチ。出遅れの救出をお願いするが少し遅かったようで出るのは死んだ蛹や成虫ばかり。しかしまだ新しく、標本にするにはいい個体ばかりなので持ち帰った。

この蛹はいい顎をしていただけにもったいない・・・・・

私は少し離れたまだ調べていない材を調べる事にし、いくつか幼虫を見つけ小枝を幼虫に挟ませて取出す等していると「成虫出ました!」との声が。「でかいですか!?」と言いながら向かうと・・・


大型のオスの成虫である。深い所にいるの個体は☆になっているので、場所を表面に絞って狙うという館長の作戦が見事的中したようである。

非常にナイスガイな48mmの♂。この個体を取り出すのに館長は自分の指を挟ませて取り出すという荒業を使っていた。恐るべし館長。


先ほど調べていた材に戻り、削っていくと小さいながらもいくつか成虫が出た。

大型のメスの蛹残念ながら死亡していた。

アゴの擦れ等から越冬していたと思われる♂の個体。やはり自然界での越冬は厳しいようだ。
この後館長が47mmの♂を出し譲ってくれた。
少し場所を変えもう一つの倒木を見に行くが、出てくるのは2令ばかりの若い材で少し削って終了。新たな場所を探すことにした。
館長はほとんどの昆虫に詳しいので、林内を鳴いているヒメハルゼミ等の名前を教わり、珍しいカミキリ等もいれば聞きたかったのだがこの日は見つけることが出来なかった。そんな話をしながら下って行き、館長は立ち枯れを見つけ、私は比較的綺麗な倒木を見つけた。

少し削ると成虫がいそうな部分が出てきた。思い切って割ってみると・・



出た!!先ほどと同じくらい大きいオスである(48mm)。急いで館長を呼び一緒に削ることにした。


このサイズになるとカッコよさも断然違ってくる。

幼虫もこのでかさである。
館長はこの木を細くするんだと意気込んで削り始めるが、なにせ硬いもので前半アクセル全開だった館長のガソリンは著しく減っていく。
隣の木は水分が多く☆になっているものが多かったが、成虫もいくつか出すことが出来た。
時計を見ると12時半であったがガス欠の為、昼食をとって撤収することに。私はうっかりバイクの中に昼飯を忘れてしまった為館長におにぎりを1つ分けてもらったのだった。(かたじけない)
わずか4時間ほどであったが十分な数を得ることが出来、それだけ今日は運のいい日であった。
お土産用のペアを残して、大型の♀(37mm)以外のメスはリリース(いっぱい産んでくれよ!)
本日採った死亡個体の中の一つは53mmの大型個体であった。私が出したものもアセトンで洗い、汚れを取り綺麗な形の標本にしていただいた。館長どうもありがとうございます。

早速前回下見していた場所へと向かう、大きな立枯れが途中から折れた比較的新しい倒木である(写真忘れ)。削っていくと大型の蛹が出た。

続いて脱出失敗の♂

この木には成虫がいそうなので館長にバトンタッチ。出遅れの救出をお願いするが少し遅かったようで出るのは死んだ蛹や成虫ばかり。しかしまだ新しく、標本にするにはいい個体ばかりなので持ち帰った。

この蛹はいい顎をしていただけにもったいない・・・・・

私は少し離れたまだ調べていない材を調べる事にし、いくつか幼虫を見つけ小枝を幼虫に挟ませて取出す等していると「成虫出ました!」との声が。「でかいですか!?」と言いながら向かうと・・・


大型のオスの成虫である。深い所にいるの個体は☆になっているので、場所を表面に絞って狙うという館長の作戦が見事的中したようである。

非常にナイスガイな48mmの♂。この個体を取り出すのに館長は自分の指を挟ませて取り出すという荒業を使っていた。恐るべし館長。


先ほど調べていた材に戻り、削っていくと小さいながらもいくつか成虫が出た。

大型のメスの蛹残念ながら死亡していた。

アゴの擦れ等から越冬していたと思われる♂の個体。やはり自然界での越冬は厳しいようだ。
この後館長が47mmの♂を出し譲ってくれた。
少し場所を変えもう一つの倒木を見に行くが、出てくるのは2令ばかりの若い材で少し削って終了。新たな場所を探すことにした。
館長はほとんどの昆虫に詳しいので、林内を鳴いているヒメハルゼミ等の名前を教わり、珍しいカミキリ等もいれば聞きたかったのだがこの日は見つけることが出来なかった。そんな話をしながら下って行き、館長は立ち枯れを見つけ、私は比較的綺麗な倒木を見つけた。

少し削ると成虫がいそうな部分が出てきた。思い切って割ってみると・・



出た!!先ほどと同じくらい大きいオスである(48mm)。急いで館長を呼び一緒に削ることにした。


このサイズになるとカッコよさも断然違ってくる。

幼虫もこのでかさである。
館長はこの木を細くするんだと意気込んで削り始めるが、なにせ硬いもので前半アクセル全開だった館長のガソリンは著しく減っていく。
隣の木は水分が多く☆になっているものが多かったが、成虫もいくつか出すことが出来た。
時計を見ると12時半であったがガス欠の為、昼食をとって撤収することに。私はうっかりバイクの中に昼飯を忘れてしまった為館長におにぎりを1つ分けてもらったのだった。(かたじけない)
わずか4時間ほどであったが十分な数を得ることが出来、それだけ今日は運のいい日であった。
お土産用のペアを残して、大型の♀(37mm)以外のメスはリリース(いっぱい産んでくれよ!)
本日採った死亡個体の中の一つは53mmの大型個体であった。私が出したものもアセトンで洗い、汚れを取り綺麗な形の標本にしていただいた。館長どうもありがとうございます。