飛鳥野瓦社寺瓦製造 淡生窯業の
飛鳥野日記
キズが
本葺き素丸のプレス開始 すると
「あれ? おかしいぞ??」と下写真の○の部分にキズが
荒地の長さやかたさが変わったりしても
土の動きが変わったりしてこうゆう事がおこったりします。
なんとか修正できましたがこんな失敗はへらせるように
努力していきたいです。
有効利用と無駄
昨日あるテレビ番組で「ごみ処理施設」を紹介しているシーンがあり見ていると
焼却する時に出る蒸気を利用し発電を行い その電気は、工場内で利用
電力会社に送電 またヒートポンプで温水にし温水プールなどの周辺施設に供給
その他 焼却灰は砂状の粒(スラブ)にしインターロキングブロックや道路の舗装の
骨材として再利用されていると紹介されていました。
家庭などから出たゴミを無駄なく有効利用 すごい事だなと思った
次の日・・・
大量のガラ(失敗作の瓦)を処分している自分がいた。
つくずく無駄をしている気分になった。
一日軟禁状態
今日は朝から工場の入り口下水道工事のために大きな穴が
写真は工事が終わってからのもので ふさがっているが朝から夕方5時までは
出入りできない状態 工場内に軟禁状態の一日になってしまった。
ということで工場内行われた一日の仕事を載せます。
2階ではまずは、素丸 本平瓦の荒地出し
素丸のプレス 平のプレス
その他写真は 巴の磨き等 飛鳥野瓦は段付から段無に型を交換のため
アガリ(出来上がり)を見るまでひとときの休息
そのころ一階では 年内出荷予定の木パレットに瓦詰め 瓦くくり等々
こんな感じの仕事が本日行われました。
掛巴の選別
今日は掛巴の選別です。
掛巴は以前説明したように紋に角度が付いています。
それを区別するために 裏に番号をつけてあります。
箕甲に使用する分を A・B(左右) ゴハイに使用する分を イ・ロ(左右)
というふうに それに角度にあわせて順番に番号を書いてあります。
そして紋の所などにキズがないか確かめ
番号順に振り分け適量な本数づつくくり出荷になります。
出荷の際に現場により本数 角度が異なるために巴に書いてある番号だけでは
現場で職人さんがわかりにくいために
どこに どの角度の巴を使うかわかりやすいように図(掛巴角度表)に表わして
瓦につけて納入するようにしています。
助けてくれる一冊のノート
一枚のファックスが届きました。「この紋ありますか?」との内容
しかし過去に何百種類の紋を作っているので すぐに探し出すのは困難
そこで・・・
こんな時は 必殺のノートの登場
内容は今まで作った紋をまとめたもので
一つ一つ紋に番号をつけ紋の名前や現場名その他紋に関することなどを
まとめてありこれを見て探し出します。
また2階にある隠し部屋にはあらかじめ同じ紋様のものは
ふりわけて置いてあり分かりやすくしてあり
探す手間を少しでも省くようにしてあります。
必殺ノートにはもう一つの隠れアイテムを忍び込ませてあります。
それは、瓦の寸法表です。
「寸法を教えて下さい」との電話があった時に
あまり賢くない僕にとっては役に立ちます。
このように、このノート一冊で二役こなしてくれる
僕にとっては貴重な存在です。
今日の仕事
コンテナを積んでいる途中に一本の電話が
「パレット積みで店入れ」とありがたい注文の電話
「おおきにです!」とりあえずコンテナを積み終え
窯の入れ替えに
木のパレットにつ詰め替えです
職人さんが仕事の疲れを癒してくれるように
ダンボールは『ドラえもん』に・・・ ダンボール選びには悩まされます
とにかく2パレット完成! トラックに積み込み開始
リフトでパレットを積み あいているところは
バラ積みで約2時間で完了
でも気がつけば既に真っ暗
とにかく窯に火をつけ今日は終了!
僕の帰りを待っている(ハズ?)家族の元へ帰ります。
ではまた明日。
夏の敵は冬の友
一日の始まり 朝日がかなりの美しさ!!眩しい
今日も一日頑張っていこう ・・・・・でも寒い 寒い
工場の前にある一本の木 先月まで青々としていたが
いつの間にかこんな状態に 見てるだけで寒い 寒い
とにかく工場に入り一番最初にむかうところは、
こいつ(窯)の所 「あったかい」 寒くなるとこいつに会うのが好きになります。
試し中
瓦を交互にしていたのですが 下写真2のように同方向にしてみては?
との意見をもらい試してみました。

何でもないような事ですが 同方向にする方が いざ屋根に上がった時に
仕事がはかどるみたいで

ロープを切り 並べる時に ちょっとした手間を省ければ 数百枚 数千枚
葺く場合に 「時間短縮」につながるみたいです。
本来 飛鳥野瓦(段付、段無)は、屋根荷重の軽減 瓦施工費のコストダウン
という魅力がありますが 更に職人さんが少しでも仕事がしやすくなり
工期短縮につながればと思いしてみました。
ただ まだ現場入れしていないので、結果はわかりませんが

今度試してきます。
淡路島から全国へ

選別され運搬方法によって 小型車(3t車)などに 手積みつる場合は、

金パレットへ

大型車などへパレット積みする場合は

木パレットに梱包します。

ただ工場への入り口が狭いため 大型車への積み込みの場合は、地元の港湾
津井港へ小出しします。 もちろんリフトは当社から乗って行きます。

こうして淡路島から全国へお届けするのです。
飛鳥野瓦 簡単な製造工程の続き~乾燥から焼成~
2階で乾燥した白地は、ハンガーにかけられ 1階までおりてきます。

このハンガーなかなかたいしたもので 数種類(いろんな形)ある瓦にも
対応する頑張りやです。例えば↓

上の写真は 飛鳥野一体軒瓦の白地で 平唐草と軒巴の一体型
飛鳥野瓦(段無)と相性抜群!!

※焼けた画像と施工例

すみません。商品紹介はこれぐらいで
製造工程に戻り 白地たちは、コンテナに積まれ窯の中へ

窯に火を点火


と、これが おおまかな流れです。
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