ファン ジャンヨブ氏ご逝去。

ファン　ジャンヨブ氏が、逝去されたと報じられています。

全てをなげうって、北朝鮮の国民のために、体制と戦われた氏の人生は、必ずや後世にふさわしい評価を受けることになります。

ご冥福を心からお祈りいたします。

小沢さん、強制起訴へ。

とうとう来るものが来たか。という感じです。

混乱の極みにある検察が結局、起訴を見送り、弁護士が起訴することになったというのも、何かの巡り合わせということでしょう。

かつて田中角栄氏は、ロッキード事件の発覚後、憑かれたように田中派の勢力拡大により、自己の権力維持を図りました。

小沢さんも同様な道を模索するのかもしれませんが、もはや、その力は残されていないような気がします。

いまや、党内の権力基盤を失い、かつて自民党時代に力の源泉であった利権構造が壊れつつある以上、グループの議員をつなぎとめることすら難しいと考えるからです。

ファン ジャンヨブ氏。

TBSの金平キャスターが、報道特集に登場するようです。

しかし、私には、かつて、北朝鮮から亡命したファン、ジャン　ヨブ氏に対して、彼が放った質問が、忘れられません。

「あなたの家族は、おそらく、北朝鮮で、あなたのこの行為の報いとして、おそらくすでに生命を奪われているか、収容所に収容されていると思います。この家族に対してどのような責任を感じていますか？」

人間が、相手に対して放つこんな冷酷な問いがありうるのか？

おぞましい。こんな人間を飼いつづけているＴＢＳに、道を報じる資格はあるのか？

やはり、オウム真理教に、坂本堤弁護士の活動を放送前に漏洩し、一家の命を奪う契機を与えた当時と何も変わっていないのではないか？

社会の公器としての資格に、大きな疑念を感じています。