皮膚がんを皮膚科医より正確に診断するAI

　皆様、こんにちは。総合診療医からの健康アドバイスの時間です。

　今日の沖縄は曇り。予想最高気温は22度です。昨日は那覇で26度の夏日を記録しました。暑かったです。しかし、新型肺炎の影響は、経済や観光だけでなく、プロ野球の無観客試合や、Jリーグでは、来月15日まで試合を中止するなど、各地各方面で影響が出ています。東京五輪が心配になってきましたね。早く収束することを願うばかりです。では、本題へ。

 

 

 

　皮膚科の医師は、システム１と呼ばれる、専門的なパターン認識で皮膚病変を診断している。

 

 

 

　皮膚科の医師は、長年の経験を経ることにより、皮膚病変の診断の精度を上げることができるようになるからだ。

 

 

 

　しかし、パターン認識はdeepラーニングが最も得意とする学習スタイル。

 

 

 

　人工知能に何十万枚もの皮膚病変の写真を機械学習させることによって、ほんの数日間でベテラン皮膚科医のレベルを超えるシステムが出来上がるようになった。

 

 

 

　２０１８年５月に発表された専門分野のジャーナルによると、ドイツの大学で人工知能による皮膚がん発見システムが開発された。

 

 

 

　その研究結果では、皮膚がんの診断率は、皮膚科専門医が８７%であったのに対し、人工知能が９５%であった。

 

 

 

　また、良性の皮膚病変をがんであると誤診してしまう割合についても、人工知能が皮膚科専門医より少ないという結果だった。

 

 

　人工知能は恐るべし、だ。

 

豊見城市、那覇市を望む。

 

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