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ピント益路のスポーツ劇場 31 アルペンスキー

2010-01-15 01:04:40 | ピント益路のスポーツ劇場


 大回転(ジャイアントスラローム)

            
            回転(スラローム)

            志賀高原カップ
            撮影:‘82年1月


                昨日バンクーバー冬季五輪のスキー代表選手が発表されました。
       その中に、ジャンプで葛西紀明、37才の名がありました。
       先週1月8日「スポーツ劇場・アクシデント」でジャンプの恐ろしさを伝えま
       したが、葛西選手はもっと酷いアクシデントを経験した人です。
        北欧にはスーパージャンプという競技があります。
       五輪、世界選手権、ワールドカップ等で行なわれるラージヒルジャンプの
       飛距離は130~140mですが、このスーパージャンプはバカでかい
       ジャンプ台を造って、飛距離が200数十mにもなります(バカげてる)。
       それだけに危険は何倍にも増します。
       ‘90年代ヨーロッパ遠征中の葛西選手がこの大会に招待され飛びました。
       飛び出した直後、強い横風を受けてバランスを崩し背中から叩き付けら
       れました。
       先週の「アクシデント」など比じゃない・・・・・。
       全身の関節が逆さまに曲がりながら転げ落ちて行きました。
       誰もが最悪を思いましたが、彼は生きていました。
       ただし、全身数十箇所の複雑骨折を伴って。
       そして誰もが彼の選手生命は終わったと思いました。
        ところがドッコイ。彼は生き返ります。
       1年で復帰して、今まで日本のスキージャンプを引っ張って来ています。
       葛西37才、ガンバレ日本の大ベテラン!

       そして、
       岡部39才(彼の空中姿勢は世界一美しいです)。
       頑張れ日本ジャンプの大黒柱。

       ベテランの頑張りには拍手ですが、若手も頑張れ!
       ガンバレ・ニッポン

                                スポーツバカオヤジ



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