透き通ったきれいな音ですよね。いらいらしているとき、疲れているときでも、聞くと気持ちを落ち着かせてくれる不思議な音楽です。
この曲は「モンゴルメロディー」という題で、モンゴル馬頭琴アンサンブルが演奏したものです。モンゴル馬頭琴アンサンブルは時々日本に来ます。3年前に日本に来たときに私はコンサートを聴きに行きました。すばらしくて、涙が出てきましたね。モンゴルの風が香った感じがしました。私の中で馬頭琴は「馬と風」というイメージです。
皆さんも聞くときっとモンゴルの風を感じることができると思います。時に荒く、時に優しい透き通った風、馬の上で感じる自由の風。そして、未知なる世界が開かれるでしょう。モンゴルの伝統やモンゴル人の暮らし、馬とモンゴル人の密接な関係。
モンゴル人は馬が大好き。国章にも入っています。
馬の歌も多く、
「かわいい茶色の馬で
草原を走るのが楽しい
年老いた母と
一緒にいられるのが幸せ…」などなど、前言った故郷と母の話題と同じくらい馬が出てきます。
馬頭琴の音を聞かせたくて始めた話が馬の話になりました。馬が好きなモンゴル人だからでしょうね。
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