ロボサムライ駆ける■第62回
作 飛鳥京香(C)飛鳥京香・山田企画事務所
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■第七章 血闘場(9)
『それは、私が解決しよう』
空洞にいる人々の心に心柱の声が響き渡った。
「おお、心柱さまがしゃべられるぞ」
居並ぶ人々は、古代都市にいる全員が耳を傾ける。
クルトフ、シュタイフの聖騎士団。
山本の率いる反乱ロボット。
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ロボサムライ駆ける■第61回
作 飛鳥京香(C)飛鳥京香・山田企画事務所
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第七章 血闘場(8)
「よいか、反乱ロボットの諸君。今回は大目に見よう。首謀者を出せば全員を許そう」水野が言った。
「そうだ、その通りだ」斎藤が続けた。
「貴様たちも我々人間がいなければどうにもならんのだぞ」
斎藤は憎々しげに言う。
主水は反乱ロボットた . . . 本文を読む
ロボサムライ駆ける■第60回
作 飛鳥京香(C)飛鳥京香・山田企画事務所
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■第七章 血闘場(7)
「反乱ロボットの諸君も鉾を納めていただきたい」
反乱ロボットの方へ向き直り、徳川公は語り掛ける。
「なぜだ」
「君たちの目的は自らの身分制度打破であろう。ゲルマン帝国との戦いが目的ではないはずだ。今のままではゲルマン帝国との戦いになっ . . . 本文を読む