R-nt雑談部屋

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2023年春ドラマ個人的主観感想

2023年06月27日 21時04分53秒 | 落書他雑事

専業主婦や長年続けてられた営業事務とは疲労の体質が異なる、体力や感情共に持久力と精神力が求められる、過去にサービス業勤務年配者に笑われた通り・・・どちらかと言えば自分には不向きなお仕事に再チャレンジ勤務の中、遅ればせながら録画や配信で鑑賞してた2023年春ドラマも最終回観終えた為、順番に個人的な感想を短め(?)で書きとどめたいと思います。

特捜9>>素直に・・・推し俳優二名が、Season4~5と準レギュラー的な存在となり、若手の方は今年抱えてるお仕事も多く当然の如く出番も少なかった為、そういう推し演技鑑賞観点からでは裏切られた今シーズンではありました。でも物語自体はいつの間に子供が?的な感じから始まり、事件内容も回を進む毎に興味深い物でしたので、全体通しては何時も通り楽しめました。ただ最終回(東山紀之氏サプライズ出演)が今回早かった為、時同じくして某事務所の問題が公にされた事も所以し、「アレ今回9話で終了?もしかしてマジ打切?」と思ってしまいましたが、その後に東山氏の「刑事七人」が放送されてる事(例の件で打切ならこちらドラマも放送延期の筈)を考えると、そういう訳でもなく放送開始時から今シーズンの放送話数は何時もより少なめと決まってた様ですね。次回シーズンがあるなら通常回数話で、推し俳優二名の出番が増える事と、懐かしい寺尾氏のゲスト出番に期待したいです。

弁護士ソドム>>こちら福士蒼汰君が悪徳弁護士に扮するとの事で・・・遂に「正義のヒーロー」特撮主人公演じた子が悪役に染まる?と思い鑑賞してみましたが、悪事を突き止める手段として法に反する手段を使いはしたが、根は全然善人の役柄でした。人をだまし儲ける詐欺師を詐欺師弁護人としての立場を利用し、被害にあった方々の敵討ちみたく、詐欺師を詐欺に陥れ裁き被害者達に差出人不明で返金していくという流れでした。主人公が不幸抱えた自分好みの暗め設定サスペンスドラマでしたが、記憶失い監禁されてた渉(母親が父親の経費隠匿罪を背負って自殺したと警察に判断され育った主人公)の父親の記憶が戻り、監禁先から逃げ出し息子に経費隠匿と母親の死の真実を告げる迄は良かったのですが、逃げながら息子へ公衆電話利用してた父親はその後どうなったの?感が否めない(恐らく渉の仲間に保護されたと思うが)。記憶戻った父親と息子の感動的再会場面は?的な部分が描かれなかった事と、渉の身内事件に首突っ込んでたまどか(玄理嬢)の元彼青柳(古川雄輝君)が余り事件に関わらずに終わってしまったのが残念な部分です(育ての父親とは会話で理解し合う感動場面があったが・・・)。渉本人は自分が恨んでた相手に復讐し終えると、自分の罪(弁護士が詐欺を犯す)を自供し、法にのっとった弁護士資格剥奪の罪を受けはしますが、場所と相手を改めまっとうな人生を歩み始めると言う終焉で、まどかとの関係も安易な恋愛に発展せずに終わってた点は良かったです。

★風間公親~教場0~>>こちらはキムタクらしくないと言うアンチ意見を記事等で目にしたのですが、個人的には・・・別に木村拓哉氏の為に作られた物語でなく、以前から原作ある作品故に何でそんな記事や意見が出回るのかよく解らなかったです。皆様、トレンディドラマ絶頂期のキムタク演技を求めてたのかな?私はリアルタイムで一度もキムタクドラマ観れてなかった社会人だった為、それらの作品と比較しようがないですが、教場はドラマ内容も登場人物の性格もわりと原作忠実に描かれてた感があり、一部文章より映像の方が強烈な印象が残るドラマだった気はします。確かに過去木村君が演じた役柄とは、全然異なる性格の超無口で厳格な観察力鋭いお堅い主人公役で、御本人も感じてた通り連続ドラマ向きではないのではと言う点では、自分も過去のSP版と比較したら一理ある気はしますが、若手刑事を育てる内容と共に、夏ドラマで活躍予定の役者達(赤楚英二君や染谷将太君等)に、これから連続ドラマで起用され演じる心構え的な物を撮影中に観察して習得を・・・的な物もあったのかも・・・と、同世代が囃し立ててたトレンディブーム後のキムタク映画ドラマファン贔屓目の見方をしております。この連続ドラマに関しては、今までのコミカル部分も多いノンフィクション刑事連続ドラマ推しの方は苦手分野でしょうが、厳格で真面目な部分が原作通じてこの作品の魅力ではとも思います。まぁ正直、ドラマの良し悪しも視聴者の浮き沈みに影響する景気が左右されますから・・・コロナ禍も緩和され快楽を求め始める人が増えた今時期には、若干不向きな内容だったのかもしれません。

