前も言ったように、モンゴル人は天を崇拝し、そして地を敬い、それと同時に地からのぼり天まで届く(上に上にと燃えること)ものとして火を拝んできました。
国旗の赤は、火のように永遠に発展成長していきますようにという意味で、火の赤です。(社会主義時代は革命の赤、革命を起こしたプロレタリアの血の赤と説明されましたが、社会主義時代前から赤はモンゴル人にとって火を象徴する重要な色でした)青は言うまでもなく天です。
そして、国旗の左手にあるソヨンボ。 国章にも入っている(前の記事参照)
国のシンボルとされる“文字”です。17世紀に大1活仏・ザナバザルによって作られた。(活仏については後ほど)
簡単に説明すると、上から火、太陽、月、2つの三角は矢/槍、四角は基盤、真ん中は陰陽(雄雌の魚という説も)、縦の太い線は壁(城)です。太陽と月は天を、矢は敵を倒す、基盤は陰陽を守る不変なもの、“2匹の魚”は目を閉じず国を見張る、壁は強さを象徴しています。
一番上の火は発展を表し、その炎が三つあるのは過去、現在、未来を象徴します。
モンゴル民族の服にも火が生きています。モンゴル帽子 は、上の赤いものは火を象徴しており、火のように上を目指し、成功していくことを意味します。
火はまた家庭を表します。火の元、あるいはストーブ、モンゴル語ではtulgaは家庭の健全を現すものです。結婚式で、花嫁が火を付け、お茶を沸かす儀式を行い、これが、この家の奥さんとなった、という意味を表します。
また、火の神に感謝を、と食べ物の上をささげる習慣があります。羊をさばいて食べる前に、少し切り取って火に捧げる、新年の大掃除の後、バターと酒を捧げ火を灯し、一年の幸運を祈る、などの儀式があります。
火はモンゴル人にとって天と同じぐらい重要なのです。
国旗の赤は、火のように永遠に発展成長していきますようにという意味で、火の赤です。(社会主義時代は革命の赤、革命を起こしたプロレタリアの血の赤と説明されましたが、社会主義時代前から赤はモンゴル人にとって火を象徴する重要な色でした)青は言うまでもなく天です。
そして、国旗の左手にあるソヨンボ。 国章にも入っている(前の記事参照)
国のシンボルとされる“文字”です。17世紀に大1活仏・ザナバザルによって作られた。(活仏については後ほど)
簡単に説明すると、上から火、太陽、月、2つの三角は矢/槍、四角は基盤、真ん中は陰陽(雄雌の魚という説も)、縦の太い線は壁(城)です。太陽と月は天を、矢は敵を倒す、基盤は陰陽を守る不変なもの、“2匹の魚”は目を閉じず国を見張る、壁は強さを象徴しています。
一番上の火は発展を表し、その炎が三つあるのは過去、現在、未来を象徴します。
モンゴル民族の服にも火が生きています。モンゴル帽子 は、上の赤いものは火を象徴しており、火のように上を目指し、成功していくことを意味します。
火はまた家庭を表します。火の元、あるいはストーブ、モンゴル語ではtulgaは家庭の健全を現すものです。結婚式で、花嫁が火を付け、お茶を沸かす儀式を行い、これが、この家の奥さんとなった、という意味を表します。
また、火の神に感謝を、と食べ物の上をささげる習慣があります。羊をさばいて食べる前に、少し切り取って火に捧げる、新年の大掃除の後、バターと酒を捧げ火を灯し、一年の幸運を祈る、などの儀式があります。
火はモンゴル人にとって天と同じぐらい重要なのです。
でも草原の生活で火種はどうしたんでしょうか?
いまはライターでもマッチでもありますが。
太陽の陽をレンズで集めたのか、木をこすり合わせたのか
小さな火種を常に持ち歩いたのか、、、、、?
日本は江戸時代は火打石とか言うものが有ったそうです。
子供の頃の体験で木をこすって火を興しかけた事がありますが途中で止めてしまいました。
その頃は木を摩擦すれば小さな炎が燃えてくるのもだと
思ってましたからいつまで経っても臭いだけの作業がアホらしくなったんですね。