R-nt雑談部屋

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最終回ドラマ感想②

2023年03月17日 14時44分16秒 | 落書他雑事

年明鑑賞してたドラマが最終回終え、簡単な個人的主観感想を綴る第二弾。

【Get Ready!】

個人的に好きな直江兼続を大河で演じた妻夫木氏出演の闇医者ドラマで、一般視聴者間ではマンネリで一寸…的な意見も途中出てた様です。確かに闇医者故に依頼手術を受ける受けないの仲間内意見相異とかに関してはマンネリだったかなぁ~とは思いますが、見応えある放送回もあったのも事実。ラストまで観終えると主要登場人物(クィーン(松下奈緒嬢)やスペード(日向亘君))の過去とその時に関わった人達の今とか、エース(妻夫木氏)が医療界から姿を消した背景に何があり真実はどうだったのかとか、ジョーカー(藤原竜也氏)が家族より闇医者稼業に力を注ぐ理由とか的確に説明されており、仲間を助ける為に警察に逮捕されたジョーカーが釈放され、これからが目的を一つに信頼できる仲間として自分達の仕事を初めていく・・・と言う所で最終回だった為、1クールだけで終了と言うのが少々残念だった気もします。個人的には三石琴乃さん演じるPOCさんとジョーカーとの、占い支払いの「はい〇万!」「相変わらずお高い…」のマンネリヤリトリが好きでしたし、後半では謎の運び屋役が鈴木亮平氏と判明し、彼とエースとの関係が「本当に運び屋と依頼人だけなの?」って感じで終わったのも悲しかったです。

【大奥】

よしながふみ先生漫画原作の男女逆転SF時代劇の実写化ドラマ。本来の大奥システム自体が好きでない自分ではありますが、好きな俳優陣が途中交代で出演されるとの事で観てました。正直、子作り描写とかも頻繁にあった放送回もあった作品故、この手のものをNHKが実写ドラマ化した事にまず驚きでしたね。後は男女逆転で立場関係なく3代・5代・8代と、夫々の将軍を支える其々の家臣と秘めたる想い的なドラマが美談でした。3代家光(堀田真由嬢)には元坊さんの万里小路有功(福士蒼汰君)。5代綱吉(仲里依紗嬢)には綱吉の御台所から大奥入した歳右衛門佐(山本耕史氏)。8代吉宗(富永愛嬢)には大奥勤め10年古参者の水野祐之進(風間俊介氏)。3代目が種無しの為に後継ぎ出来なかった有功への純愛秘めた将軍なら、5代目は父の命に逆らう事なく子をつくる役割の為に本命外に抱かれ続けた将軍、8代目は任務の子作りよりは男女逆転の謎の解明と“赤面疱瘡”撲滅に尽力した将軍。この三者三様のドラマを吉宗が書物を読みながら紹介していく形式のドラマで、兎に角、富永愛嬢演じた吉宗の性格が滅茶苦茶男前で・・・それを支え続けた水野祐之進(風間俊介氏)の生涯と吉宗との関係が素敵でした。このドラマ、秋にシーズン2が放送予定で、幕末編らしい為に少し楽しみです。

【忍者に結婚は難しい】

私は読んだ事もドラマ鑑賞もした事ありませんが、「ルパンの娘」を書かれた推理小説家・横関大先生原作の、菜々緒嬢主演実写ドラマで、こちらは久々に勝地涼君(子煩悩パパ役で期待裏切られませんでした)が出演されると知り、今回の実写ドラマ鑑賞してました。菜々緒演じる妻・蛍の尻に敷かれてる、夫・悟郎演じる鈴木伸之君のだらしな旦那役に何かイメージが・・・と思いつつ、コメディ感保ちつつの破天荒な流れの初(?)忍者ドラマを毎週楽しませて貰いました。伊賀と甲賀、忍び業界での敵対関係をまんま現代に持ち入り、伊賀忍者の悟郎と甲賀忍者の蛍が互いの正体を知らずして結婚、夫婦生活を営む中で起きた事件を解決していく展開でしたが、蛍と悟郎に関しては最後はハッピーエンドになり良かったのですが、一番可哀相だったのは伊賀の為と信じ色々動き働いてた風富小夜(吉谷彩子嬢)。その祖父である伊賀総帥・風富城水(市村正親氏)がラストのラストで、罪を全て孫娘に押し付け指示した自分は姿を消す点が・・・この物語上での諸悪の根源・下衆な悪人そのものでした。普通、爺様が自分の身可愛さで孫娘見捨てて逃げるって・・・信じられない話ですが、一度権力得た者は皆そうなっちゃうんでしょうかね?だとしたら・・・権力に溺れる者は寂しき人生也って感が強く印象に残ったドラマでした。

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