My ordinary days

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ふと思い立ち第2のキャリアを始めてしまった、流されがちなひとの日々を綴るブログです

ウェブスター「あしながおじさん」

2011-01-03 07:57:02 | 読書
みち家のサンタさんはおもちゃ等のプレゼントの他にご本を一冊ずつ置いて行きます。クリスマスシーズンに出窓に三つストッキングを吊るしておくとそこに入っているのです。

今年のご本:

長男くん 「14歳からの哲学」 
次男くん 「クオレ」
長女ちゃん「あしながおじさん」

というわけで、私もいつ読んだっけかな、小学生以来だと思いますが娘が読み終わったあとに再読。

ほぼ主人公の女の子からあしながおじさんに宛てた書簡の形となっているのですが、ああなんだかこの感じ・・・速水さんとマヤちゃんをつい思い出すわたくし。ははは、だって~

有名なお話ですね。孤児院出身の女の子が作家の才能を見出され匿名の紳士からの援助を受けて大学に行くことになりました。援助する代わりに毎月必ず手紙を書くこと・・・それがただ一つの援助の条件。才気煥発でユーモアのセンスもある女の子が孤児院から抜け出て新しい世界にはいり、そこでの生活が何と新鮮ですばらしいことかを、そして新しい経験や出会いをあしながおじさんに向けて語っていきます。
なぜ「あしながおじさん」なのか?それは車のヘッドライトにあたったその援助者の影が(顔姿はみていない)あしなが蜘蛛のように長くみえたから。

原書を読んでいませんが、翻訳の文章がとても自然でああ女の子の語る文章だなぁ、と。

福音館文庫刊 坪井郁美訳、ですが、読みやすいし初版が1970年なのに古びた感じがまったくしません。訳によって別の作家の本かと思うくらい印象はかわりますからサンタさんの選択、ナイス!でしたね。

ラストであしながおじさんの正体がわかるのですが、私はもう内容を知っているから驚かないけれどこれ初めて読んだときにどう思ったかな?
長女ちゃんに聞いてみたらなんと。

「ああ、知ってるよ。学校で少し読んだことがあって気になったから最後だけ先に読んだの。」

って、おいーーーーー!!なんなの、最後から読む派だったの?!
おそろしいーーーー

そんな人が本当にいるとは、しかもそれが自分の娘とは・・・・びっくりしました。

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