3年生で、特別支援教室「くぬぎ」の理解授業をしました。
担任の先生とくぬぎ教室の先生で行いました。
授業の流れが、示されていました。
くぬぎ教室について知るために、「くぬぎ教室」〇×クイズをしました。
〇×を確認した後、分かりやすい説明もありました。
みんな、手で〇か×をして答えました。
クイズを通して、くぬぎ教室について知ることができました。
次に、「脳の引き出し」についての話がありました。
脳科学者が、登場しました。そして、「昨日の晩ご飯が何だったか思い出せますか?」と、子供たちに聞きました。すぐ思い出した人もいれば、なかなか思い出せない人もいました。
「思い出す」引き出しの話から、人にはたくさんの脳の引き出しがあることを教えてくれました。
担任の先生たちのロールプレイのビデオを見ながら、「脳の引き出し」の働きについて考えました。計算問題が解けても、文章題が解けない子供が出てきました。
計算問題では、「見る」「計算する」「書く」「思い出す」などの引き出しを使っていました。そして、文章題では、「読み取る」引き出しが開きづらかったことが分かりました。
授業中におしゃべりをしたり、立ち歩きをしたりしてしまう子供が出てきました。
「話す」「動く」の引き出しが開いたままになっているということが出ました。
脳の引き出しは、他にもたくさんあることを教えてくれました。なんと、約140億個もあるということでした。
特別支援教室「くぬぎ」に通う子供は、これらの引き出しを上手に開け閉めするコツを学んでいることを知りました。
くぬぎ教室の学習を体験しました。
「お知らせゲーム」でした。
「1の声」で「2分間」行いました。
ペアになり、一方の人がカードをシートの上に置き、言葉だけで友達にカードを置いた場所を伝えました。
もう一方の人は、指示された通りにカードを並べました。
このゲームで、自分がどの引き出しを使ったかを出しました。「話す」「聞く」「想像する」「伝える」などが、出ました。
その他の学習についても、教えてもらいました。それぞれに、いろいろな「引き出し」が入っていました。
担任の先生から、授業のまとめの話がありました。
「今日の学習で学び取ったこと」「くぬぎ教室の先生への質問」を書きました。
最後に、くぬぎ教室の先生にお礼のあいさつをしました。
理解授業を通して、「特別支援教室とは、どのような場なのか」「どのような学習活動が行われているのか」「話す・聞く・想像するなどの能力(引き出しの開け閉め)には、個人差があること」を理解することができました。