ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ

今、事務所で、この音楽をききながら、このブログを書いています。

同名のキューバのバンドを主人公にした映画のサントラ盤です。

キューバ革命以来、海外での活動の場を奪われた名バンドが、キューバの地で、それこそ貧しさを苦にすることもないように、３０年以上も飄々と演奏を続けて、その年月でさらなる熟練と美しさを加えて、再発見された。

夏の終わりの夜にふさわしい、憂いを帯びた美しい音楽です。

政治家として、他者の評価に身を晒し続けるなかで、ときとして自分本来の理想を見失いそうになります。

そんなとき、閉ざされた国で、美しい音楽を紡ぎつづけた、このバンドの音楽の物語は、大切なものを思い出させてくれます。

小泉首相、夏休み中。

他国の政府に、自国民が殺されたのに、小泉首相は、一切、テレビ画面に登場しない。
夏休み中のようである。

自らの任期の終わりが迫るにつれ、テレビのぶら下がり取材を毎日２回やっていたのに（ご存知の通り、これはテレビを最大限に利用した小泉政治の象徴）、１日一回にした。

そして、この重大事件に、何をしているのか？

小泉政治のお里が知れるというほかありません。

国民の生命を預かる首相は、靖国に公式参拝するより、国民の生命が他国により奪われたこの事件にこそ、政治生命を賭して、取り組むべきなのではないでしょうか？

日本人漁船員、ロシア政府に銃殺される。

ロシア国境警備当局者が、テレビ取材に答えていたところによると次の通りです。
かに籠を海上に投棄しようとしていた乗組員に対し、ゴムボートに乗ったロシア国境警備隊員が、カラシニコフ小銃で発砲し、射殺した。

これは、殺人事件です。
領土問題という宣伝にごまかされてはいけない。
ゴムボートで、正確な射撃をするというのは非常に高度な技術を要するのでしょう。
そして、意図的に、武装していない漁船員を、射殺しているのです。

国民の生命を守るのが、国家の義務です。
しかも、無防備の国民が、他国により、射殺されているのです。
これを、絶対に許すことはできない。
この一点が、全てです。

さいたまシティカップ 浦和レッズ勝利

去年は、ロナウジーニョが、ドタキャンして、盛り上がりに欠けたさいたまシティカップでした。

しかし、今年は、バイエルンミュンヘンが、主力で参加してくれました。
もちろん、親善試合としての限界はあるものの、随所に、バイエルンの選手はその実力の片鱗をみせてくれ、見ていて楽しいゲームでした。

もちろん、我がレッズも素晴らしいプレーを見せてくれました。特に、相馬のプレーについては、みなさんと意見が一致するところだと思います。

今回のバイエルンの主力参加は、ブッフバルト監督の存在が大きいのだと思います。でも、バイエルンの誠実な姿勢は、私たちの心に、一陣の涼風として、心に残ったのではないでしょうか。