yanの気まぐれ山雑記

山行記や山野草について綴っていきたいと思います。

天山の花たちに逢いたくて…サイヨウシャジン、ヤマホトトギス…

2016年07月21日 | 天山、彦岳山系

 日時…2016年(平成28年)7月20日(水)  天気…曇り、ガス  気温…推定26℃前後(佐賀市最高34.6℃) 

 今日は樫原湿原へは行かないので、のんびりと自宅を出て天川駐車場に9時10分到着。スチレッチを入念に行い9時36分出発致しました。 1台の車が駐車してありました。

 

コ-ス&タイム

天川駐車場(850)9:36→雨山分岐(890)9:51→頂上(1046.2)10:50→稜線を花散策→道標1.1キロ地点から引き返す(993)11:55→頂上12:50~13:10→駐車場13:42   

※駐車場~頂上間は花や風景の撮影時間込みのタイムですのでご参考まで。

 

 

 厳木から天山方面を望む  8:50

 

 

 

天川駐車場を9:36出発  ストック1本借用  山岳部員、山の会員、そして足腰に自信のある方の中には、ノンストックの方が多いように思いますが、私はバランス確保、マムシ、猪対策等の為に必ず利用するにしています。

 

 

登山道の蛇紋岩?  佐世保の小学校の標本石に似ています。  尚天山は蛇紋岩を主体とした山だそうです。

 

 

 右に左に美しい自然林が広がっている気持ちいい登山道

 

 

 やがて雨山分岐に到着

 

 

同上(890)9:51

 

 

オカトラノオ(サクラソウ科)

 

 

 リョウブ(リョウブ科)

 

 

 

登山道の様子  蛇紋岩でしょうか  風化しやすく保水に優れているそうです。

 

 

 

 登山道から天山ダム方面を望む

 

 

頂上直下で花友のタクさんと偶然に出会う。「今日万が一タクさんと出会うことがあったなら、教えて頂きたい花の自生地があるのだけど…」と思いながら登りました。 頂上までもう少しの所で上を見ると一人の女性(その時の印象)の方がおられた。 高度を稼ぐべく歩を進める。頂上がだいぶ近づいてきたので再び頭を上げた。先ほどの場所にも周囲にも誰一人いない。「老人とは話したくないから移動したのかなとばかり思った」ところが右のほうに大きな人影が(視野が狭くなったようです) よく見るとあのタクさんではないですか。 たまげましね。 まさかお会いできるとはですね。 こちらから特にお願いをしていないにもかかわらず、お聞きしたかった花の自生地を次次とご案内して頂きました。 有難うございました。 

 

 タクさんです。

 

 

 アリトウグサ 頂上一帯に広がっていました。

 

 

 ご案内して頂いた後 タクさんは頂上へ引き返えされた。 ご親切に有難うございました。

 

 タクさんとお別れした後 私は稜線を1.1キロ地点まで花散策に歩いてまいりました。

 

 稜線から佐賀平野を眺めるも、雲の影響ですっきりしなかった。

 

 

 

天山へ1.1キロの道標 ここから数m先(下記の写真撮影場所)で引き返す。

 

 

彦岳方面の展望

 

 

 

 

 天山へ0.6キロ道標  背後に天山の頂上が見えています。 遠くに感じましたね。

 

 

 頂上

 

 

 一等三角点(1046.16) 12時50分到着  待望のランチタイム

 展望ですが全体的にはよくなかった。 雲仙、多良山系、黒髪山系等楽しみにしていた展望はガスのために残念でした。  朝方はそれなりによかったそうです(タクさん)

 

 

 頂上から雨山を見下ろす

 

それでは本日出逢った花たちをアップしてまいりましょう。

 

 

 テリハアカハョウマ(ユキノシタ科)

 

 

同上の葉っぱの様子

 

 

同上

 

 

 オトギリソウ(オトギリソウ科)

 

 

    

    アキノタムラソウ(シソ科)

 

     

     同上の葉っぱの様子

 

 

 

 ホソバシュロソウ(ユリ科)

 

 

同上

 

 

 

 

       

      大好きなネジバナ(ラン科)

 

    

    ヤマサギソウ(ラン科)

 

 

 稜線に堂々と咲き誇るコオニユリ  他にも蕾のがあったのでこれからも楽しめそうです。

 

 

 モウセンゴケの花  初めてです。 タクさんも非常に珍しいとお話しされていました。

 

 

 

 

 

 ハンカイソウ(キク科) 山地の草原に稀とのことです。 

 

 

最も逢いたかったサイヨウシャジン(キキョウ科) 

 

 

同上

 

 

 

 

 

 

 

ヤマホトトギス(ユリ科) 逢いたかった花のひとつです。

 

 

同上

 

   

   もうオミナエシ(オミナエシ科)が咲き始めていました。

 

  

  同上

 

 

 カワラナデシコ(ナデシコ科)

 

 

 ランチ後多久方面を眺めるもすっきりしない

 

 

シギンカラマツ(キンポウゲ科) 

 

 

 カキラン(ラン科)  

 

 

 クサアジサイ  開花が楽しみです

 

 

 ノリウツギ(ユキノシタ科)

 

   

   ホソバノヤマハハコ(キク科) も順調に成長していました。

 

山に登った日は「最高の一日でした」が多いのですが、本日はあのタクさんに再会出来て、さらに珍しい多くの花たちをご案内して頂いたので、一番の最高の一日となった次第です。 

来週はイワタバコ、カノコユリ、ノヒメユリ…に逢いに出かけたいと思っているところです。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

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