飛鳥野瓦社寺瓦製造 淡生窯業の
飛鳥野日記
達磨窯
先日の日曜日に半日だけですが達磨窯造りに参加してきました
この日は前回まで積んだレンガを奇麗に整える人と
土を運び周りを埋めていく人に分担しての作業になりました。
完成までまだ時間はかかるようですが
楽しみです
陶芸体験 《2》
陶芸体験の続きです。
前回作った作品の仕上げですが まずは 先生のお手本!
「かんな」という道具を使って整えていくのですが
簡単そうに道具を使いこなし あっという間に完成です。さすがです!!
では お手本を参考に挑戦してみましたが
これが見るのと 実際にするのとでは全然違って
こんな場面も・・・ 失敗です。。。
でも何個か練習していく内にそれなりの形のもの
ちょっとうれしい。。。*
すべてで5個の作品の完成(失敗の方が多いですが・・・)
その間約1時間半くらいかけたのですが
部屋の中は『ろくろ』がまわる音だけが流れ
ただただ『粘土』に集中していたせいか時間のたつ早さに驚きです。
日常の生活と違った空間での時間を過ごしたからか
陶芸というものにハマってしまったのかわかりませんが
終わった後は なぜか心が癒されます。
それと帰りの車の中で煙草を吸いながらこんな会話を交わしました。
『陶芸しとる時に煙草吸いたいと全然思わんかったわ』
『そういえば俺もや』と
普段は一日に一箱くらいのペースで吸っているのに
土に触れている間だけはそんな事も忘れてしまいます。
不思議です???
原寸図作成講習会・5日目・
先日行われた原寸図作成講習会の様子です。
テンプレートの作成から始まり
手書きでの原寸図作成と4日間にわったり行ってきましたが
その最後の講習CADの基本操作の授業です。
一通りの基本操作の説明を受けた後は
まず使い慣れる事が大事ということで
自由に基本操作の練習の時間に
5日間とそれほど長くはない講習ではありますが
講習内容はもちろん それ以外の話もいろいろ聞かせてもらえたし
自分たちの何気ない疑問 質問にも快く答えてもらえたりと
充実した時間を過ごさせてもらいました。
この講習を今後に活かせるようにしたいです。
陶芸体験
まず最初に目に飛び込んできたのが登り窯です。
『うわー!すごいっ!!』
と思わず3人とも声がでました。
実際に見たのは初めてですが登り窯とは斜面に沿っていくつかの燃焼室が続き
燃焼温度は最高で1300℃くらいに保たれ約24時間かけて焼き上げるという話でした
下から約20段くらいの階段を上ると登りやっと窯の煙突部分が現れます。
さて陶芸体験ですが
まず2種類の土を錬り合わすのですが
菊錬りという 粘土に含まれている空気を抜くための作業が
『菊錬り3年』と言うだけあって なかなか難しく
しばらく挑戦していたのですが結局最後は
先生の手助けを借りる事に。。。
そしていよいよ ろくろを使っての作業開始です。
まず初心者なので簡単な茶碗作りからですが
指先の使い方でだんだん形が変わっていく
たまらなく楽しい瞬間でした。
まだまだ思ったようにというわけにはいきませんが
それなりに形が出来てくると 自然と興奮してきて
思わず力が入ってしまうという失敗もありましたが・・・
そして もっとも緊張したのが出来た作品を粘土から切り離す瞬間です
これで失敗したらせっかくの苦労が水の泡になってしまいます。
でも何とかいくつかの作品を仕上げる事ができました。
陶芸体験をして改めて もの造りの楽しさを肌で感じることができ
いい経験になりました。
一日の過ごし方
睡眠8時間 仕事8時間 自由時間8時間
この中で
自由時間8時間をどう過ごすかが大事だそうです。
原寸図作成講習会・4日目・
原寸図作成の最終です
棟の断面図を書いてしまうのですが
まず3段積みの熨斗を書き 紐丸 鬼と
どれにしてもテンプレートを作る時点で中心線 基準線を書いておく事を
忘れていたので後で大変な事に。。
頭の中はパニックになりながらも何とか完成。。。
そして 次に断面図から熨斗の高さをだし平面図に移るのですが
時間の都合で残りは家での宿題となってしまいました、
『テンプレート作成も原寸図作成も 平面から断面また断面から平面へと
転回しながら図面を書くのが基本』
これを忘れないようにと言う事でした。
宮大工の話
先週の土曜日に宮大工をしている同級生の所にお邪魔したのですが
お寺や神社などの建築の他に だんじり 神輿などの制作もしているらしく
名刺の裏には水引幕等で見る龍の絵を・・・
神社仏閣 だんじり 神輿にしても自然の木の特製を活かし
また一点ものが多く同じものを作ることはない
だからやりがいのある魅力的な仕事だと。
それにいろいろ話をしている内に
伝統的な日本建築を伝承し地震や台風等の自然災害に耐える建築の知恵をもった
宮大工の人達がいるからこそ何十年 何百年ともつ木造建築が
存在しているのだなぁと感じました。
そして屋根にはもちろん瓦。。。
やっぱりいつまでも残ってほしい伝統です。
原寸図作成講習会 ・3日目・
原寸図作成講習会も3回目の授業に入り
いよいよ実際に原寸図を書くことになりました。
T定規を使って4寸勾配の野路線を引き
前回厚紙に書いた図を使って
桟瓦2枚をまず書いていくのですが
その時に勾配 重なりなどを注意して書くようにの事でした
次に軒瓦のテンプレートを用意し
重なりを調べ書き写すと今日はここまで
次回は棟まで完成予定らしいです。
改めて書き終えた自分の図を見てなんとかそれなりの形になって
とりあえずは ホッと!
私事ですが、決して簡単ではないし まだまだ分からない事だらけ
でも なぜかこの講習会 回を重ねるにつれて楽しくなってきている気が・・・!?
『何故だろう??』と思いながら残り2回の授業も頑張っていきたいです。
確認検査対応勉強会
YCC会による確認検査対応勉強会に参加してきました。
最近よく耳にする言葉ではありますが
恥ずかしながらも あまり理解できていなく
いい機会だと思い参加したのですが
やはり・・・
すべてを理解するのは無理でしたが
例えば学校の授業で「ここはテストに出ますよ」という風に要点である
「これはやっておこう」という事
「これをやっておけば大丈夫」という事を
わかりやすく説明してもらい
早速今日から準備に入りました。
また勉強会終了後にみんなで食事をしながら
YCC会の皆さんから
瓦についてのノウハウ 営業での出来事や難しさ
これからの瓦業界の進む道などの話を聞かせてもらい
非常にためになる貴重な時間を過ごさせてもらい
また みんなのいぶし瓦 淡路瓦に対する熱い思いは
すごいものを感じました。
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