テレビとうさん

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「HOLOCHAIN」 と 「DX」

2021年02月07日 | 安全保障
「HOLOCHAIN(ホロ)」のホームページで見たのですが、開発者は「紙と鉛筆」で開発会議をしていました。やはり、情報安全保障は「レガシーグッズ」が一番と云う事です。

 既存システムを介して、在宅勤務で本社と連絡すると必ず情報は漏れます。漏れても、漏れた事が分かれば対処は可能ですが、分かるのは全てが終わってからです。例え「暗号化」しても、必ずマスターキーを持っている第三者は存在しているので、無駄な努力と言えます。

 「ホロ(ブロックチェーン)」の場合は、「本人」と「許諾された人」以外には(内容を)見る事は出来ず、データそのものも分散保存されているので、例え運良く偶然に解読したとしても「破片」しか見る事は出来ず、しかも「破片を見られた事」が記録に残されるので対処が可能になります。

 これは「DX(デジタル・トランスフォーメーション)」には必要不可欠な技術で、「情報の共産主義化」を防ぎます。既存システムが「DX化」されないと日本だけで年間12兆円の経済損失が生じると言われていますが、データ通信自体が既存システムのままだとその被害額は予想する事が出来ない程に膨らむ恐れが出て来ます。

 「共産主義国」では、全通信データを一括管理するため、人口が多ければ多いほど情報量が増えて開発が有利に進みます。侵入者も即座に遮断する事が出来るので、内部通報者がいない限り情報は漏れ難い国家体制と言えます。

 自由主義国では、データの一括専有が難しいので情報漏れが起きやすく、所有権のある個人が管理する以外には安全性を保つことが出来ません。現在では銀行口座情報でも銀行から漏れたりしますが、「ホロ」を使用すれば、例え漏れたとしても「一人のデータの一部」が漏れた時点で防御は可能になるようです。

 例えば、私のこのブログが「見られた履歴」は、私が許可しなければ私しか知ることが出来ないと云う事です。勿論「goo管理者も見ることは出来ません。恐らく、多くの国は「通貨としての暗号資産」と同様に、そのシステムを許可しないと思いますが、「チェーンブロック技術」には現実社会とは別に、もう一つの社会に暮らす「デジタル自分」を獲得する可能性を秘めています。

 まさに「トランスフォーマー」です。人体は「電線の中」に住むことが出来ないので、デジタルトランスフォーマーとして自分を変態させ、自由な世界に生きることも可能になります。

 ところが、既存技術のネット社会で「TrumpFormer」は、FakeBookやTwisterによって殺されました。




4 コメント

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Unknown (englico)
2021-02-07 19:30:58
テレビ倒さんさん、
初めてコメントさせていただきます。ホロチェーン解説ありがとうございました!私の真意をサクッと汲み取っていただいたようにも感じてます!これからも楽しい記事を書いてくださいね。
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Unknown (hobbesgracie911)
2021-02-07 23:14:47
おはようございます。
トランプが投票にブロックチェーンを使っていたと聞いたことがありましたが、何のことかさっぱりでした。そうだったんですか、と目から鱗のブログありがとうございます。
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Unknown (yk-soft-85)
2021-02-08 07:44:41
englicoさん、お早う御座います。

私は英語の聞読書は殆ど出来ないので、自動翻訳で「ホロ」を見たのですが、殆ど日本語になっていませんでした。単語を見て解釈しただけなので間違っているかも知れません。

これからも、よろしくお願いします。
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Unknown (yk-soft-85)
2021-02-08 08:02:16
🐶さん、お早う御座います。

現在のSNSは、シン・コミュニズムが席巻しています。共産主義国の共通した特徴は「他人や過去の資産を食い潰したら終了する」と云う事です。
シン・コミュニズムもアナログ時代の基盤(通信網など)の上に成り立っていて、自由を保障するシン・テクノロジーを恐れています。
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