Pending Train>>こちら地元出身特撮経験俳優二名が活躍されたドラマです。同級生数名も進学した高校に通ってらした地元っ子が頑張る姿を見て観よう・・・的な感じで見始めたドラマでしたが、若干懐かしさを感じる近代建物のない木々が生え盛る場所でのサバイバル感が半端ないドラマで・・・一部の出演者世代を除き、こんな不便な生活もキャンプも経験した事ない世代の、明日生きるか死ぬかのサバイバル環境に陥る面々が鑑賞してて、「ああこういう場合疑うよな」「ここは誰でもそんな行動するよな」と共感できる部分も多く面白かったです。物が溢れ若手人口が減る中、労働者なくとも仕事が回る手段が開発され便利になりつつある今時代に(否、そんな時代だからか?)、よくこんな退廃サバイバルドラマ作ったなぁ~と言うのが素直な感想です。全てが廃墟となり砂に埋まると言う点は「猿の惑星」を思い出しますね。ただこちらは未来へタイムスリップした乗客達が、本来自分達がいた時代から三年後の過去に戻れ、その年に衝突してくる隕石の起動を変える為にやれるだけの事をやりつくし未来を変えるという物語でしたけどね。正直、放送前に内容記事読まず下の画像だけみた時点は、男二人と女一人の三角関係恋愛物かと思ってましたが、確かにそういう要素もありはしましたが、全話通すとそういうのも絡ませつつ、山田裕貴君演じる萱島と赤楚英二君演じる白浜の危機的状況下で生まれた男同士の信頼と友情を物語ってた作品に思えます。出身校同じ先輩後輩バディドラマ、楽しく鑑賞させて頂き光栄でした。何が嬉しいって・・・山田君の役柄がラストに、今現在、一体誰が本当に助けを必要としてるのかが解ってて、好きな子より男の友情を最優先にした点が嬉しかったかも。

ラストマン~全盲の捜査官~>>はいこちら、若手先輩後輩バディのペントレとは異なり、妻娘持ち50代頑張るパパ連バディの異色設定刑事ドラマでした。今まで障害持った方が刑事と言う設定ドラマは無かった為、このドラマは障害者が働ける業種の拡大の可能性を秘めた(既に世界ではそうなってるのか?)、とても新鮮なドラマの感じがしました。公私ともに気心知れた福山雅治氏と大泉洋氏お二人のドラマで、彼等を取り巻く俳優・女優陣も過去鑑賞ドラマで拝見してた面々が多く安心して鑑賞出来ました。驚いたのは声優の津田健次郎氏が心太朗(演:大泉洋氏)の実の父親役で出演されてた事で、獄中にいる男性が津田さんと気付いた時はビックリでした。でも獄中出演だった為に余り出番ないまま終わりかな~と思ってたら、事の顛末が明確になる最終話に出番ありありで、若い頃~老人迄の変わりようの演技に驚きです(元恋人との甘い感じが入り混じった会話術から、凶器持った要潤氏との揉み合い場面に拍手。既に一人前のドラマ俳優)。広見(演:福山氏)と心太朗が兄弟と言うのは、例の肉じゃが場面の心太朗発言で自分も「本当は兄弟?」と思ってたのですが、心太朗の実の父親が犯したと言われる事件を閉じ込めたパンドラの箱には、とんでもない真実が詰まっており、二転三転する設定にそこまで拗らせた設定になってたんだぁ~と脱帽する物語でした。私同様に子もこちら作品を気に入っており、最終回は私以上に滅茶苦茶感動しウルっとしたらしく、子曰く幼少期に真似し捲るほどハマった佐藤健君初主演の渡部篤郎氏との『ビター・ブラッド』に続く、お気に入りドラマになったそうです。今回のドラマで終わりでもおかしくないの最終回ではありましたが、「また来週」の広見の言葉通り・・・続編か映画又はスペシャル版を観たい気はありますね

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