＜？罪と罰？＞

昨日、ちょっとした不注意でバイクの鍵をシートボックスに閉じ込めてしまうアクシデント発生！！
なんと三軒茶屋から自宅のある中野まで歩くハメに…
（初めての鍵閉じ込め…ガビーン!!）
電車を使うにもそう、財布まで閉じ込めてしまったのだ！ガガ・ビビーン！！

午後のキッツーイ炎天下の中、激しい自己嫌悪におちいりながらも、やっちまったものはしょうがない！と、自分の不注意への罰だとか、運命のちょっとした試練だとか、心の中で色々と自分に叱責をしつつ、根性を決めてスペアキーを取りに自宅まで歩いて帰ることに…

もう、全身それこそ汗だくになりながらも、ズンズン歩いていったのだが、道順を知っていたのは精神的に結構な救いにはなったなー。

しかし、距離や時間はみじかいものの無一文で旅をする感覚って結構心細いものだなーと、普段なかなか得ることができない体験を久しぶりにしたぜ。
だってこの暑いさなか、ジュース1本買えないのだもんなー。

歩きながらも、冷静に考えてみればタクシー使って帰ればよかったのだけど
、まあ歩いて帰れない距離ではないし、すでに茶沢通りを歩いてほどなく下北に近づいていたし、最近二日に一度くらいのペースで走り込みをしていたので、体力的には大丈夫かなと…
まあ、夜走る分、今済ませておけば同じさ、と前向きに歩くことにしました。

しばらく歩いていると色々と頭の中でとりとめのない思考を繰り広げているのだが、そのうち無心でただ歩く自分にふと気づく…
また、それについて、いや無心だと思っている自分は実は無心ではないのだ、などという禅問答みたいな思考をしつつ、ただ歩く。
何気にみんなも日常の中でそういう経験をしている人もいると思うんだけど、人間てほんとに不思議な生き物だなー。

…結果、1時間半ほどで、汗どろどろになりながらも無事に家にたどり着く。
歩いてみれば意外と近いものだ。

シャワーを浴びながらも考えた。

何かしらの交通手段を使っていこうか？再び歩こうか？
体は勿論、この暑さのせいで結構疲れている。
楽にいくも苦を選ぶも自分次第。
さあ、自分への根性試しだ。


スペアキーを持って、再び歩いていざ三茶へ！


…本日、ふくらはぎパンパンなり（泣）


yukio 06.08.12