総合診療医からの健康アドバイス

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起立性低血圧の調べ方

2024-05-01 11:05:37 | 医療情報

 皆様、こんにちは。総合診療医からの健康アドバイスの時間です。

 今日の沖縄は雨。今も雷が鳴っています。予想最高気温は28度です。水不足だし、今日一日は雨に感謝しながら過ごします。県内のダムの貯水率も徐々に回復しているようです。良かったですね。断水は嫌ですからね。ただ、洗濯物は乾きません。しかし、昨日の那覇空港自動車道の渋滞はひどかったですね。いつもは一分で行けるところが、二、三十分かかりましたから。運転には気を付けましょう。では、本題へ。

 

 最近は家庭血圧計が広く普及している。

 

 失神の原因となるような起立性低血圧があるかどうかについても、血圧計があれば自分で調べることができる。

 

 あるいは家族にお願いして調べてもよいだろう。

 

 立ちくらみやめまい感等を自覚する場合には起立性低血圧が疑われる。

 

 まず、最低でも5分間、横になり安静とする。

 

 その状態から椅子に腰かけるか、可能であれば起立する。

 

 高齢者の場合には、転倒やそれによる骨折をきたす恐れがあるので、座位にとどめる程度でよいと思う。

 

 このように体位変換した直後に血圧を測定しよう。

 

 最近の研究によると、体位変換して1分以内の血圧で判定するのが望ましいことがわかった。

 

 この研究は、体位を変換させた後の血圧の測定タイミングのうち、25秒後と50秒後が患者さんのその後の病気に有意に関連していたことを示した。

 

 その後の病気としては、転倒や骨折、心臓や血管の病気などを調べており、失神に関連した病気だ。

 

 我が家の自動血圧計を使って血圧を測ってみるとちょうど25秒で測定できることがわかった。

 

 家で使っている機種だと、体位変換直後にスタートボタンを押すとよいタイミングで測定できるということ。

 

 起立性低血圧かどうかについては最終的には担当の医師に診てもらうとよい。

 

 

 

 沖縄本島北部、金武ダム周辺の風景です。2024年4月上旬撮影。

 

これを実践するだけで、楽しく食事をして、健康的に若々しく、やせることができます。高血圧や糖尿病も予防するので、コロナウイルスにもかかりにくくなると思います。「病気にならない食事の極意」よろしくお願いします。

 

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