「無症状感染病」 と 「ＰＣＲ陽性病」

　確認した事は無いのですが恐らく「私の腸に乳酸菌が感染しているので乳酸菌病を患っています」と言ったら、私は「バカ扱い」されると思います。

　しかし、Ｃｔ値を４０（一兆倍）にした「ＰＣＲ検査」で陽性反応が出た場合に、隔離される事に不服を言っても「バカ扱い」されます。バカと言われるだけならまだ良いのですが、拒否すると科料を課せられ、これを拒否すると逮捕されるかもしれません。Ｃｔ＝４０では、検体に５ｹのウイルスがあれば、例え不活性だったとしても陽性反応が出る値だそうです。

　「ＰＣＲ陽性病」はかなり危険な病気の様で、日本では前年の「様々な死因による総死亡数」に比して１万人以上少なくなる奇病だそうです。つまり「死者数を減らしたら逮捕される」かもしれないと云う病気です。まあ、自分が逮捕されて日本国民の命が救われるのなら本望と言えるかもしれません。

　ところで「無症状感染病」なる奇妙な病気も流行っているそうです。私は専門家では無いし他人の事は判らないのですが、何を隠そう、私の体には無数の常在菌が付着しています。つまり、私は「無症状感染病」を患っているので、街で見かけても近付かないようにしてください。

　なんでも、「コロナ血栓症」は「無症状感染者」からの二次感染が疑われていて、それが「クラスター」の主な原因とされているようです。その根拠は、中国での７７組（１５４名）の調査結果で確認され、その後に１千万人の調査が行われて否定されたそうですが、日本ではまだ大量に「無症状感染病」の患者がいて、緊急事態宣言の最中です。

　しかし、日本では一切の科学的根拠は示されていません。単に「専門家・報道機関・政府関係者」が騒いでいるだけで、少なくとも私の近所では、実際に「コロナ血栓症」の患者はおろか「無症状感染病」の噂すら聞いた事がありません。

　「ＰＣＲ検査」のＣｔ値は、日本では４０～４５で、台湾は３５だそうです。この、５～１０の差は倍率にして「32～1,024倍」です。

　「陽性者」とは言っても、ＰＣＲ検査でＣｔ＝３０で陽性判断できる場合も有るし、Ｃｔ＝４５でギリギリ判断できる場合も有るとは思いますが、その個別の値は公表されていないので判りません。そこで、仮に「台湾は３５」日本は「４０～４５」で全員がＣｔ値ギリギリで陽性判断されると仮定すると、両国のＣｔ値を入れ替えた場合「台湾の陽性者数は32～1,024倍」になり、「日本の陽性者は1/32～1/1024倍」になります。

　現在までの「台湾の感染者数」は約一千人なので、日本方式で検査すると「3万～100万人」になり、「日本の感染者数」は40万人なので台湾方式で検査すると「400人～12,500人」くらいになります。この人数は特殊な仮定を条件にしているので実際の検査陽性数とは違いますし、完全に逆転してあまりにも台湾がかわいそうなので、台湾のＣｔ値を日本と同じ４０～４５として、更に両国の感染強度の分布が同じと仮定し比較すると、台湾は3万～100万人に対して日本は40万人なので、陽性者数の水準はほゞ同じになります。

百万人当たりの感染者数（死者数）は、
台湾：　　　４２（　０．４１）
日本：３，２５３（５２．１　）

です。日本の感染者は台湾の「７７．５倍」なので、台湾のＣｔ値を＋７（１２８倍）しＣｔ＝４２で検査すると、日本の「感染者数」を超える事が出来ます。百万人当たりの死者数は５２．５人になり、日本と同じです。これは、ＷＨＯの指導で「SARS-CoV-2が確認された死者は、COVID-19による死者数に加える」とされている事に、忠実に従った結果です。

　よく党名の変わる政党の代表が「日本も台湾の防疫体制を目指すべきだ」とか言ってましたが、「ＰＣＲ検査のＣｔ値」を３５にするだけで、日本は台湾並みに安全な国になります。但し、「真の感染実態」は今と同じです。

　日本のＣｔ値が４０～４５と幅が有り、その割合は判らないのですが、４５は恐らく民間の検査だと思います。2月4日の「ＰＣＲ検査」の総数43,000件の内、民間検査会社の数は23,000件だそうです。その他を含めてそれぞれのＣｔ値が判らないので何とも言えないのですが、作為を感じます。

　「不安症」から脱毛症やうつ病等に罹り、これを「新型コロナの後遺症」と云う「新しい病名」を考え付く学者もいます。陽性確認され「後遺症」の不安から自殺者が出ているようですが、陽性確認がされていない人の自殺も数多く確認されているようです。

　是非とも「Ｃｔ＝３５」にして、「無実の感染者」が開放される日が来ることを切に願っています。