源義経黄金伝説■第34回 2019年02月04日 | 源義経黄金伝説 弓の上手として有名な頼朝は、西行に射組の試合を挑む。賞賛の叫びが、下野の国足利の荘・御矢山競技場にこだましていた。 「西行殿いかがかな、射組の試合はいかがか」 流鏑馬で、2人が合いむかい、お互いの相手を的に打ち合おうというのである。 観客から驚きの声があがって、騒がしかった。 「対戦する相手は、そうよのう、、」 頼朝は、しばし考え、口を開いた。 「そうだ、私がつとめ . . . 本文を読む