1945年(昭和20年)8月9日午前11時2分、長崎に人類史上2発目の原子爆弾が投下されました。長崎でも、多くの方がお亡くなりになり、現在も多くの方が苦しんでいらっしゃいます。8月9日は、広島と同じように、平和について考えるよい機会だと思います。テレビや新聞などの報道は、広島ほどではありませんが、式典などの様子が伝えられます。実は、長崎に投下された原子爆弾は、広島に投下されたものとはタイプが違います。長崎の原爆のことについても、いろいろ調べてみてはどうでしょうか。
長崎原爆資料館
長崎原爆資料館
私たち「ヒロシマの子」にとって、8月6日が特別に特別な日であることは間違いありませんが、8月9日、そして8月15日のことにも無関心であってはいけません。
人類は長い歴史の中で「もう戦争はしない」と何度も誓ってきました。おそらく人類にとって「戦争をしない」ということはそんなに簡単なことではないんだろうと思います。
でも、絶対にあきらめてはいけないのです。
自分の子どもが戦争に借り出されるという事態を考えたことがありますか。
そんな日が絶対にこないことを願って、私たち大人は考え、行動しなければなりません。
そして、子どもたちに正しく伝えましょう。
それは、命や人間の尊厳を考えることであり、日常に潜むいじめを防ぐことにつながることと思います。
個人の権利ばかりを主張するのでなく、少しずつ保護者が力を出しあって子どもたちのために何かをする事が、最終的に我が子の幸せにつながっていくのではないかと思います。そして、この小さな積み重ねが平和な世界の実現につながっていくのではないでしょうか。