これは、何をしているところでしょうか?
実は、2000年くらい昔、ローマ帝国時代にガラス工業が盛んだったイスラエル近辺の土地から、古代ガラスを発掘しているところなのです。
小さな頃、発掘や探検に憧れましたが、実際はとても根気がいる大変な仕事のようです。
「ローマングラス」と呼ばれている発掘されたガラスの破片です。
2000年くらいの眠りから呼び起こされたものです。
なんだか、眺めているだけで歴史のロマンを感じますし、エルサレムを含むイスラエルというパワースポットの土地のエネルギーを吸収していそうな雰囲気でゾクゾクしてきます。
日本では運良く発掘できても湿度が高くて、ガラスはボロボロ。反対にエジプト乾燥しすぎてボロボロになってしまうのだそうです。
形が良い状態で残っているものは、博物館で展示されるのですが、こんな風に破片になってしまったものは、それでも稀少なものなので、発掘されたガラスの独特な風合いを生かしたアンティークなローマングラス・ジュエリーに加工されます。
そうすると、こんな風に表面が神秘的なブルーのアクセサリーに仕上がるのです。
これは、「銀化」という自然現象で、2000年以上も地中に埋もれていたものが発掘されて空気に触れたため、ガラスの表面に「パティナ」と呼ばれる独特の非常に珍しく美しい虹色の光沢が現れています。
湿度と乾燥のバランスが絶妙なこの地域のみでしか見られない大変稀少なものだそうで、なかなか手に入らないそうです。
私もペンダントとイヤリングを持っていますが、この神秘的なブルーはカジュアルにもフォーマルにも良く合うので重宝しています。
それに、このガラスを見ていると、いつもこの神秘的な虹色がかったブルーに引き込まれて、歴史の旅に誘われるような気分にしてくますし、なんだか数千年もの間、埋もれていた遥か昔の大地のパワーも感じるような気がしてきて、手元に置いて眺めているだけも楽しいです。
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電話:0263-64-2076 オルマン ルソール